西日本湯旅

西日本限定ですが、バイクや車で結構まめに温泉巡ってます。

四国の麺三連発

2007年11月12日 | ぐるめ&その他
[純手打ちうどんのぶ]

徳島県つるぎ町貞光の道の駅「ゆうゆう貞光」近くにある
半セルフスタイルのこの店のお薦めは、スタンダードに「かけ」と「釜揚げ」

かけ大盛り(300円)を戴いたんですが、
太目の麺とイリコだしのシンプルうどんが絶妙。
懐かしいと言うかホントにうどんらしいうどんって味でした。
多分子供の頃の、素朴なうどんの味を
思い出させてくれたんでしょうね。

ちくわ等の天婦羅やキツネ揚げの追加もほぼ50円と格安、
ネギや生姜・青唐辛子の無料トッピングもあり。

[控えめな店構え]

道の駅駐車場東出口から100mほど東へ、
路地を進み、突き当り一番奥が店。

営業時間はAM9~PM2で、木曜が休み。
しかし昼過ぎに麺が"売り切れ閉店"も珍しくないとか。
2007年4月には穴吹店がオープン、
こちらも昼のみの営業ながら盛況らしい。


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[ネギラーメン小山]           ねぎラーメン 800円

ご覧下さいこの"ねぎの山"、麺はいずこに?

世界唯一青ねぎラーメンの店として名を馳せてます。
スーパーで普通に売ってるねぎの束、これ5束分の量を一杯のラーメンに
惜しげも無く使用。それも自家製無農薬で栽培したもので、
ねぎの高さは丼の縁から11cmというこだわり具合。
う~ん、ここまでやられると...
こぼれたねぎを、無気力に笑いながら箸で拾いつつ
黙々と食べるのみであります。

ねぎラーメン小山
  香川県丸亀市山北町378-3
  (0877)22-7676
  営業時間 土・日・祝のAM11~PM8(平日休み)



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[元祖しょうゆうどん小縣家]

茹でたて麺に大根おろしを載せてツユを掛けて戴く
"しょうゆうどん"の元祖・家元であり、
この店の登録商標でもあります。
行列の出来る店としても超有名です。



         

                 [しょうゆうどん(小)420円]
  
席に着くと、まずオシボリと大根とおろし金が出てきます。
女性の腕ほどもある大根(皮は剥いてある)をこれまた特大おろし金で
ゴシゴシおろしながら丼鉢を待ちます。

程なくして茹がき立ての麺がやって来ます。
おろしたての大根をのっけ、薬味(ネギ・ゴマ七味)をトッピング、
自家製生醤油を懸け最後に酢橘をひと搾りしたら
後は一気に掻き喰らう様に喉越しで啜り込む。

あっさり大根と歯ごたえもっちりの麺、たまりません...
何杯でもいけそう。讃岐の名言通り、やはり"うどんは別腹"

元祖しょうゆうどん小縣家
  香川県仲多度郡まんのう町1298-2
  (0577)79-2262
  営業時間 AM9:30~PM6(毎火曜休み)


香川県の温泉・環の湯

2007年11月11日 | 香川県の温泉
環の湯(たまきのゆ)
国道32号と371号を結ぶ広域農道沿いにある
道の駅「たからだの里さいた」内の温浴施設です。

ここの建屋の配置は風水の原則で作られたもので、
大地と天空のエネルギーを呼び込むように巡る輪の形、
即ち"環(たまき)"になってるそうです。
そう言われてみれば何だか奇抜な建物のような気がしてきます。



[風水に基いた配置設計]

広大な敷地の中には、戸川ダムを囲み「道の駅・物産館」をはじめ、
パークゴルフ場や宿泊研修棟「湯の谷荘」やふるさと伝承館など...



[手入れの行き届いた芝生]
             入口ゲートで500円を支払い、芝生を囲む回廊を進み、
             半地下にある浴室を目指します。


[露天からの眺望も良い]

浴室はバブルジェット付大浴槽とサウナ・水風呂、
また脱衣所を横切り別の出口からは、
眺めの良い露天のヒノキ風呂がひとつ。


[ヒノキの露天風呂]
今回も人が多くて浴室内の写真撮影は無理でした。
露天だけは人が途切れた瞬間にパチリ...

