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汚物は消毒だ~!消毒液を腕から噴射、リストバンド型噴霧器が登場(アメリカ)

2020年06月05日 | 世界びっくりニュース
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消毒液噴射リストバンド
消毒液を噴射するリストバンド image credit:PumPix/kickstarter

 もはや手指消毒はあたりまえの日常となっている。私は携帯用の容器に消毒液を入れ、常に携帯しているが、バッグをガサゴソして取り出すのはちょっと面倒。時に容器がポロっと地面に落ち「逆にやばくない?」ってなったりもする。

 そんな不便さを解消してくれ、尚且つ遊び心すらも満たしてくれる、画期的なアイテムが登場したようだ。

 腕時計のように腕に装着し、ボタンを押すだけで消毒液が霧状になって噴射される、ウェアラブルリストバンドが登場。クラウドファンディングサイト『Kickstarter』で資金支援を求めたところ、目標額を大きく超え、製品化が決定した。





リストバンド型消毒液噴霧器「PumPix」


 コロナの影響により、手指消毒はもはや欠かせない作業となった。カナダのブリティッシュコロンビア州疾病予防管理センターによると、バクテリアやウイルスの80%以上が、手から体に感染しているという。

 家の中ならすぐに手を洗うことができるが、外出中はそれが難しい時がある。消毒液が設置されている場所も多いが、何か触ったらすぐに手を消毒したい場合には、マイ消毒液を持参するのが得策だ。

 だが、その都度バッグやポケットから取り出して、手に吹き替えるという作業は両手もふさがってしまいなかなか面倒だ。

 そこで今回、利便性と効率を考慮して開発されたのが、ウェアラブル消毒液噴霧器「PumPix」だ。

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image credit:PumPix/kickstarter

 「PumPix」は、アメリカ・バージニア州に拠点を置くクリエイターが開発したもので、クラウドファンディングサイト『Kickstarter』で資金支援を募ったところ、目標金額を大きく上回る資金集まり、製品化が決定した。

 PumPixは腕時計感覚で消毒液の装着を習慣化させることもできる。洗練されたリストバンドのような外観と、快適で軽量な付け心地で、自分の手はもちろん、公共の場所や自宅でよく触れる表面に使用できる。

 リストバンドはコットン素材で通気性に優れ、汗を吸収。黄色のボタンをスライドさせると、ポンプ1回分が噴射される。

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 エレベーターのボタン、ドアハンドル、スーパーの買い物用カート、車のドア、スマホのタッチスクリーンなど触れる部分を簡単に消毒できる。

 もちろん、手や指にも噴射してワンタッチ消毒がいつでも手軽に行える。腕から液体を噴射させるとか、なんかちょっとかっこいい。

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image credit:PumPix/kickstarter

満タン状態で100回以上のスプレーが可能


 6.4cmx5cmx1.3cmの容器に最大容量12mlの消毒液を満たせば、100回以上のスプレーが可能となるPumPix。技術的な詳細と利点は、下記の通りだ。

・軽量、重さは35グラム
・何度でも消毒液を補充できる
・使い方が簡単、ボタンを押すだけ
・優れた耐久性
・人間工学に基づいたシンプルでコンパクトなデザイン

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image credit:PumPix/kickstarter

PumPixの使用上の注意点


 当初、消毒液が入った状態で製品を販売することが考えられていたが、発送時に必要書類や法的許可などの手続きが増えることで遅延を生じてしまう可能性が高く、製品には消毒液は含まれていない。

 当たり前のことだが、手指消毒、手に触れるものの表面の消毒以外の目的で使用することは固く禁じられている。

 また、皮膚に有害な塩素系漂白剤を入れたり、複数の洗剤や液体を混合して入れたり、人体に影響を与える液体を入れてはいけない。

 5月31日まではプレセール価格となっており、送料別で29ドル(約3110円)から購入可能だ。まとめて最大25個まで購入することもでき、その場合は55%オフという割安の価格設定となっている。発送は、2020年の8月より開始されるとのこと。

 興味のある人はキックスターターの公式サイトを見てみよう。

PumPiX, A Wearable Companion Against Germs by PumPiX — Kickstarter
no title


 ワクチンが開発され、予防接種が普及するか、集団免疫ができるまでは、第二、第三の波が起こる可能性も否定できないコロナウイルス。もしものことを考えたら持っておくのもありかも。でもそのうち似たような商品もでるかも。

