最近、高良山では、麓から車道を兜山方面へ行って帰ってくる、11km~15km程の距離のジョギングばっかりしている。
参道を登り、社殿に額ずき、さらに、奥の院から頂上まで登るというような楽しみ方を、全然していない。
たまには、のんびり石段を登るのもいいだろう。
木漏れ日の石段を登る。
ひんやりとした山の空気が心地よい。
紫陽花園では、数本がまだ花を咲かせていた。
そういえば、ここの紫陽花がちょうど見頃の頃、北海道へ行ってたんだっけ。
今年は、見られないと思っていたけど、お前は待っててくれたんだな。
高良玉垂宮
玉垂命については、書きたいことは山ほどあるが、このブログでは止めておく。
少なくとも、世界遺産に登録される事となった沖の島とその関連遺産群より、遙かに重要であるのは間違いない。
九州王朝の真の解明を待ちたい。
神籠石
鳳山。
空気が澄んでいる秋から冬にかけては、ここから雲仙普賢岳を望むことが出来る。
さすがにこの季節では、陰さえ見えぬ。
奥の院
この裏手からしばらく行くと、山頂へと続く階段がある。
久しぶりに登るぜ。
山頂到着。
自撮りへの苦情は、何度も言うが、受け付けない。
高良大社まで降りてきた。
屋根の柿板葺きが完了していた。
柿板と書いて、「こけらいた」と言うのだそうだ。
こけら落としの、あのこけらだ。
因みに「こけら」は、柿という漢字と似て非なるものらしい。
ただ、PCでは変換できないので、便宜上ここでは柿の字を当てた。
高良茶屋まで降りてきた。
名物の、テングサが干されていた。
これを見たら注文せずには居られない。
「トコロテン頂戴!」
紅ショウガに、さらに摺り下ろした生姜という、思いっきり被ってしまっているトッピングが堪らなく愛おしい。
超久しぶりだ。
頂きまーす。
ズルル
ゴフッ、ゴフッ、ゴフッ!
ここのトコロテンは、最初の一口目は、慎重に啜らなければいけない。
必ずむせ返る事になるからだ。
なんてったって、酢醤油のとんがり方が強烈なのだ。
でも癖になるんだよな。
さて、明日はどこに登ろうかな。