原爆投下時の大統領であったトルーマンの孫であるクリフトン・トルーマン・ダニエル(55)さんが
6日にあった 平和記念式典に初めて参列しました。
「この地の経験を母国に伝える。必ず再訪する」 と、誓った。
式典の40分間、原爆慰霊府碑に向かって右側の「外国人席」に 隣には、
広島・長崎の原爆投下機に搭乗した米兵の孫 アリー・ビーザー(25)さんが座った。
この二人は 遺族代表が遺族者名簿を原爆慰霊碑に納める様子をじっと見つめた。
被爆して白血病を患い、折り紙に回復の願いを託しながら12歳で亡くなった
佐々木貞子さんの兄、雅弘さん(71)の招きで来日。
滞在中、原爆資料館も見学した。
その夜の日テレ系news「ゼロ」のリポーターーをしている「嵐」のメンバー
「桜井翔」のインタビューにも答えていて、
平和に関してのメッセージを伝えていた。広島の痛みを共有して
「核兵器は2度と使ってはいけない」 と 繰り返した。
日本被団協の岩佐幹三代表(83)は自宅の下敷きになった母親を
残して避難した体験を淡々と話した。
ダニエルさんは「怒りを抑え家族を失った悲しみを話してくれた事に感謝する。
今すぐ核軍縮しなければ私たち自身の存在が危うくなる」 と 話し、岩佐さんと握手した。
広島では原爆慰霊碑への献花 原爆資料館には広島平和センター理事の話も聞いたりしている。
よく勇気を持って広島に来て、平和記念式典に出席してくれたものだと思いました。
命も賭けていたのでしょう。 そういう覚悟が感じられました。
原発の再稼動をさせた野田総理も、この慰霊祭に来るということで、
広島に 右翼の嫌がらせもあろうかと心配しましたが 杞憂でした。
来年も 広島に来られるんでしょうか?? 来て欲しいです。