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アイランド・ミステリー。未解決事件、奇妙な現象が報告されている世界10の島

2020年06月04日 | 世界びっくりニュース
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不思議の島
不可解な事件が起きた世界10の島 / Pixabay

 海に浮かぶ島々には人を引き付ける魅力がある。息をのむほど美しい海辺の楽園だったり、エキゾチックな生き物たちが独自の生態系を築き上げていたり、ファンタジーな出会いを予感させる。

 だが、美しい島にも不可解な出来事が起きている。いまだに説明のつか

10. ポテト異物混入事件が続出(カナダ・プリンスエドワート島)



Prince Edward Island, Canada

 2016年、カナダ、プリンスエドワード島でのこと。調理しようとしたポテトの中に、縫い針が混入していたとして警察が呼ばれた。

 2014年にも、この島でとれたポテトに針などの金属製の異物が混入する事件が続いたことがあった。連邦政府が金属検出器に150万ドル、州政府が検査員養成に50万ドルを投じて、ポテトを検査することを約束した。

 この妙な事件の影響を受けた農家は、100万ドル以上の損失を被ったとされる。今日に至るまで、誰が、なぜポテトに遺物を混入したのかわからず、真相は謎のままだ。


9. ハンセン病療養所があった島での強盗事件(スピナロンガ島)


スピナロンガ島
スピナロンガ島 / Pixabay

 スピナロンガ島は、ギリシャ、クレタ島東部にある無人島。かつてハンセン病患者のための最後の療養所のひとつとして知られていた。

 すべての住民が去ったのが1962年で、現在は、ヴェネツィア共和国時代の16世紀の砦やビーチが人気の観光地になっている。

 2018年、夜陰にまぎれて船で島に渡ったり強盗たちが、警備員の部屋にあった金庫から5万ユーロを盗んだ。金庫は電動工具で開けられていたという。

 島には電気がきていないので警報システムは存在せず、宿泊施設もないので、警備員は毎日午後6時半には島を後にする。現在まで、犯人たちは捕まっていない。


8. 廃墟となった幽霊ホテル(バリ島)



ABANDONED Ghost Palace Bali,Indonesia

 「PI Bedugul Taman Rekreasi Hotel and Resort」は、幽霊ホテルとして知られている。90年代に完成したが、その後、打ち捨てられ廃墟と化して、山の尾根筋に陰鬱にその残骸が残されている。一方で、ここで何かがあったという噂が、まことしやかに囁かれている。

 ある不動産開発業者が、強欲ゆえに汚職に巻き込まれ、ついには金を使い果たした。彼の悪行のせいで、ホテルの評判は悪くなり、ついに破産宣告するはめになったと言われている。

 誰もいなくなって以来、幽霊がさまよっているという噂もあり、その幽霊たちは、無理やりホテル建設にかりたてられ、死んでいった労働者たちではないかと信じられている。このリゾートホテルが放棄された真の理由がなんであれ、まだ明らかになっていない。


7. 奇妙な現象が次々と報告されている島(テネリフェ島・スペイン)


バダホス峡谷
バダホス峡谷/iStock

 スペイン、テネリフェ島のバランコ・バダホス峡谷からは、先史時代のグアンチェ族のミイラがたくさん見つかっており考古学的に重要な場所だ。

 この場所では、さまざまな奇妙な現象が報告されている。峡谷のある地点では、夜になると時間が止まってしまったかのように、時計が動かなくなるのだという。

また、峡谷じゅうを飛び回る不可解な光が目撃され、白い装束に身を包んだ背の高い天使のような存在を見たという話もある。

 あるとき、ひとりの少女が果物を探しに峡谷に入り、そのまま姿を消した。いくら探しても、少女の痕跡は見つからず、ついに捜索を断念した。

 ところが、20年後、その少女が突然現れた。20年前に失踪したときから、まるで年をとっていない様子だったという。少女自身は、ほんの数時間の間のことだと思っていて、峡谷へ入ってから20年もたっていることを知り、驚愕していたらしい。

 このニュースが世界中に広がると、バランコ・バダホス峡谷は、アメリカ、マサチューセッツ州の超常現象多発地帯ブリッジウォーター・トライアングルのようだと言われるようになった。

 この峡谷を訪れた人は、本当にべつの世界を見たのだろうか? それとも、ちょっと不気味なただの作り話なのだろうか?


