「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」を観てきました。私は今回もIMAX3Dで観ました。その映像は他の追随を許さない緻密さと、圧倒的な迫力と存在感で迫ってきました。通常のスクリーンより大きなIMAX3Dの大画面映像と音響の中、2時間半を超える長い映画でしたが、最後まで飽きることもなく観れました。
こう言う映画は、余りドラマチックなストーリー性を求めなければ、最新のVFX映像で映画の醍醐味を存分に楽しめると思います。前作の『トランスフォーマー/リベンジ(2009年)』では悪ふざけが過ぎて評判ガタ落ちだったので、その「~リベンジ」の"リベンジ "を果たすべく、最高の完結編を作る事に心血を注いだと思うマイケル・ベイ監督。以前、インタビューでベイ監督自ら「前作は駄作だった」と認めたらしい。そして、今回のシリーズ完結編となる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、デジタル映像否定派だったベイ監督が、スピルバーグ監督や「アバター」のキャメロン監督に説得されて、全編フル3D映像での公開を決めた渾身の1作です。
私はこう言うジャンルの映画が好きです。この映画はロボットたちに生命が宿っているだの、機械同士の友情だの、レガシーだのと、普通では有り得ない設定ですが、私は、今回もしっかり機械生命体に感情移入全開で観ていました。(^^ゞ たまに書いていますが、"映画は非日常を楽しむ物、荒唐無稽なストーリーは当たり前!" と言う事です。それをいかにリアルな世界と繋げられるか!?が、その映画を受け入れられるか、受け入れられないかのポイントです。今回のストーリーの導入部分は、正義のオートボットと悪のディセプティコンという機械生命体同士の全面戦争から始まり、アメリカの歴史に刻まれた40年前のアポロ11号の月面着陸の模様と、ジョン・F・ケネディ大統領など当時の実写ニュース映像を映しだします。誰もが知っているノンフィクションの歴史的事実と、フィクションである?政府の陰謀と、その歴史の謎に、トランスフォーマーのロボット戦争を上手く絡めて二つの世界を繋げていたと思います。
ストーリーは二の次で良いとは言え、導入部分の「スター・ウォーズエピ3」ばりの戦闘場面から、月に隠された謎めいた部分がどう解明されるのかと、ちょっとストーリーに本気を出したのかと期待しだしたら・・・、いきなりの就活中シャイア・ラブーフが相変わらずのグダグダ感いっぱいで登場と、その後の(多分お笑い担当)両親とのお約束のアメリカンな会話で盛り下がりました。何も両親との世界基準で笑えないお笑いシーンを入れなくても、せっかく元捜査官シモンズ役のジョン・タトゥーロや、大企業の副社長役のジョン・マルコヴィッチを出しているなら、それだけで十分だったと思う。それと、前2作のヒロインだったミーガン・フォックスがマイケル・ベイ監督を「撮影現場では独裁者だった!」などとヒトラー呼ばわりして、ベイ監督を通り越してユダヤ系アメリカ人のスピルバーグ監督を怒らせちゃったので降板となったようですが、やはり、新ヒロインのカーリー役の女優さんはバービー人形のようで、そこで動いているだけって感じでイマイチでした。
後半の映像は、これでもかの迫力の3D映像満載で目が覚めます。って言うか、あの3Dメガネかけながらですが、余りになめらかな違和感のない3D映像だったので、途中、シャイア・ラブーフと両親や、彼女のくだりや、就活シーンで寝そうになっていたんです。ちょっと寝たかも!?(苦笑)まぁ、それほど3Dが自然で普通の感覚で観れたと言う事ですよ。すごいVFXの進歩だと思います。総合的には大満足で面白かったです。
いつもご訪問ありがとうございます。
こう言う映画は、余りドラマチックなストーリー性を求めなければ、最新のVFX映像で映画の醍醐味を存分に楽しめると思います。前作の『トランスフォーマー/リベンジ(2009年)』では悪ふざけが過ぎて評判ガタ落ちだったので、その「~リベンジ」の"リベンジ "を果たすべく、最高の完結編を作る事に心血を注いだと思うマイケル・ベイ監督。以前、インタビューでベイ監督自ら「前作は駄作だった」と認めたらしい。そして、今回のシリーズ完結編となる「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は、デジタル映像否定派だったベイ監督が、スピルバーグ監督や「アバター」のキャメロン監督に説得されて、全編フル3D映像での公開を決めた渾身の1作です。
