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4年前に訪れた大分県南部、石仏で有名な城下町・臼杵市にある
湯治場宿泊時の写真が出て来たのでレポしておきます。
「鷺来ヶ迫」あるいは「六ケ迫」と二通りの漢字標記ですが、
共に呼び名は(ろくがさこ)です。
こちらも、白鷺が傷を癒してる水溜りを
里人が発見という由来が伝えられてます。
[鉱泉場]
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JR臼杵駅から北西に約10㌔、集落の入口にある鉱泉場。
この橋を渡り左手に水汲み場があります。
[湧出壺]
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ここから鉱泉が湧き出てます。
杓と漏斗でタンクやペットボトルに詰めます。
さらに500m奥にある俵屋さんを目指します。
[俵屋旅館外観]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/29/ec30c2f7efa3dbc3117dd337e19e1ca1.jpg)
明治28年開業の鉱泉旅館。胃腸病・糖尿病に絶大な効果を誇る
飲料鉱泉を持つ湯治場として遠方からの湯治客も多いとか。
[玄関]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/8f/3c3c0bf0b6779528aa3fb44e4d2e66c4.jpg)
左手が玄関、正面のれんが浴舎入口。
[鉱泉場祠]
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旅館駐車場脇にある鉱泉場。
湯治客は真っ暗いうちから杓で汲み
この前で黙々と飲み続けます。
[鉱泉口]
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鉱泉は、中央丸い壺と左の四角い枡から湧出。
淵に垂れてる茶色析出物が濃度を物語ってます。
湧出量は極めて少なくチョロチョロ程度で、
10㍑ポリタンを満たすには20分くらい掛かります。
[飲用案内]
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飲用1日に計9合(約1.6㍑)とありますが、
宿泊者はAM4時に起床しAM7時の入浴までに3~4㍑は飲みます。
飲み始めて10分足らずでトイレに急行、その後も水様便になるまで飲泉。
大腸の内視鏡検査時と同じで腸内を空っぽにします。
ここでは飲用コップとトイレットペーパーは必携と先達さんに教わりました。
[旅館内鉱泉口]
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浴舎内の霊鉱泉場。飲用の他に加温して浴用に使用してます。
[成分・効能表]
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成分はここが一番濃いんだそうです。
[浴室内]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/02/f45abda3285faf497eb0643c0737cd49.jpg)
無償透明の鉱泉が加温すると赤出汁の様な色に変わります。
有馬温泉の金泉を連想しました。
[浴室内]
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a2/252b02eb076fef4e1024a3a3fb6cd284.jpg)
判り難いけど右奥の木のドアがサウナ、その傍の浴槽が鉱泉源泉風呂。
[食堂]
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食事時間になると館内放送があり、
朝昼晩と3食共ここで皆さんと頂きます。
[朝食]
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典型的な湯治場宿の朝食。一汁一菜ローカロリーなヘルシーメニュー。
ポットの中にはカフェインレスの温かいほうじ茶が、
鉱泉飲用後は緑茶・コーヒー等のカフェインは厳禁でした。
何にも無い超辺鄙な寂れた湯治場ですが、
案外自分探しの一人旅に向いてるかも...
鷺来ヶ迫温泉・俵屋
大分県臼杵市大字藤河内六ケ迫1827-1
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入浴時間 AM11~PM7(外来入浴)
入浴料金 500円
http://rokugasako.com/