ここは低張性含線礬硫化水素泉とアルカリ性低張性冷鉱泉という
2つの源泉を持ち、それぞれ「黄金の湯」「白銀の湯」と呼ばれてます。
半円になった大浴場は山側が一面ガラス貼りで、
周囲の山々の四季が一望できるのがウリだそうです。

近くには「ニュー・レオマワールド」や「金刀比羅宮」など
ファミリーでの行楽には見所満載のエリアですね。




環の湯
  香川県三豊郡財田町財田上1110-8
  (0875)67-2614
  入浴時間 AM9~PM9
  入浴料金 500円

香川県の温泉・塩入温泉

2007年11月09日 | 香川県の温泉
塩入温泉
ここは昨夜夕食に立ち寄った、高松市内の繁華街「古馬場」の
寿司居酒屋"か○だ"のオバちゃんに教えて貰いました。

温泉好きのオバちゃんとすっかり意気投合、
あちこちの秘湯・名湯の話題で盛り上がり、
是非ここの温泉に入って行けと強く奨められました。


[明るいエントランス]

玄関ホールには産直コーナーが設けられ、
地場採れ米・野菜・果物が所狭しと並べてあります。

フロントで、スタンプ20個捺したら次回無料の入浴券ゲットの
ポイントカードを配布してました。
県外からなんですけど...と、言いそびれてしまって。


[お馴染み"湯"暖簾]

浴室は大浴槽とサウナ&水風呂といったスタンダードなもの。
湯上りには広い和室の無料休憩室で
横になったり思い思いに寛げます。

[成分表示]

地下500mから湧出する天然温泉は、療養泉認定の良質泉で
泉質は弱アルカリ性低張性でとても温まります。
微白濁でぬるつきも仲々の物でした。


「ふるさと研修館」や「ふれあいロッジ」といった宿泊施設を
併設しておりグループやファミリーの利用が多いみたいです。

"か○だ"のオバちゃん、良い温泉紹介してくれてありがと!
また高松に行った時は寄らせて貰いますから...



塩入(しおいり)温泉
  香川県仲多度郡まんのう町塩入718-140
  (0877)78-3363
  入浴時間 AM10~PM8:30
  入浴料金 500円

香川県の温泉・仏生山温泉

2007年11月08日 | 香川県の温泉
仏生山温泉(ぶっしょうざん・おんせん)

第一印象「エーッ、これが温泉...!?」

写真でも解ると思いますが、まるで美術館のような建物なんです。
一言でいうと「アートな温泉」がコンセプトでしょうか?←(ダサい言い方)

平成17年11月にオープンしたこちらの温泉、
レストランや休憩室を備え、小物やアメニティグッズの販売コーナー等も設け
女性好みに仕上ってるんじゃないでしょうか。

夜は夜で、これまたこ洒落たライトアップなどで雰囲気盛り上げーの、
星空を眺めながらの入浴なんでしょうね、きっと。



[アートフルな外観!?]


[脱衣所から露天へ]
坪庭を囲むように半露天風呂(ヒノキやヒバ)
が配され、日当たりと開放感は抜群です。


[休憩所からフロントを臨む]

中も、お洒落なダイニングバーかカフェの様で
少々気後れしてしまいました。

[成分・効能書きもお洒落!?]
泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(療養泉)で、
旧泉名は重曹泉、いわゆる美人湯です。
結構ヌルヌル感が来ます。


[和風竹林庭園っぽい露天風呂]

サウナルームに入ってこれまたびっくり。
「ホットサウナ」と言うらしく、四畳半ほどの部屋で
岩盤浴みたいに枕並べて、寝転んで汗を流すみたいです。
暫らく居たけど、全然温度が上がらなくて寒気を感じ出ました。

ホント、世の中広い!?
世間には小生の知らない温泉がまだまだ沢山あるんですね。

仏生山温泉
  香川県高松市仏生山町乙114-5
  (087)-889-7750
  入浴時間 AM11~AM0(土日祝はAM9~)
  入浴料金 600円
       

徳島県の温泉・奥小歩危温泉 源氏の里

2007年11月07日 | 徳島県の温泉
奥小歩危温泉 源氏の里
ホントに山奥、超レア鄙び系温泉旅館です。

国道32号線から入る枝道が判り難くて何度も行ったり来たり。
よくよく探せば草臥れた消えかけの小さな看板があるのみで。

そこから、吉野川支流の白川沿いに狭い山道を8キロ、
不安になり何度引き返そうと思ったか。


20分ほどで、昔の湯治場風の旅館にようやく到着。
フロントでご主人に400円を支払い早速温泉へ。

[浴室からは白川が...]

