新幹線「重大インシデント」は記憶に新しい。車両の台車に亀裂などが発見された東海道新幹線名古屋駅にて運転を取りやめた「のぞみ34号」。最高時速300㌔で走る高速鉄道だけに一つ間違えれば史上最大の事故になっていたかもしれない。我々は日本の技術神話を信じ込み疑いもなく安全であると錯覚しているが、経済優先主義の世の中になり年月も過ぎそんな神話もこの日本には無いのかもしれない。しかしそうは言っても日本だ。フィリピンよりましだ。高速鉄道はその安全を担保できる保守や管理のシステムを運用できる環境が不可欠だ。言うまでもないがフィリピンで新幹線の出来る日が来てほしくない。PNRの保守の行き届かない線路のせいで左右にのそのそ揺れて走る姿や、LRTのスピードが現状関の山ではないだろうか。私は鉄ちゃんじゃ無いので詳しくはないが、車輛も日本からの中古が多いそうだ。近い将来フィリピンの鉄道網を整備する話があるがスピードに出ない車両にするべきだと我思うのだ。