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非難殺到のケヴィン・スペイシー主演ドラマ 「ハウス・オブ・カード」 シーズン6で打ち切り!

2017年10月31日 | 打ち切り / 継続のドラマ
海外ドラマや映画のエンタメニュース記事を原文転載しています。

非難殺到のケヴィン・スペイシー、主演ドラマ「ハウス・オブ・カード」の終了が決定
2017年10月31日付記事転載 (Yahoo!ニュースより)

31年前のセクハラ疑惑への謝罪と自身のカミングアウトを組合せたことで非難が殺到しているケヴィン・スペイシーが主演している人気ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」が第6シーズンで終了することが明らかになった。現地時間30日、Netflixと制作会社メディア・ライツ・キャピタルが発表した。

先日、「スター・トレック:ディスカバリー」や映画『RENT/レント』に出演している俳優のアンソニー・ラップ(46)がまだ14歳だったころ、当時26歳だったケヴィンのアパートに招かれ、酔っているケヴィンにベッドの上で口説かれ、押し倒されたと Buzzfeed News のインタビュー記事で告発。これを受け、ケヴィンはTwitterで謝罪文の画像を掲載したが、謝ると同時にゲイであることをカミングアウトしたため、話をすり替えようとしていると非難されている。

Netflixとメディア・ライツ・キャピタルは「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の終了を以前から決めていたというが、今回のスキャンダルが正式発表のきっかけになったようだ。両社は「ケヴィン・スペイシーに関する昨晩のニュースに、メディア・ライツ・キャピタルとNetflixは深く心を痛めています」と共同声明を出し、キャストとスタッフを安心させ、サポートするため、両社の重役が第6シーズンの撮影が行われているメリーランド州ボルチモアに出向いたと言っている。現在、ケヴィンは撮影に参加していないという。

「ハウス・オブ・カード 野望の階段」はNetflixオリジナル作品のレベルの高さを見せつけた作品で、今では当たり前となっているネット配信オリジナルドラマの草分け的存在。エミー賞、ゴールデングローブ賞など数多くの賞にノミネートされ、複数の賞を受賞している。第6シーズンは2018年に配信予定。




海外ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」が、2018年に配信予定のシーズン6で打ち切りが決まりました。私はCS放送のイマジカBSでシーズン4まで見ていて、このドラマは面白いドラマの部類だったので打ち切りは残念です。でもネットのエンタメサイトで、現在46歳の俳優のアンソニー・ラップが14歳だったころ、当時26歳だったケヴィン・スペイシーから、彼の自宅で小児性愛者の犯罪とも言える被害にあっていたと言う記事を読んで、もしかしたら「ハウス・オブ・カード」は打ち切りになるな!と思っていました。Netflix の発表では打ち切りは以前から決まっていたと言う事ですが、発表のタイミングからするとスキャンダルが原因で打ち切り時期が早まったのは間違いないと思うけど。

この10月初めにハリウッドのトップに君臨する映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタインの数十年にも及ぶセクハラ、レイプ被害の告発記事が「New York Times」と「New Yorker」に掲載されて以来、SNS上には#Me Too のハッシュタグで、ハーベイ・ワインスタインに限らず、数人の映画監督やモデル業界の有名カメラマンなどが実名で告発されていました。他分野でもセクハラやレイプ被害を告発する人が続々と名乗りを上げています。そんな中で発覚したケヴィン・スペイシーへの告発も、実はこの1件だけでは無さそうな気がします。

周りの人間は彼らがどう言う類の人間かは分かっていた筈ですが、これまで大々的に記事になる事も無く隠蔽されてきたと言うことですね。実際に、過去に何度か例の大物プロデューサーの件が記事になりかけたけど圧力で潰されていますね。そして、やはり今回のセクハラ記事を書いた記者が、米ネットワーク局に記事を持ち込んだものの放送を断られたらしい。それに記事が出る事を知ったハーベイ・ワインスタイン側からの妨害圧力が有ったようです。でも今の時代はSNSでの個人の発信力はマスメディアと同等の力を持って拡散してしまう場合も有るので、もう特定のメディアが情報を支配し世の中の流れをコントロールするのは難しいですね。これからはネットワーク局と言えども大物のスキャンダルを握り潰せるほどの絶対的な力を失ったと言う事ですかね。

しかし、最近のセクハラ告発の記事を読んでいても、そういう事はあるんだろうな?と、今まで何となく思っていたけど、実際、目の当たりにするとショックです。そして、この問題をスルーしている女優さんたちは、もしかして示談を受け入れてトップ女優にのし上がってきたのか?とか考えてしまうので、映画やドラマに罪はないけど、今まで好きだったドラマや映画を素直に楽しめなくなるのは嫌な気分。ハリウッドは闇が深そうなのでまだまだ記事が出てきそうだけど、ハリウッドエンタメ界の特殊性ではなく社会全般に深く根付いた闇が有ると思う。そして、男女関係なく権力を持つ者と持たざる者のパワハラ・セクハラは、上昇志向が強くて甘んじて受け入れる人が居る限りセクハラする側に成功体験を与えてしまうので、より密室化してしまうだけで多分なくならないと思う


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