三島町観光協会(観光交流舘からんころん)

三島町観光協会の旧ブログ(平成23年4月~平成26年11月)です

復興プロジェクト視察

2011年12月03日 | 日記
12月1・2日と2日休みをとり、宮城県・岩手県で被災地復興に取り組んでいる団体を訪ねてきました。
みなさんにご紹介いたします。




岩手県宮古市『宮古市若年者復興支援センター』の中村さんや地元の方から3.11当日の状況や、被災地を案内していただきました。
また、仮設住宅にいる方々が仮設にこもらず集える居場所作りの一環として始まった“宮古さをり織り復興プロジェクト”を見学。
作った製品は販売し仮設住宅に住まれる方の仕事を生み出すことも見据えています。





大槌町の『おらが大槌夢広場』の事業の一つ、地元の郷土料理を提供する“おらが大槌・復興食堂”。
ここでは大槌のおばあちゃんたちが津波で破れてしまった漁で利用する網を捨てるのではなく、その網を使ったかわいいミサンガを販売していました。
そのアイデアが素晴らしく、食堂で働くスタッフの方々の活き活きさもまた素晴らしかったです。





気仙沼市で仮設住民支援をされている『NPO法人とちぎボランティアネットワーク』の拠点で、復興支援の活動内容を伺いました。
そして気仙沼市の中心地を見学。





陸前高田市では『NPO法人NICE』が震災後から復旧活動を行い、先日からHSBCと協働で“陸前高田子ども支援プロジェクト”を始めています。
今回は時間が足りなく現場へは行けませんでしたが、いつかはお話を伺いたいと思っています。


岩手・宮城県の被災現場を初めて目にし、地元の方から当時の状況を聞き、復興へ向けての活動内容、そして直面している課題を聞くことができ充実した2日間でした。
直接は当観光協会と関係ありませんが、復興へ向けて活動されている方たちを簡単ではありますが紹介したくブログに書いてみました。