温泉は硫黄冷鉱泉で無色透明、僅かに硫黄臭が....
湯船にアヒルの温度計が泳いでたのを覚えてます。

[浴室は冷え冷え、湯は激熱]

加熱湯なんですが、無人のせいか激熱で
浸かると足が真っ赤になってしまいました。

湯上り後、宿のご主人から30分ほど
玄関ロビーで話を聞かせて貰いました。

遠方から常連客が都会の喧騒を逃れてくるらしく、
今は家族経営で何とか食い繋いでるが
この先も経営は非常に厳しいとか。

確かにお湯は良いんですが他には...!?


奥小歩危温泉 源氏の里
  徳島県三好市山城町栗山
  (0883)86-2372
  入浴時間 AM9:30~PM5(要確認)
  入浴料金 400円

香川県の温泉・行基の湯

2007年11月06日 | 香川県の温泉
行基の湯
徳島県から香川県に入り、先ずは"讃岐の奥座敷"と
呼ばれる塩江温泉郷にやって来ました。

国道193号線沿いの、道の駅「しおのえ」傍にある
行基の湯を訪ねました。


奈良時代に功績のあった名僧・行基僧正の発掘と言われ
2000年春のオープン以来、塩江温泉郷の中でも人気のスポットです。



[木製の"行基橋"を渡って温泉棟へ]

手前が道の駅「しおのえ」の駐車場。

[温泉棟の入口]

中に入ると「木戸番」といった感じの受付。

[お馴染み湯暖簾]

男女浴室は週替り

[木製のレトロな脱衣棚]

全体にレトロチック木彫風にまとめ、とても落ち着けます。
浴室内は照明をぐっと落とし隠れ湯的な演出でした。

[露天岩風呂]

残念ながら内湯の写真は撮れませんでしたが、
浴室内の天井は高く、剥き出しの梁が堅牢さを感じさせます。

サウナは石の階段を下りた地下室めいた所にあります。
予約すれば貸切風呂も利用できるとか...
泉質はアルカリ性低張性冷鉱泉で引き湯。

他に「足湯」や、徒歩3分で宿泊棟「行基の宿」へ、
また隣接して休憩処「長屋棟」や食事処「茶房棟」など揃ってます。

家族連れか熟年カップル向けかなっ、て印象でした。


行基の湯
  香川県高松市塩江町安原上東37-1
  (087)893-1126
  入浴時間 AM10~PM10
  入浴料金 400円

徳島県の温泉・ホテル祖谷渓谷温泉

2007年11月05日 | 徳島県の温泉
祖谷渓谷温泉・秘境の湯

徳島県のインパク湯といえばやはり祖谷渓谷温泉でしょう。
知名度的には県内No.1ですよね。

平家の落人伝説で有名な「かずら橋」から車で20分、
断崖絶壁に建つ「小便小僧の像」はこのホテルのすぐ目の前です。

秘境・祖谷の渓谷美に包まれ、
源泉掛け流しの温泉にのんびり浸かる...  
ってのはシーズンオフの平日昼間くらいのもので、
紅葉時期は勿論のこと、
普段の週末でもケーブルカー待ちの長蛇の列が出来ます。
秘境も身近になったものです。


[ケーブルカーに乗り谷底にある露天風呂へ]

距離170m・乗車時間5分で露天風呂駅へ


[すぐ祖谷川に手が届きそう]

お湯は文句無く絶品、単純硫化水素泉という泉質で乳白色。
仄かな硫黄臭と泡付が感じられるすばらしいお湯です。
源泉温は39℃とやや温めでじっくりと長湯向き。
それが毎分1500リットル・1日2000トンという膨大な湯量で掛け流されてます。

[帰りのケーブルカーの時間が気になりノンビリ出来ず]

絶景を愛でる風情を考えると、
お金のことを持ち出すのは無粋では有りますが、
1500円はチト高すぎるのでは...
と言う方には、ホテル内に内湯(500円)もあります。

何はともあれ、
多くの温泉ファンが「5つ☆」推奨する温泉ではないでしょうか?


