「1/f」ゆらぎにこそ、私たちがテーマとする「感じ良いくらし」のヒントがあるのではないかと思いました。
私の大和ごころを志しての旅は「ミロク文明」ミロクの世を地の上に現す方向性。
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色、 空(くう)の空間には波動、振動が存在する・・観点の参考資料
*ゆらぎのふしぎ
「気持ちがゆらぐ」「決意がゆらぐ」など、"ゆらぐ"という言葉にはあまりいいイメージがありません。ぐらぐらとして、定まることのない不安定な感じがするからでしょうか。
ところがこの「ゆらぎ」、私たち生命にとっては必要不可欠なものだとか。人間が自然を心地よく感じるのも、自然界のいたるところに含まれるゆらぎに由来しているようです。
ゆらぎって何
たとえば定規を使ってきれいに直線をひいたとします。どんなにまっすぐにひいたつもりでも、顕微鏡で拡大して見れば、その線にはわずかなずれやゆがみが生じています。三角形や円についても同じこと。
この世には完璧な図形というものは存在せず、実際にあるものはどこかが不完全で、微妙にゆらいでいるのです。
「自然界に存在するもので、じっと静止しているものはありません」というのは、ゆらぎ研究の第一人者である東京工業大学名誉教授の武者利光さん。自らの著書の中で武者さんは、ゆらぎをはっきり定義するのは難しいと前置きしたうえで、「ものの変化、そしてその変化が不規則な様子」それが「ゆらぎ」だといっています。
自然界は物理の法則に従って規則的に動いています。もし、すべての事柄が完璧に法則どおりに動いていれば、将来の動きは寸分たがわず予想できるはず。でも、現実の世界は、図形の例で示したように完璧ではなく、微妙なゆらぎを含んでいます。
そのために未来が予想できなくなるのです。ゆらぎで重要なのは、この「予想できない」というところだと武者さんは述べています。
心地よい1/fのゆらぎ
ひとくちに「ゆらぎ」といってもいろいろな種類あるそうで、音でいえば、メトロノームのように規則的にゆらぐものもあれば、放送終了後のテレビの雑音のようにザーッと不規則にゆらぐものもあります。そのゆらぎ具合を表すものが「f」という周波数。
「1/√f」「1/f」「1/f²」「1/f³」などありますが、この中で最も人に心地よく感じられるのが「1/f」ゆらぎ(エフぶんのいち ゆらぎ)だそうです。なぜ「1/f」が心地いいかというと、このゆらぎは適度に人の予想を裏切るから。ゆらぎ方に規則性がありすぎると、単調になって飽きてしまいます。
逆に規則性が乏しいと、意味のない騒音のように不快に感じられます。ある程度規則性があって予想はできるものの、完全に予想はできない、それが「1/f」ゆらぎの特徴なのです。
たとえば浜辺に打ち寄せる波は、一定のリズムを持っていますが、完全に同じリズムではありません。たたみかけて来ることもあれば、ときおり間が空くこともあります。頬を撫でるそよ風も同じ。ある程度の規則性を持ちながら、ふっと止んでみたり、強く吹いてみたりするのです。
その予想の適度な裏切りを、人は心地よく感じるのです。
人の体もゆらいでいる
外界にある自然だけではなく、人体、つまり自らの体もゆらいでいることを武者さんは研究で突きとめました。心電図で記録した心拍数を分析したところ、ものすごくきれいな「1/f」ゆらぎが現れたそうです。
また、法政大学の八名(やな)教授の実験によると、人の目の焦点は一定のところに止まらず、いつもふらふらと前後に動いているのだとか。その焦点の動きも「1/f」ゆらぎに近いのだそうです。
小川のせせらぎ、草原をわたる風、きらめく木漏れ日、小鳥のさえずりなど、自然界にある「1/f」ゆらぎと同じものが、私たちの体内にもある。それゆえ「この体のリズムのゆらぎと同じ性質をもったゆらぎを外部から刺激として受けると、『快適だ』と感じるのではないか」と武者さんは述べています。
ゆらぎのやすらぎ
そしてまた、見た目の美しさや肌触りなども「1/f」ゆらぎと無関係ではありません。その一例が、木の木目。カットした木材に木目が現れるのは、年輪があるからです。年輪は幾重にも重なりあった美しい同心円。でも、よく観察するとそれぞれの年輪の幅には微妙な違いが見られます。その年の気候によって木の生長する速さが異なるためです。
武者さんが分析したところ、木目の配列にもやはり「1/f」ゆらぎが見られたとか。木目を活かした建築物や家具に囲まれるとなんとなく気が休まるのはこのためです。
