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インドの各地には、バオリー(baori)と呼ばれる階段式の井戸があり、この10世紀に造られたChand Baoriと呼ばれる井戸は、深さ30メートル、13層にわたる階段は3500段もあるそうです。
幾何学模様のように張り巡らされた階段をご覧ください。
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1年中乾燥している地域では深い井戸を掘る必要があり、これだけ大掛かりな井戸が掘られたのだそうです。
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小さな階段で方向転換が多いと、急いでるときはうっかり足を踏み外しそう…、なんて考えてしまうのは忙しい日本の感覚なのでしょうね…。
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この井戸には伝説があって、「幽霊が一夜にしてこの井戸を造り、コインを落とした人が回収できないように、こんなに階段をつけた」と言うものだそうです。いたずら好きの小人みたいなお話ですね。
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四隅に長い階段があったほうが使いやすいのでは?なんて思いましたが、人口の多いインドを考えると、この方が同時にたくさんの人が昇り降り出来そうです。
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インド建築は実用性だけでなく、装飾や遊びのある造形が多いそうです。
宮殿のように豪華絢爛ですが、乾燥した土地では涼める社交の場だったのでしょうか。
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なんだかどちらが上か下かわからない、錯覚の絵みたいですね。
映像はこちら。
YouTube - india, chand baori reservoir
india, chand baori reservoir
上からみると、さらに壮観さがわかります。
Chand Baori well | Oddity Centralより
☆こんなんあるんやぁ!