「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズチェスト」が、ついに22日(土)から公開になりましたね!私が先行上映で観てきた感想は、ちょっとガッカリ派だったのですが、何と!また公開初日に2回目を観てきました。まぁ、この「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界観を気に入っているので、少々の事ではへこたれません!もう1回しっかり観てきました。・・・が、感想は1回目と同じくガッカリな内容に変わりはありませんでした!(苦笑)
以前からプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーさんは、このシリーズを6部作とする構想を持ってると報じられていましたが、まずは、来年5月26日に世界同時公開されるシリーズ第3作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/アット・ワールズ・エンド」が一応の区切りとなりそうですね。第3作目はシンガポールを舞台に、チョウ・ユンファ演じる”海賊サオ・フェン”や、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがついに”ジャック・スパロウの父親”役で出演すると言われていますので(役は未定とも言われているけど・・・)、まだまだ盛り上がりそうな勢いですね!早く3作目が観たいです。
■ストーリー≫
【バルボッサからブラックパール号を取り戻し、再び船長に戻ったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、13年前に海底の支配者として悪名高い、さまよえる幽霊船“フライング・ダッチマン”の船長デイビー・ジョーンズ(ビル・ナイ)と、ある契約を交わしていた。そして、ついにその負債を支払わないといけない日がやってきた。ジャックは自分自身の保身のため、仲間であるはずのウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)やエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を裏切る行動にでる。】
監督≫ゴア・ヴァービンスキー
全米公開日≫ 2006年7月7日
■感想です≫
私は先行上映で観てきましたが、まだ先行上映なのに満員でした。さすがに大人気シリーズですね!7月9日にはジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、プロデユーサーのジェリー・ブラッカイマーらが来日していました。私は、1作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち」を観て以来、続編を楽しみにしていました。3年前の前作が制作された当初は、批評家筋の予想は、「海賊映画はヒットしない」と言われ、パッとしないものでした。しかも、製作段階でディズニーの重役さん達はジョニー・デップの”キャプテン・ジャック・スパロウ”の迷走演技を見て「あの酔っ払いを降ろせ!」と怒り狂ったらしい。しかし、公開されるとジョニー・デップのハチャメチャな海賊と、オーランド・ブルームの一途で生真面目な好青年との対比が面白く、特撮のアイデアの面白さも加わって大ヒットとなり早々に続編制作が決まってしまいました。
そして、この最新作の「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズチェスト」は先に全米公開されましたが、「初日興行収入歴代ナンバー1」、「オープニング週末興行収入歴代ナンバー1」、「史上最速興行収入1億ドル突破」と言う華々しいスタートを切り、前作を上回るメガヒットを予感させるスタートを切っています。
ディズニーの重役達を怒らせたキャプテン・ジャック・スパロウは、あの「スターウォーズ」や「スパイダーマン」の持つ映画興行成績の数々の記録を塗り替えて、伝説の看板キャラクターとなってしまいましたね!前作と同じ主要キャストを揃えて、またあのブラックパール号とキャプテン・ジャック・スパロウが帰って来ました。ストーリーは前作以上に常識の壁を越えた、ファンタジー色の濃い内容になっていると思います。その世界に浸れたら楽しめるかも・・・ネ!
ここから本筋の感想を書いています。ネタバレ注意!
物語の始まりは、ウィルとエリザベスが結婚式を挙げる日に、前作のラストで二人がジャック・スパロウを逃がしたことが、今回、罪に問われ二人とも絞首刑にされると言うもの。そして、ノリントン提督も、同じく責任を取らされて職を追われ、酔いどれて落ちぶれ浮浪者のようになっている!・・・と言う意外な幕開けでした。
細かい事を言うと、総督の娘のエリザベスに逮捕状が出て絞首刑と言うのがねぇ・・・なんかちょっと強引な感じでした!それと、映像のトーンが全体を通して汚いのも私的には減点!画質ではなくてねぇ、出演者の特殊メイクとか、あの幽霊船とか他多数の映像が汚すぎ。顔にヒトデやフジツボをくっつけてるなんて有り得んし!(笑)それに何よりも、大ボスのデイビィ・ジョーンズのタコ顔が気持ち悪すぎですわ!当然、子分どもも深海生物と化していますね!あれ、ちょっと低年齢の子供さんには恐いんじゃないかなぁ・・・。
この映画は2時間30分チョイ有るんですが、ユルユル、ダルダルの中だるみな展開が所々有って、ストーリー展開のスピード感が薄く、あまりに、ジョニー・デップにおんぶに抱っこでストーリーを作りすぎたって気がします。(いや3が控えているので、ストーリーを作らなさ過ぎた!と言えるかも!?)まぁ、でも適当に笑える箇所も有って楽しめる内容にはなっていますけど。館内にドッと笑いが起こっていましたから。皆さん声を出して笑っていました。全体的には楽しめたんですけど、もっとスピード感が有れば良かったかな!?
