山口県一湯目は大河内温泉・平田旅館です。
今回の湯旅は、夜行フェリーで北九州市・小倉に上陸し
関門海峡トンネルを抜け、山口県西部から東部に向けての湯巡りの予定です。
一湯目は近場でと考えていたんですが、AM5:00という
深夜か早朝か判らない時間帯に小倉港に到着したせいで
どこも開いてなくて。
思い切って下関市豊浦町の大河内温泉・平田旅館まで直行しました。
途中には川棚温泉等メジャーな温泉地がありますが、
時間が時間なもので素っ飛ばしました。
この日は冬の嵐・暴風雨で、雷鳴光る中漆黒の本州西端の海岸線を
ワイパーを最速にしにながら温泉を目指しました。
あまり期待はしてませんでしたが良い意味で裏切ってくれました。
早朝7時からの営業開始に、この荒天なのに「なんで?」ってくらい
ヒトが一杯なんですよ。
聞くと、ご近所の方と旅館宿泊の客のとでいつも混むんだそうです。
中くらいの内湯と隣に一人用の源泉風呂最と
源泉を気化したミストサウナだけのこじんまりとした浴室です。
でもこの湯はとってもパワーがありガツンと来るものがあります。
久々のオンセンパワーを体感できました。
湯上り30分後にその威力を体感するんですよ。
もうダルくって仕方がないんですね。
横になりたくって、次の温泉地に行く予定なんかどうでも良くなるほどでした。
はじめはお湯に浸かっても、肌触りのいい湯くらいにしか感じませんでしたが
サウナのミストを吸入してから温泉パワーを実感しました。
呼吸器系への効果があるらしく軽い湯あたり状態でクラッと来ます。
湯治目的で訪れる人も、温泉に浸かっては上がってゴロ寝しての
繰り返しだそうです。
でも帰るときは心身ともスッキリする美人湯との評判です。
歓楽地でも温泉街でもないホントノ意味での湯治宿の湯です。
個人的にも☆5です。
一湯目からこんなお湯に巡り合えるとは、侮れないぞ山口県!!
大河内温泉・平田旅館
山口県下関市豊浦町宇賀5354
(0837)76-0055
入浴時間 AM7~PM9
入浴料金 340円