6. ネッシーのようなUMA出現か?(マグネティック島・オーストラリア)



Magnetic Island, Queensland, Australia

 2013年、オーストラリア、マグネティック島のピクニック湾で、怪物のような物体が目撃された。その物体の写真を撮った地元に住むデヴィッド・ヘロンは、ネス湖の有名なあのモンスター、ネッシーに似ていると思った。

 この物体の正体は、2020年現在もわかっていないが、多くは前の週に行われたレース中に沈んだドラゴンボートの残骸ではないかと言われている。

 それでも、ネッシーが水温の低いスコットランドではなく、もっと温かい水域にやってきたという考えに固執する人もいる。


5. 隠者の謎の死(グレートバリア島・ニュージーランド)


グレートバリア島
グレートバリア島/iStock

 1999年6月30日、隠者生活を送っていた51歳のコリン・マイケル・グッドの腐乱死体が、ニュージーランド、グレートバリア島クラシス近くにある彼の自宅で発見された。

 右手はなくなっていて、彼が飼っていた犬の遺骸もそばで見つかった。同年の4月には、最後の姿が目撃されていた。大麻を栽培していたことが知られていたため、1991年には襲われて、金と大麻を強奪されたことがあったという。

 遺体のあった寝室には、2挺のライフルがあったが、グッドは銃で撃たれたわけではないことはすぐにわかった。だが、詳しく検死解剖しても、死因はわからなかった。事件は迷宮入りし、今なお容疑者は特定できていないし、誰も逮捕されていない。


4. 楽園からの失踪(ハワイ島)



CA arrest gives renewed hope in solving Hawaii's decades-old cold cases

 まさに楽園そのものハワイにも不可解な話はたくさんある。古の死者たちが夜中に行進するナイト・マーチャーズ、赤いドレスを着た女の幽霊、ワイキキの首絞めゴーストなどだ。だが、ダイアン・スズキのこの話は都市伝説ではなく、現実に起こった痛ましい未解決事件だ。

 当時19歳のダイアン・スズキは、ハラワに住むダンスのインストラクターで、ロザリー・ウッドソン・ダンスアカデミーで働いていて、レスター・ガンタンという男性とつきあっていた。

 1985年7月6日の土曜日、ダイアナは仕事が終わってから、オアフ島のノースショアへ行く予定にしていた。

 最後のクラスが終わったのは15時。友人が15時15分にダイアナを迎えに来たが、彼女はどこにもいなかった。朝、乗って来た車は駐車されたままで、車のキーやサイフが車内に残されていた。

 娘の失踪を知らされた両親は、アカデミーの外に停めた車の中にこもって、娘が現れるのを待った。すると、デューイ・ハマサキという男が、父親と姉と一緒にトランクを運んで車に乗せるのが見えた。

 アカデミーでカメラマンをしていたデューイが、ダイアナにぞっこんだったのは知られていた。ダイアナが最後のレッスンをしているとき、彼もそこにいた。デューイは尋問を受け、家も捜索されたが、証拠不十分で起訴も逮捕もできなかった。

 5年半後、ダイアナが失踪した日に着ていたものによく似た服が、デューイの父親が経営する養豚場で発見された。デューイ、その父親、姉という容疑者、さらにおよそ100人の目撃者が大陪審の前に連れてこられたが、裁判所は起訴を却下した。

 ダイアナ・スズキの遺体は、いまだに見つかっていない。97年、娘の失踪の真実を知ることなく母親は亡くなったが、捜査はまだ続けられているようだ


3. 海のズボン(バフィン島・カナダ)





 2017年、カナダの北極圏の海にそびえる巨岩が、巨大なズボンに似ているとして注目を集めた。岩の高さは50メートル以上ある。この写真は、ハンターのマックス・カルックが撮影したものだが、ここには夏の間に船でしか近づけない。

 地元のヌナブトでは、イヌクティトット語(イヌイットの方言)でズボンの意味である”Qarlinngua”と呼ばれているが、あまりにも現実離れした光景なので、加工された写真ではと疑われたほどだ。

 カナダの地質学者たちも、こんな岩のアーチはこれまで見たことがないという。神聖ななにかのモニュメントだと信じる人もいれば、観光資源として宣伝に力を入れようと躍起になっている旅行会社もある。

 しかし、どうしてこのような奇怪な岩が長い間、誰にも知られずにそのままになっていたのか、どうにも不可解だ。


2. ホビットのコミュニティ(フローレス島)