私はこう言うジャンルの映画が好きです。この映画はロボットたちに生命が宿っているだの、機械同士の友情だの、レガシーだのと、普通では有り得ない設定ですが、私は、今回もしっかり機械生命体に感情移入全開で観ていました。(^^ゞ たまに書いていますが、"映画は非日常を楽しむ物、荒唐無稽なストーリーは当たり前!" と言う事です。それをいかにリアルな世界と繋げられるか!?が、その映画を受け入れられるか、受け入れられないかのポイントです。今回のストーリーの導入部分は、正義のオートボットと悪のディセプティコンという機械生命体同士の全面戦争から始まり、アメリカの歴史に刻まれた40年前のアポロ11号の月面着陸の模様と、ジョン・F・ケネディ大統領など当時の実写ニュース映像を映しだします。誰もが知っているノンフィクションの歴史的事実と、フィクションである?政府の陰謀と、その歴史の謎に、トランスフォーマーのロボット戦争を上手く絡めて二つの世界を繋げていたと思います。
ストーリーは二の次で良いとは言え、導入部分の「スター・ウォーズエピ3」ばりの戦闘場面から、月に隠された謎めいた部分がどう解明されるのかと、ちょっとストーリーに本気を出したのかと期待しだしたら・・・、いきなりの就活中シャイア・ラブーフが相変わらずのグダグダ感いっぱいで登場と、その後の(多分お笑い担当)両親とのお約束のアメリカンな会話で盛り下がりました。何も両親との世界基準で笑えないお笑いシーンを入れなくても、せっかく元捜査官シモンズ役のジョン・タトゥーロや、大企業の副社長役のジョン・マルコヴィッチを出しているなら、それだけで十分だったと思う。それと、前2作のヒロインだったミーガン・フォックスがマイケル・ベイ監督を「撮影現場では独裁者だった!」などとヒトラー呼ばわりして、ベイ監督を通り越してユダヤ系アメリカ人のスピルバーグ監督を怒らせちゃったので降板となったようですが、やはり、新ヒロインのカーリー役の女優さんはバービー人形のようで、そこで動いているだけって感じでイマイチでした。
後半の映像は、これでもかの迫力の3D映像満載で目が覚めます。って言うか、あの3Dメガネかけながらですが、余りになめらかな違和感のない3D映像だったので、途中、シャイア・ラブーフと両親や、彼女のくだりや、就活シーンで寝そうになっていたんです。ちょっと寝たかも!?(苦笑)まぁ、それほど3Dが自然で普通の感覚で観れたと言う事ですよ。すごいVFXの進歩だと思います。総合的には大満足で面白かったです。
トリビアです 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』は、キャメロン監督から協力を得て、『アバター』で使用された最先端の3Dカメラを使用した。ほとんどのシーンを全米ロケで実写3D撮影している。 1960年代の米ソ宇宙開発競争と絡めたストーリーで、69年7月20日のアポロ11号月面着陸が描かれているが、このとき、ニール・アームストロング船長とともに月面に降り立ったエドウィン・オルドリン操縦士が、本人役として現代のシーンに登場。政府高官と正義のトランスフォーマーたちの基地を訪れ、オプティマスと握手を交わす場面がある。 戦闘場面で、沖縄の米軍基地に配備される予定の新型輸送機オスプレイ V-22が戦隊を組んで登場!撃ち落とされていましたけど!w |
■ 「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 」 (英題:TRANSFORMERS: DARK OF THE MOON ) ■ 日本 公開日: 2011年 07 月 29日(金) (上映時間 2時間 34分) ■ 監 督 : マイケル・ベイ ■ キャスト : シャイア・ラブーフ / ロージー・ハンティントン=ホワイトリー / タイリース・ギブソン / ジョシュ・デュアメル / ジョン・マルコヴィッチ / パトリック・デンプシー / フランシス・マクドーマンド / 他 ■ 米 公 開 日 : 2011年 06月 29日 ■ 全米週末興行成績 : 初登場1位 ■ストーリー 解説 byYahoo!映画 : あらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)する金属生命体と人類の攻防戦を、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督のタッグで描くSFアクション超大作のシリーズ第3弾。 1969年7月20日、アポロ11号は月面着陸に成功し、ニール・アームストロングとエドウィン・オルドリンは人類で初めて月に降り立ったが、全世界が見守ったこの歴史的偉業の陰で、NASAとアメリカ政府は、ある事実をひた隠しにしてきた。実は月の裏側には、彼らよりも先に未知の宇宙船が不時着しており……。 |
映画【 トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 】予告
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