そして、この「 / デッドマンズチェスト」のラストは、来年5月に公開される3に向けての橋渡し的な終わり方になっていましたね。それはまさしく、「スターウォーズ」シリーズ旧三部作のエピソードV「スターウォーズ / 帝国の逆襲」のラストを髣髴とさせる描かれ方でした。
思えば・・・あのデイヴィ・ジョーンズとビル・ターナーとウィル・ターナー親子でダークサイドトリオ完成じゃないですか!?シスの皇帝とそれに仕えるダースベイダーとルーク・スカイウォーカー。カリビアン・サーガの完成ですよね。Yo-ho!
★ ちょこっとトリビア
◆「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズチェスト」と同時進行で撮影されていた「パイレーツ・オブ・カリビアン 3」の半分に当たるロケ撮影はすでに終了していて、残りの部分は建設されたセットで9月以降に約3ヶ月かけて撮影が行われます。パート3は、アジアンテイストの濃い作品になるみたいですよ。そして公開は、2007年5月26日(土)に世界同時公開が予定されています。
◆ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズが「パイレーツ・オブ・カリビアン3」への出演依頼を受けつつも、「ハードロッカーがチャラチャラしたディズニー映画なんかに出られるかぁっ!?」と言う事で(笑)、出演を断り続けていました。しかし、キースを敬愛するジョニー・デップが自ら出向いて熱烈に交渉した結果、ついにキースもOKしたらしい。早くからジャック・スパロウの父親役で出演するのでは?と噂されていましたが、まだ役柄は未定のようです。
◆今回も、エンドロールの最後にオマケ映像が有ります。私は、どの映画も最後までしっかり観る方なので見逃さなかったのですが、8割以上の方が最後まで観ないで帰られました。ハリポタの時はたくさんの人が残っていて余韻に浸っている感じだったのですが・・・。この「・・・ / デッドマンズ・チェスト」は、完結して終わっていないので、不完全燃焼感が有ったのかも知れません。
いつもご訪問ありがとうございます。
以前からプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーさんは、このシリーズを6部作とする構想を持ってると報じられていましたが、まずは、来年5月26日に世界同時公開されるシリーズ第3作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン/アット・ワールズ・エンド」が一応の区切りとなりそうですね。第3作目はシンガポールを舞台に、チョウ・ユンファ演じる”海賊サオ・フェン”や、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズがついに”ジャック・スパロウの父親”役で出演すると言われていますので(役は未定とも言われているけど・・・)、まだまだ盛り上がりそうな勢いですね!早く3作目が観たいです。
■ストーリー≫
【バルボッサからブラックパール号を取り戻し、再び船長に戻ったジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、13年前に海底の支配者として悪名高い、さまよえる幽霊船“フライング・ダッチマン”の船長デイビー・ジョーンズ(ビル・ナイ)と、ある契約を交わしていた。そして、ついにその負債を支払わないといけない日がやってきた。ジャックは自分自身の保身のため、仲間であるはずのウィル・ターナー(オーランド・ブルーム)やエリザベス・スワン(キーラ・ナイトレイ)を裏切る行動にでる。】
監督≫ゴア・ヴァービンスキー
全米公開日≫ 2006年7月7日
■感想です≫
私は先行上映で観てきましたが、まだ先行上映なのに満員でした。さすがに大人気シリーズですね!7月9日にはジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、プロデユーサーのジェリー・ブラッカイマーらが来日していました。私は、1作目の「パイレーツ・オブ・カリビアン / 呪われた海賊たち」を観て以来、続編を楽しみにしていました。3年前の前作が制作された当初は、批評家筋の予想は、「海賊映画はヒットしない」と言われ、パッとしないものでした。しかも、製作段階でディズニーの重役さん達はジョニー・デップの”キャプテン・ジャック・スパロウ”の迷走演技を見て「あの酔っ払いを降ろせ!」と怒り狂ったらしい。しかし、公開されるとジョニー・デップのハチャメチャな海賊と、オーランド・ブルームの一途で生真面目な好青年との対比が面白く、特撮のアイデアの面白さも加わって大ヒットとなり早々に続編制作が決まってしまいました。
そして、この最新作の「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズチェスト」は先に全米公開されましたが、「初日興行収入歴代ナンバー1」、「オープニング週末興行収入歴代ナンバー1」、「史上最速興行収入1億ドル突破」と言う華々しいスタートを切り、前作を上回るメガヒットを予感させるスタートを切っています。
ディズニーの重役達を怒らせたキャプテン・ジャック・スパロウは、あの「スターウォーズ」や「スパイダーマン」の持つ映画興行成績の数々の記録を塗り替えて、伝説の看板キャラクターとなってしまいましたね!前作と同じ主要キャストを揃えて、またあのブラックパール号とキャプテン・ジャック・スパロウが帰って来ました。ストーリーは前作以上に常識の壁を越えた、ファンタジー色の濃い内容になっていると思います。その世界に浸れたら楽しめるかも・・・ネ!