Indonesia fossils shed further light on human evolution

 2003年、インドネシア、フローレス島でホモ・フローレシエンシスの骨が発見された。体が小さいため、フローレス島の"ホビット"と名づけられた。

 たちまち、この人骨は初期の人類のまだ知られていない種族のものなのか、病気によって滅びた現代人のものなのか、という論争に火がついた。

 身長わずか100センチそこそこ、脳の大きさも現代人の3分の1しかない。しかし、彼らは肉を食べ、海を越えて何千マイルも旅をしてこの島を住みかとし、手作りの石の道具を使っていた。

 彼らが5万年に存在していたなら、我々現生人類と出会っていたかもしれない。ホモ・サピエンスは、6万5000万年前には、オーストラリアに到達していたと考えられているからだ。

 "ホピット"の起源は、その最後と同様、わからないままだが、彼らが進化の家系図のどこにおさまるのか、そしてなぜ消えてしまったのか、結論は出ていない。


1. 白骨化遺体の入った謎の箱(サンタ・クルス島、ガラパゴス)



The Beauty of Santa Cruz Island (4k)

 ケアリー・Q・スタントンは、1957年にニューヨークシティを後にして、一族の農場のあるカリフォルニア沖のサンタクルス島へ移り住んだ。

 生涯独身を貫き、どこかエキセントリックなところがあったせいか、彼を訪ねて来る者はめったにいなかった。夕食は午後7時半、コーヒーとクッキーは午後8時半、9時にはさっさとベッドに入るという厳格なまでに規則正しい生活を送っていて、たまにやってくる客にもそれを強要した。

 スタントンが死んだのは、1987年12月8日で、島の一族の墓地に埋葬された。遺言で、農場は島全体を監督していた自然保護団体に遺された。

 1990年4月、農場内の小屋の中から金属の箱が見つかった。中からは、白骨化した人間の遺体が出てきた。一緒に、50年代のものらしい義歯、40年代の衣服、第二次大戦以前のダイヤの指輪がおさめられていた。

 骨を分析したところ、戦後すぐに亡くなったらしい年配の女性のものだということがわかった。

 スタントン自身は、この女性の死に関わってはいないようだが、なぜ、女性の遺体が農場内の金属の箱に入れられていたのかはわからない。女性の身元もわかっていない。

References:Top 10 Puzzling Island Mysteries - Listverse/

☆こういう所、全部行ってみたいなぁ!

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中世の弓矢の殺傷力はえげつなかった。銃弾と同等の威力があった可能性(英研究)

2020年06月01日 | 世界びっくりニュース
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中世の弓矢
中世の弓矢の殺傷力がすごい public domain

 中世のイギリスで使用されていた弓矢には驚くべき殺傷力が秘められていたことが、新たなる研究で明らかになったようだ。

 矢には、わざと羽根をつけて時計回りに回転させて敵を射貫くよう計算されていた可能性があるという。弓矢(ロングボウ)に頭を射抜かれた頭蓋骨の分析を行ったところ、その威力は銃弾なみだったという。

 弓矢の性能ももすごいがアーチャー(射手)のテクニックも相当なものだったのかもしれない。

骨まで貫通。中世の武器、ロングボウの威力を検証


 イギリスのロングボウ(長弓)は、敵の鎧をも貫くほど強力な中世の武器だったと言われている。

 とくに百年戦争のアジャンクールの戦いのときは、これが戦に勝利した決定的な要因のひとつになったかもしれない。英エクセター大学の考古学チームの新たな研究によると、ロングボウの矢による傷が、現代の銃創とよく似ていおり、骨までも貫通できるほどの威力があった証拠を見つけたという。

 この研究論文は『Antiquaries Journal』に発表された。
THE FACE OF BATTLE? DEBATING ARROW TRAUMA ON MEDIEVAL HUMAN REMAINS FROM PRINCESSHAY, EXETER | The Antiquaries Journal
https://www.cambridge.org/core/journals/antiquaries-journal/article/face-of-battle-debating-arrow-trauma-on-medieval-human-remains-from-princesshay-exeter/

 これまで、ロングボウが戦闘でどれほど効果があったかについて、研究者たちは繰り返し議論を重ね、レプリカを使った再現実験も何百回と行われてきた。

 エクセター大学のオリバー・クレイトン教授ら研究チームによると、矢は完全に安定せずに回転がかかった状態で飛ぶため、戦闘員が負う傷の形状に影響するはずで、分析すれば、さまざまな議論に決着をつけるための骨学的証拠の重要性がわかるという。