木目だけではありません。手織りの生地にやさしさを覚えるのも、人工的な調味料より自然の出汁にうまみを感じるのも、手梳きの和紙の風合いに魅力があるのも、作家の焼いた茶碗に深い味わいが見いだせるのも、その奥底に「1/f」ゆらぎが隠れているから。私たちの先人はこのことを無意識のうちに悟ったうえで、自然の心地よいリズムを取り入れながら、暮らしを紡いできたのでしょう。
予想できそうで、予想することがむずかしい、意外性を含んだ規則的な動き。「1/f」ゆらぎがなぜこの世に存在するのかは、まだわかっていないそうです。
しかし、この未解明のふしぎな「1/f」ゆらぎにこそ、私たちがテーマとする「感じ良いくらし」のヒントがあるのではないかと思いました。
* 1/fゆらぎとは|心地よさとの関係
空間情報クラブ 記事全文 https://club.informatix.co.jp/?p=1994
1月 23, 2013
「ザー」という音にも違いがある
放送終了後のラジオから聞こえる「ザー」という音、降りしきる雨の「ザー」、雪解け水が川に流れるときの「ザー」。文字で書くと同じですが、それぞれが空間に与える印象は違います。
喫茶店で人を待つときも、白い壁を見るしかない場合と、そばに熱帯魚の水槽がある場合とでは、時間が流れるスピードも違うように感じます。
なぜラジオの「ザー」はうるさくて雨や川の「ザー」はうるさく感じないのでしょうか?
なぜ熱帯魚のいる水槽は、見る人の心を穏やかにするのでしょうか?
癒しやリラックスと1/fゆらぎ
自然界に存在するものには、必ず「ゆらぎ」があります。一定に見えても、厳密には一定でありません。
つまり、ゆらぎのない自然物はないということです。
ゆらぎが大きいと意外性・突発性が高く、次に何が起こるか分からないので人は不安になります。逆にゆらぎが小さすぎると、安心ですが単調で変化がないので飽きてきます。
1/f(えふぶんのいち)ゆらぎは、規則性と突発性、予測性と逸脱性が適度に組み合わさったゆらぎで、居心地のよい空間と情報を与え、人の心を落ち着かせるといわれています。
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数fに反比例するゆらぎのこと。ただしfは 0より大きい、有限な範囲をとるものとする。(出典:Wikipedia)
ゆらぎの歴史
ゆらぎについて物理的、数学的観点からざっとおさらいしておこうと思います。
『自然界に存在する「ゆらぎ」が発見されたのは、ほんの80年ほど前。電気的導体に電流を流した時の抵抗値が一定にならず、不安定に揺らいでいることによる。
光、音楽、電気信号など波長を持つもの、また蝶、魚、風、炎など動くものは、その波形や軌跡をフーリエ変換により正弦波の和に分解できる。
複雑な波形も、周波数(f:振動の多さ)やパワー(P:振動の幅)の異なる大小さまざまな正弦波が合わさったものであることがわかる。
これを周波数の小さい順に並べた時、パワーが傾き45度のきれいな反比例になるものを1/fゆらぎを持つ、という。
つまり、高音や動きの素早いものはパワーが小さく、低音や動きの鈍いものはパワーが大きく、しかもまんべんなく配分されている波形や動きが、1/fゆらぎを持つものの正体なのだ。』
モーツアルトと1/fゆらぎ
1/fゆらぎがあるといわれるモーツアルトをあらためて聴いてみました。
不要なものを捨ててきれいに片付いた室内にモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークが響いたとたん、空間が安心感に包まれ、リラックスした気分になりました。
1/fゆらぎは別名「ピンクノイズ」とも呼ばれていますが、そのあたりにも秘密がありそうです。
さて、1/fゆらぎを持つものを眺めたり聴いたり感じたりしていると、必ず時(とき)を忘れます。
暖炉や焚火の火、ろうそくの炎、星の瞬き、小川のせせらぎ、波が打ち寄せる音、木々のそよぐ音。それら1/fゆらぎに触れていると時間を忘れます。
1/fゆらぎに、その対極ともいえる「規則正しく刻んでいる時間」を忘れる効果があるとは、何とも不思議です。
その効果を利用して、待ち合わせが多いロビーや喫茶店には熱帯魚の水槽が置いてあるのでしょう。
ゆらぐと困るもの
文明が進化すればするほど、人はゆらぎを排除しようとしているように見えます。
手作りから工場生産での規格品へ。野菜も大きさをそろえて出荷。森を伐採して公園にし、等間隔で街路樹を植える、など。
