宮古市災害ボランティアセンターには様々なボランティアの依頼が入ります
現在は当初多かったガレキの撤去や家屋内の泥出しから、仮設住宅への引っ越しの手伝いや住宅前の側溝の泥出しなどにニーズが変化してきています
昨日今日は「敷地内の泥の山から想い出のものを探してほしい」というニーズに対して延べ18名のボランティアの方が活動をされました
▼この大きな泥の山に挑んでくれました
敷地内の泥の山は見上げるほどの土の量で、ニーズ調査班もその中から思い出の物を探し出すのは困難性が高いと判断していましたが、ボランティアの方々の熱心で丁寧な作業で次々と思い出の物が掘り出されました
▼お母さんの帯。深い思い入れがあるそうです。
中でも依頼主のお母さんの使っていた帯やお母さんの写真が発見された際には、依頼主の方も感激して涙を流して喜ばれていたということです。
▼この写真が発見された時の喜びはひとしおでした。
当初2日間の予定だったこの作業は、依頼主からの「こんなに嬉しいことはありません。お願いですからあと数日続けていただきたい」という要望で延長となりました
この作業は重労働でかつ神経を使う困難な作業ですが、依頼主の方の喜びようを見てボランティの方々も遣り甲斐がありますと再度引き受けて下さいました。
宮古市災害ボランティアセンターではこのように様々な依頼に対して、出来うる限り対応したいと頑張っておりますので、依頼がございましたら是非ご連絡ください。
連絡先 宮古市災害ボランティアセンター
090-4478-3984又は0193-64-5050