頭蓋骨に刺さった中世の矢
イングランド、エクセターにある中世のドミニコ会修道院墓地から発掘された頭蓋骨に残された傷穴の挿入口の復元
image credit:Oliver Creighton/University of Exeter

戦闘犠牲者の埋葬地で発見された矢じりによる外傷の証拠


 中世の墓地の遺骨から、武器でつけられた暴力的外傷の直接的な証拠が見つかるのはまれだが、よく知られた歴史的な戦闘犠牲者の大量埋葬地は例外だ。

 埋葬地の遺骨は、兵士たちがどのようにして戦い、殺されたのか、どんな武器が使われ、どのような傷を負って死んだのか、どんな武具を身に着けていたのかなど、中世の戦争の現実について有益な情報をもたらしてくれる。しかし、とくに、矢じりによる外傷の証拠は、めったにおめにかかれない。

 今回の研究で調べた22の骨の破片と3本の歯からは、外傷の痕跡がはっきりとわかった。これらの骨はすべて、ショッピングモール建設に先立って、1997年から2007年にかけて発掘されたエクセターのドミニコ会修道院墓地跡から回収されたものだ。

 1232年に建設され、1259年に正式に献堂されたこの修道院の墓地には、裕福で地位の高い俗人も埋葬されていたという。

 とくに、修道院の北側の身廊下には、無数のバラバラの遺骨が埋まっていて、頭蓋骨や手足の骨など、さまざまに違う時代のものが混在していた。中世の埋葬地にありがちだった、後世の墓地が挿入された形になっていた。

 22の骨の中に、右目の上から頭の後ろにかけて貫かれように穴のあいた頭蓋骨がある。研究者たちは、矢が時計まわりに回転しながら命中し、頭蓋を砕いたのではないかと考えている。

弓矢による頭蓋骨損傷
右目の上から頭にかけて貫かれた矢 image by:Oliver Creighton/University of Exeter

銃の弾丸と同じ回転をする矢


 中世の矢には羽根がついていたため、放たれた矢にスピンがかかり、空中を飛んでいる間により安定し、正確にターゲットを目指したと推測される。 これが、矢に羽根をつけてわざと時計まわりの回転がかかるようにした、初めての証拠かもしれない。

 注目すべきは、現代の銃の製造者も、発砲された弾丸が時計まわりに回転するように銃を作ってきたことだという。さらに、矢柄が頭蓋骨に刺さり、それを正面から引き抜いたためか、よけいに損傷が大きくなっている例もあるという。

 矢じりは、四角錐、もしくはダイヤ型をしたボドキンタイプで、当時の戦争で使われていた一般的なものだった。 

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image by: image by:Oliver Creighton/University of Exeter

 右の脛骨の上近くにもうひとつ穴があいているものもあり、矢が後ろからふくらはぎの肉を貫ぬき、骨で留まったことがうかがえる。大腿骨にも矢でかすったような傷が見られたが、これは、刃のついた道具によるものらしいという。

右の脛骨を貫いた矢
右の脛骨を貫いた矢 image by:Oliver Creighton/University of Exeter

 この頭蓋骨と脛骨、大腿骨は同じ犠牲者のものかもしれない。

最初に頭に受けた傷が致命傷になり、犠牲者がうつぶせに倒れたとき、続いて脛骨、大腿骨をやられたというシナリオが考えられる。

しかし、これはあくまで推測で、武器の進入角度を説明するだけのもので、犠牲者が立っていたのかどうかの説明は難しい。あるいは、犠牲者は馬に乗っていたか、高い場所に立っていた可能性もある

 これらの結果は、中世のロングボウの威力に対する我々の理解や、考古学的な記録における矢の傷をどう認識するか、戦闘の犠牲者がどこに埋葬されたか、などに大きな影響を与えると、クレイトンは語る。

中世の世界では、目や顔に矢を受けて死ぬことは、特別な意味があった。聖職者が、目に矢を受けた傷を神の定めた罰だとみることもあったのだ。

1066年のヘイスティングスの戦場で、目を射貫かれて死んだハロルド二世がこれに納得するかどうかはわからないが、我々の研究は、矢によってつけられたこうした傷の恐ろしい現実に焦点を当てている
References:archaeologynewsnetwork / arstechnicaなど/

☆命中率はどうやったんや!

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