北海道 ホテル三浦華園日記

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お宝いっぱい華月館

2011-09-23 10:04:56 | Weblog
ホテル三浦華園の前身「三浦屋」は、現在は「華月館」として滝川市指定文化財産に
なっております。
「三浦屋」は大正3年、二代目・三浦庄作が御料局滝川出張所の建物の払い下げを受
け、翌4年に奥座敷を増築したものです。
華月館の中では、今も多くの「お宝」が静かに呼吸をしています。

そのお宝の中で、明治の書道家・伊藤明瑞による書が入った屏風があるのですが、こ
れに関係する事柄が2011年9月20日の日本経済新聞・文化欄に掲載されました。

上記が「明治の神童書家」と称された伊藤明瑞についての記事です。
~明治時代に5歳で明治天皇の前で揮毫(きごう)するなど、神童として人々を驚嘆させた書家・伊藤明瑞(めいずい)(1889~1948年)。名声を求めず、弟子も取らず、子もいなかったため、今日ではほとんど忘れ去られている。偶然に導かれるようにその作品を知った私は、彼を追いかけ続け、とうとう住職を務める山口県の寺内に小さな美術館をつくるまでに至った。(竹林史博=龍昌寺住職)~


以下は、滝川市で発行している華月館パンフレットに掲載されている伊藤明瑞の紹介です。
伊藤明瑞は、幼くして、書に秀で3歳で草書を自由自在に書いた。神童といううわさが流れて、5歳のとき明治神宮の前で御前揮毫する。彼は、まるでモーツァルトが皇帝の前でその天才振りを遺憾なく発揮したように、草書・楷書・行書・隷書、様々な書体で見事な書を書いた。明治天皇は大変感心され、明治の瑞才であると誉められ、伊藤博文の姓を受け伊藤明瑞の名を賜った。

そして、そのお宝がこちら。


ご自身の目でご覧になりたい方は華月館へ。
所在地  滝川市文京町1-1-19
観覧時間 午前10時から午後4時
休館日  月曜日・年末年始
問合先  滝川市民会館 0125-24-7710

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