『トランスフォーマー/リベンジ』を観てきました。2007年に公開された前作から2年後と言う設定で、主人公のサム(シャイア・ラブーフ)が普通の大学生として生活する所から物語が始まります。そのシャイア・ラブーフですが、当時この映画の撮影中のオフの日に、車で衝突事故を起こして頭部や膝に打撲と、骨折した左手を手術すると言う重症を負ってしまっていました。手術した手が完治するまで撮影を延期するのは無理!と言う事で、映画の中で手に怪我をすると言うシーンが組み込まれ、本当に痛々しく固定され包帯で巻かれた状態の左手で撮影が再開されたようです。左手に怪我を負っている状態でのシーンは殆んど走ったり転んだりのハードなアクションシーンの連続ですから、私は、「あんなに走ったら左手に響いて痛いだろうなぁ」って・・・そっちが気になって仕方がなかったです。 この映画の続編となる3作目は、もうすでに公開が2011年に決定しているそうですが・・・、
主演はシャイア・ラブーフで大丈夫かな?って思ったりしますけど!?(^_^;)
・・・で、この映画の感想ですが・・・さすがのVFX映像と大迫力の破壊力を見せ付けてくれる爆破シーンの連続で、映像的な部分では満足のいく内容でした。第1作目で度肝を抜かれたあの重厚で華麗なトランスフォームをする機械生命体の映像をみてしまっているので、哀しいかな、感動にも似た驚きは今回あまり感じませんでした。(あぁ、変身やってるやってる!って感じ!?(笑))映像の目新しさは薄くなっていたけど、今回は前作より数倍も多くのロボットが出てきて、ありとあらゆる物にトランスフォームをする姿が、たとえ小さな物でも重量感と迫力で迫って来て、あの変身の細密さはグレードアップしていました。(実際のところ数が多すぎて敵か味方かの区別は付きにくかったですけどね!(笑))身近な家庭の道具までトランスフォームしたり、コミカルでマスコット的な双子のロボットキャラも登場してきたり、悪のロボット軍団ディセプティコンからの寝返りするロボキャラも登場して面白かったです。オプティマスは相変わらず哲学的でカッコ良かったです! それにロボットにヒゲと杖が付いていたあのレガシーロボットは、金属のかたまりなのに不思議と味が有りましたわ!
でも、やっぱり幾ら好きなジャンルの映画でも不満な所は有りまして・・・、この前に観た「スター・トレック」は始まってすぐにグイグイ映画の中に引き込まれて、その余韻でワクワクドキドキした気持が中盤まで持ったと言う感じですが、この映画の場合は、私は始まってすぐにサムのお母さんの鬱陶しさにウンザリして、前半はサクサクっと早送りで観たくなりました。 あぁ言う周りの迷惑度を顧みないで暴走するオトボケキャラは見ていてイライラするんですよ。せっかく善のオートボットと悪のディセプティコンのロボットたちの過去の歴史へと誘う“キューブのかけら ”と言う神秘的なアイテムがあったのに!あんな母親の暴走をだらだらと見せられるより、トレジャーハンティングのワクワク感をもっと味わいたかったです。何か全編通してストーリーは遊び過ぎな感じもしないでもなかったです。ストーリー全体のトーンが男性目線だけの悪ふざけ的な軽いノリに終始していた気がします。トランスフォームしたとは言えないキャラのターミネーちゃんも出てきてたし!(*^_^*)
「トランスフォーマー / リベンジ」 (6月20日(土)公開) 上映時間≫ 2時間 24分 製作年:製作国≫ 2009年6月 : アメリカ 英題≫「TRANSFORMERS: REVENGE OF THE FALLEN」 監督≫マイケル・ベイ 出演≫シャイア・ラブーフ / ミーガン・フォックス / ジョシュ・デュアメル / ジョン・ヴォイト他 ストーリー≫トランスフォームする金属生命体同士の、人類を巻き込んだ戦いを描いたSFアクション大作の続編。アメリカのみならず、ロンドン、上海、エジプトなど世界各地を舞台に物語が展開していく。【オートボットとの壮絶な戦いの末に敗北したディセプティコンが、新たな仲間を率い、より凶悪になって復活。ディセプティコンの新たな侵略計画は、現存するオートボットたちの総力をはるかに上回る巨大なトランスフォーマー、“デヴァステーター”やメガトロン以上に凶悪な“フォールン”を擁するものだった……。】(Yahoo! 映画より抜粋) 来日情報≫トランスフォーマー発祥の地であるとして日本でのワールドプレミアが、6月8日に六本木ヒルズアリーナにて開催されました。マイケル・ベイ監督をはじめ、シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ラモン・ロドリゲス、イザベル・ルーカスが来日。(全米公開日は6月24日です。) ランキング≫ 全米興行成績は初登場1位 米Yahoo!ユーザー6段階平均評価 「B+ 」(23957 ratings) 米Yahoo!批評家6段階平均評価 「C-」(14 reviews) |
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