大量生産や工業規格などによって作られる人工物は、いかにゆらぎ(規格外)をなくすかに努めています。
日常生活でゆらぎがあると困るものの代表は「階段」。たまに最下段だけ微妙に段差が違う階段に出会うと、つまずきますよね。
定規や秤などの計測器もゆらぎがあっては困ります。
時間の刻みにはゆらぎがありません。しかし、天体の軌道運動をはじめ、宇宙を形成するあらゆる分子の動きにはゆらぎがあります。
時計は、これら天体が本来持つ小さなゆらぎを修正して人工的に刻ませているのです。
ゆらぎのメカニズムがわかれば、人工的にゆらぎを作ることもできます。街路樹を1/fゆらぎの間隔で植えたり、シンセサイザーで完璧な1/fゆらぎ音楽の作曲もできます。
しかし、1/fゆらぎを持つものが必ずしも心地よいとは限りません。時と場所、状況によっては鳥の声や風鈴がうるさく感じたり、風や波の音が気になって眠れないこともあるでしょう。
人が空間から受け取っている情報は一方通行ではない、ということをここでも感じます。
黄金比と同様「何だか心地いい」と思うものが、結果的に1/fゆらぎを持っているのかもしれませんが、逆は必ずしも真ではありません。
モーツアルトやバッハも、1/fゆらぎを計算して作曲したわけではありません。天才の彼らは、美しい、心地よいと感じる内的な衝動に駆られて曲を創り、その結果1/fゆらぎになったのです。
1/fゆらぎが心地よいのはなぜ?
人間の心拍リズムにも1/fゆらぎがあるといいます。
正常に動いている心臓は単に規則正しく鼓動を打っているのではなく、1/fゆらぎを持って人間の生命を営んでいるのです。
脳波のα波の周波数ゆらぎに代表される生体のリズムもそうですし、そもそも人の神経細胞が発する生体信号の電気パルス間隔は1/fゆらぎだそうです。
やはり黄金比と同じく、人が心地よいと感じる原因には、生体に埋め込まれた情報が関係しているようです。
1/fゆらぎは宇宙万物の集団の動き方の根本法則のようなものらしいとされていますが、その根源はいまだに謎です。
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色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
空(くう)の空間には波動、振動が存在する
『般若心経』は効能書きで、唱和する事で呼吸が調い気持ちが安らぐ・・・だけかも。
第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行は覚醒はでき無い。
私が般若心経を縁あるグループと唱和する事があれば最後の「マントラ」はこうなります
羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提娑婆訶
原語は「ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー」
「有音、縁者との唱和・・ガテー ガテー パーラガテー パーラサンガテー ボーディ スヴァーハー ヒイ(陽の意に乗り和ス)
此処からは完全呼吸法とミロク心呪、無音で心の中で唱える
【スバハヒイ】
根源【ス=ミロク三位三体の太御神様】の大発明【バハ=ビックバンの波動】により、一つの粒子が時間と空間の振動として考えだされた時、それはたった一つの粒子であり、しかし無数の粒子でありました。
粒子【ヒイ=素直な霊人(ヒト)の意・位】とは空間の特殊ポイントにおける振動であります。
無数の粒子が一斉に発明で考えだされたわけです。
そしてこれらの粒子の振動波がお互い干渉しあって、干渉縞の彩りが、私達の認識している宇宙【スバハヒイ】であります。
・完全呼吸法とミロク心呪
【ナアモウ】で腹式呼吸
【マハア】で胸式呼吸
【マ】で鎖骨呼吸で息を吸い止息する
【ヒトラアヤ スバハヒイ】で息を吐いていき止息(しそく)あるいは留息(りゅうそく)
15秒~20秒での一息を志す~繰り返す~・・・繰り返し~第四の観点で正しい視点、正しい観点の実行を志す、結果幸運を創造して行く事に成る。
呼吸法のどんな方法も、【吐く息に時間を掛ける】ことが共通しています。
長息は長命、短息は短命と言われています
*般若心経とミロク心呪 記事一覧
つづく
生【イ】かして頂いて ありがとう御座位ます【ス】
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