ここから本筋の感想を書いています。ネタバレ注意!
物語の始まりは、ウィルとエリザベスが結婚式を挙げる日に、前作のラストで二人がジャック・スパロウを逃がしたことが、今回、罪に問われ二人とも絞首刑にされると言うもの。そして、ノリントン提督も、同じく責任を取らされて職を追われ、酔いどれて落ちぶれ浮浪者のようになっている!・・・と言う意外な幕開けでした。
細かい事を言うと、総督の娘のエリザベスに逮捕状が出て絞首刑と言うのがねぇ・・・なんかちょっと強引な感じでした!それと、映像のトーンが全体を通して汚いのも私的には減点!画質ではなくてねぇ、出演者の特殊メイクとか、あの幽霊船とか他多数の映像が汚すぎ。顔にヒトデやフジツボをくっつけてるなんて有り得んし!(笑)それに何よりも、大ボスのデイビィ・ジョーンズのタコ顔が気持ち悪すぎですわ!当然、子分どもも深海生物と化していますね!あれ、ちょっと低年齢の子供さんには恐いんじゃないかなぁ・・・。
この映画は2時間30分チョイ有るんですが、ユルユル、ダルダルの中だるみな展開が所々有って、ストーリー展開のスピード感が薄く、あまりに、ジョニー・デップにおんぶに抱っこでストーリーを作りすぎたって気がします。(いや3が控えているので、ストーリーを作らなさ過ぎた!と言えるかも!?)まぁ、でも適当に笑える箇所も有って楽しめる内容にはなっていますけど。館内にドッと笑いが起こっていましたから。皆さん声を出して笑っていました。全体的には楽しめたんですけど、もっとスピード感が有れば良かったかな!?
そして、この「 / デッドマンズチェスト」のラストは、来年5月に公開される3に向けての橋渡し的な終わり方になっていましたね。それはまさしく、「スターウォーズ」シリーズ旧三部作のエピソードV「スターウォーズ / 帝国の逆襲」のラストを髣髴とさせる描かれ方でした。
思えば・・・あのデイヴィ・ジョーンズとビル・ターナーとウィル・ターナー親子でダークサイドトリオ完成じゃないですか!?シスの皇帝とそれに仕えるダースベイダーとルーク・スカイウォーカー。カリビアン・サーガの完成ですよね。Yo-ho!
★ ちょこっとトリビア
◆「パイレーツ・オブ・カリビアン / デッドマンズチェスト」と同時進行で撮影されていた「パイレーツ・オブ・カリビアン 3」の半分に当たるロケ撮影はすでに終了していて、残りの部分は建設されたセットで9月以降に約3ヶ月かけて撮影が行われます。パート3は、アジアンテイストの濃い作品になるみたいですよ。そして公開は、2007年5月26日(土)に世界同時公開が予定されています。
◆ストーンズのギタリストであるキース・リチャーズが「パイレーツ・オブ・カリビアン3」への出演依頼を受けつつも、「ハードロッカーがチャラチャラしたディズニー映画なんかに出られるかぁっ!?」と言う事で(笑)、出演を断り続けていました。しかし、キースを敬愛するジョニー・デップが自ら出向いて熱烈に交渉した結果、ついにキースもOKしたらしい。早くからジャック・スパロウの父親役で出演するのでは?と噂されていましたが、まだ役柄は未定のようです。
◆今回も、エンドロールの最後にオマケ映像が有ります。私は、どの映画も最後までしっかり観る方なので見逃さなかったのですが、8割以上の方が最後まで観ないで帰られました。ハリポタの時はたくさんの人が残っていて余韻に浸っている感じだったのですが・・・。この「・・・ / デッドマンズ・チェスト」は、完結して終わっていないので、不完全燃焼感が有ったのかも知れません。
いつもご訪問ありがとうございます。