ホテル祖谷渓谷温泉
  徳島県三好市池田町松尾松本367-2
  (0883)75-2311
  入浴時間 AM7:30~PM5
  入浴料金 1500円(露天)

徳島県の温泉・ふいご温泉

2007年11月04日 | 徳島県の温泉
ふいご温泉

阿波富士と称される、高越山の麓にある
「ふいご温泉」という変わったネーミングに惹かれやって来ました。

ヒステリーや神経衰弱に効果ありと言われる、
「酸性緑礬鉄泉・Ph3」という珍しい泉質ですが、
残念ながら殆んどその成分は体感できません。



[ふいご温泉本館、上に架かるのは高越大橋]



[石彫の看板]


[お馴染み湯のれん]



      [眺望の良い浴室からは滝が...]
      
浴室内に「加温・加水・塩素剤使用・循環湯」の掲示が有り、
ここまで潔いと許す他ないですよねっ、て感じ。

名越峡の渓谷美を一望出来るのが唯一のご馳走かな?

尚、一泊二食付宿泊料は6450円~と、お手頃価格かな...
秋の紅葉シーズンがお勧めですね。



ふいご温泉
  徳島県吉野川市山川町久宗31-1
  (0883)42-4700
  入浴時間 AM10~PM10
  入浴料金 500円






徳島県の温泉・穴吹温泉

2007年11月02日 | 徳島県の温泉
穴吹温泉
ここは「水車の里」と銘打たれた"ログハウス風・浴場宿泊施設"

カーナビのガイド通りに行った道は、第2コースとやらで、
これがまた、林道の様なガードレールの無い急峻な狭隘路を
8k・20分近くも悪戦苦闘。どっと疲れました。

因みに帰路、第一コースは3キロ・6分ほどでした。





[階段上がって2Fが入口]





[2階の食堂で500円を支払って奥の浴室へ]

男女別"暖簾"とマッサージ機...よく見かける光景です。


[浴室]

主浴槽とミストっぽいサウナだけの浴室。
貸切状態でまさに静寂だけが取柄のような所です。
ぼやけてますが写真左奥にミストらしきサウナ室があります。

携帯のアンテナマークも圏外
これといった特徴の無いお湯で早々にお暇しました。



穴吹温泉
  徳島県美馬市穴吹町口山字渕名1028-1
  (0883)56-0025
  入浴時間 AM10:30~PM9
  入浴料金 500円

徳島県の温泉・剣山木綿麻温泉

2007年11月01日 | 徳島県の温泉
剣山・木綿麻(ゆうま)温泉
四国の清流「吉野川」に並行して走る国道192号線から、
百名山のひとつ「剣山」方面へ国道438号を上っていきます。

20分ほど狭路を南へ進み、郵便局を過ぎ
左へ大きく回りこんだ高台にあります。

あいにく台風20号の余波で、ここ四国山脈東部も
早朝から断続的な雨になってます。

AM10時の開場に合わせて来たんですが、
駐車場には既に7~8台の県外ナンバー車が。

券売機で町外者400円券購入し、早速本日の一湯目へ...

浴室に入るなり塩素臭のお出迎え。
内湯は大浴槽と隣に成分不明の薬湯っぽい中浴槽、
2~3人用のサウナと水風呂、あと露天には
定員2人の岩風呂風の小浴槽。

成分はナトリウム塩化物冷鉱泉で、これと言った特徴の無い湯感。

[剣山木綿麻温泉全景]


[駐車場の幟]



[浴室内、左奥の小さなドアから露天へ]

浴室内の写真を撮るには結構勇気とタイミングが必要です。
無人もしくは少人数客の許可を得るか、
或はこちらに背を向け洗髪中に素早くシャッターをきる。
湯気でレンズが曇ったり、予期せずフラッシュが光ったりすると焦ります。

他の温泉サイトなんか見ると
湯面のキラメキまで鮮明な写真が掲載されてますが
どうやって撮影してるんでしょうか、
誰か教えてください。



剣山・木綿麻温泉
徳島県つるぎ町貞光字長瀬127-2
  (0883)62-5500
  入浴時間 AM10~PM9(毎月休み)
  入浴料金 400円