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自分の中の貧乏マインドを振り返る。

☆今月も月末〜給与の割り振りや計画を立てていた。

6月から7月にかけて為替レートの変動や投信の値動きに一喜一憂し、振り返れば真ん中に落ち着いたなと思う。

とりあえず積み立てていた分は増えて、少なくともマイナスにはなってないなと言う感じだ。


自分の物欲の無さで貯金ができていると思っていたけど、そうなるまでに色々崖っぷちだったと思い出した。

結果的に深入りしなかったけど、結構やばい貧乏マインドだったと思う。



1:「ケチと思われそうな行動が貧乏人の発想」と言う考え。

 「節約」=「ケチで貧乏」=つまりは「みじめ」

 言語でしっかり意識していなかった。けれど思考と行動を左右する根底に、この価値観が確かにあった。

「節約しなければ家計が立ち行かない程度の収入しかない」

この結論に辿り着くからだ。

実際は節約と倹約の末に、お金持ちになる人も多いと言うのに。

「ケチくさい」

この言葉が屈辱的なんだろう。その暴言を脳内で自分自身に浴びせていた。



2:値段がついているものを買えないのはみじめな証拠

色々な商品が並んでいて素敵だなと思うものがあって、でも値段が支払えない。

こんな場合の選択肢は、

「貯金して買う」「ローンで買う」「諦める」

このくらいだろうか。

私の場合はかろうじてローンやリボには手を出さなかった。

堅実に貯金をして買った。

貯金をすれば買えたものもあったけれど、「諦める」一択のことの方が多かった。

正直な話、もっとお金が欲しいとか玉の輿に乗りたいとか頭を過ったものだ。

もし私がもっと容姿に自信があって、女性特有の高給をもらえる職場に流れたとしたら、散財に次ぐ散財を繰り返したと思う。

「欲しいものがなんでも買える勝ち組の私!」

若い時にこうなりたいと思った覚えがある。ならんでよかった。



3:他の人のあたりまえができないとみじめだという焦り

昔どころか今でもそうだけど、特に「副業が〜」って老後貧乏を防ぐ手段で煽られると、本当に不安になる。

今のペースで堅実に働いて貯金して節約すれば、(計算上)貧困老人にはならないはず。

それでもやっぱり、

「もっと稼がないと!」「もっと収入の道を作らないと!」

そう焦ってくる。

「みんなやってるよ」

こんな言葉に弱い。一匹狼気取ってるつもりでも、日本人だなあと思う。

例えば「メルカリで結構なお値段で売れた」とかいう話題でも、「メルカリやらなきゃ!」と焦る小心者。




☆テレビも無いし雑誌も読まない私でも、「世に溢れるおしゃれで素敵な暮らし」情報が目に入る。

時々刺激される物欲でも結構不安を煽られる。

「これを持ってなきゃ、ここに行かなきゃ、これを楽しまなきゃ……」などなど、「そうでないとみじめな私になる」と思わされる。

つまりは「負け組」カテゴリに入るのが怖いんだろうか?

「自分は自分」

そう割り切れている部分が多いと思うけど、どうしても切り捨てられない本能があるような気がする。


対策としては、

・不安をもやっと感じたらしっかり分析する。幻覚なことが多いぞ。

・人に迷惑かけてないなら自分の価値観で動け。間違ってないと自信をもて。他人は所詮他人だ。

・欲しいのか、必要なのか、欲しいと思わされただけなのか、見極めろ。ゴミになるぞ。

・他人の価値観は自分の無価値。


こんな感じで自分の芯をブレないように頑張ることだ。

トライしてエラーを積み上げてきて、それを分析して行動修正して今があると自信を持っていいよ、と。結論。









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