県の5年毎の調査で 2012年のニホンシカの生息数は1,4倍
広島県内に生息する生息域は1,6倍にも広がっているんだそうで
有害鳥獣として捕獲されている数は増えているのに農作物の被害は一向に減っていない。
決め手が無いまま 県は13年度の狩猟頭数の制限を撤廃するなどキ所を強化する。
安芸高田市吉田町といえば 毛利元就の出身地 ここもシカは連日ニホンジカの群れが出てくるそうです。
冬でも畑に残る野菜くずや 農道沿いに緑化のために植えられている草木を食べるという事で
餌に困らないのが拍車をかける。車のライトを当てても悠々と野菜や草を食べ続けるそうで、相当なものです。
白木山系の生息数は推計2万7470頭。広島県全体の87%を占める。実に宮島のシカの生息数の約50倍以上。
宮島も家の庭の花も鉢の野菜でさえ 食べられてしまう。
里山の限りが無いところでは 多数のシカが出没したら どうなるかは想像がつきます。
私自身が 里山に出かけたときに サルは見たものの シカを見た事などは ありませんでした。
県は03年に県猟友会などによる捕獲目標を2050頭と 始めて設定。
駆除を本格化して07年度に倍の4125頭に引き上げた。
11年度 捕獲頭数は6685頭に増えたものの、県内の農作物被害額は6900万円で、
ピークだった09年度と同じような水準。
このため県は 捕獲目標を8000等以上に引き上げる。
狩猟期間に許可していた一人1日3頭までの制限を撤廃するそうです。
しかし、5年に1回の調査では 実数を把握できないとして、
調査回数を増やす事も検討しているそうです。
宮島のように島内で淘汰されてきたら、安定した数で収まるのでしょうが、 里山では 逃げ切られますからね~~