母と出かけた「あたみ桜」の旅・・・
留守宅では、夫が鍵を持たずに出勤、
自宅に入れず・・・すったもんだ。
(→「夫も、『非日常』を」)
温泉宿での、まったりモードが吹っ飛びました。
・・・・ところが、
それで終わりじゃなかったなんて・・・
人生は、おそろしいものです・・・w
本日は、重い話題かもしれませんので、
コメントのお気遣いなく…
スルーなさってくださいね!
今年、年女の80代母(↑)と60代の娘。
夫のオマヌケぶりに、大笑いしたり、呆れたり・・・
大盛り上がりして・・・
その勢いで、温泉にも入り、
良い気分で部屋に戻ってきたのです・・・
すると、
突然、母が・・・
「<夫>さん、今頃、
ウチで、どうしているのかしらね?」と、
言うのです。
へ?
「『夫が鍵を忘れて、ウチに入れなかった・・・』って、
さっきまで話していたじゃないの」と、わたし。
「え、<夫>さんったら、鍵を忘れたの?
となり(義父母が住んでいた空き家)に泊まるの?」
と、心底、驚いたかのように言うのです。
もう・・・
母の、この発言に、ひっくり返りそうになりました。
・・・だって、だって、
食事のあいだも、ずっと話していたんです。
母なんて、「いったい、おかあさん(義母)は
『どんな育て方をしたのかしら?』
と、本音炸裂だったのに・・・
母は、全て忘れてしまったようでした。
温泉に入る前のことなのに!?
・・・・・・
「本当に、覚えていないの?」
「そういえば、鍵がどうこうって言っていたわねぇ」
仕方なく・・・
「あのね、夕方、夫から電話があったでしょ?」
「うん、あったわね」という具合に、
順を追って、記憶をたどってもらいました。
幸い、だいたいのことは
思い出してくれています。
「ヒントを言ってもらえると、思い出せるけれど、
そうでなければ忘れちゃうのよねぇ~」
とは、本人の弁です。
今までも、コレに近いことはありまして、
最初は、ふざけているのかと思ったくらい。
でも、本人は、本気も、本気の大真面目。
本当に、忘れちゃっているのです。
それでも、忘れたとしても、その内容を、
思い出せれば良いとは、聞いています。
一時的な「忘れ」は、
「高齢者アルアル」なのでしょう。
以前、念のため、
認知症の簡易検査もしています。
でも、母は認知症ではなく、
これで年齢相応なんですって!😱
認知症でなくとも、
人間って、年齢と共に、
こんなに忘れてしまうようになるんですね。
もしも、もしも、
母が認知症になったとしても・・・
もう検査はしないつもりです。
本人が、まず望んでいません。
それに・・・
母は、既に自分の行く末を考え、
医療、葬儀などを含め、
いわゆる「終活」を終えています。
実家を処分し、今の住まいに引越し、
私や弟を介護の負担から解放してくれたのも、
そういうこと。
最晩年に寝たきりだった父の
在宅介護を続け、
看取った母だからこその決断でした。
娘が言うのも、なんですが・・・
天晴れです👏
もう、これからは好きに生きたら良いわぁ・・・
とはいえね・・・
こういうことが続くと、
こちらもキ~ッ😠 ・・・
娘は、まだまだ未熟な、半端物。
けれど・・・
わたしも、いつか行く道、
そう遠くない道。
母の人生を、
しっかり見届けるつもりです。
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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
こちらは、真っ白、銀世界。
とりあえず、夫はフツ~に出勤でき、ほっとしました。
どなた様も、お気を付けてお過ごし下さいませ。
世界中に「優しい風が吹きますように」
お母様、旅が楽し過ぎて忘れちゃったかな💦
家の母も同じ事を何度も言う事があって、それさっき聞いたよ〜と言うと、そうだっけって😅
それなりの年齢になるとこうなるかな、と💦
お母様、終活もちゃんとされてて素晴らしいですね☺️
私も意識して断捨離してみたりやってますが、なかなか進まないです^^;
お母様にはこれからも好きな事して、毎日笑顔で過ごしていただきたいですね🤲
今朝は雪、大丈夫ですか?
今日も暖かくしてお過ごし下さいね☺️🍀🍀
(chami)
ご主人さまご無事に出勤出来て良かったです。人間だから、こんな失敗もありますよね。私も昨日用事の時間を間違えて出掛けましたが、何とか事なきを得てほっとしました。
お母さまは年齢によるものと思いますよ。本当に天晴れな選択をされたと思います。
本当に検査は必要ないと思います。完璧な治療薬でもあるのなら別ですが、自然のことと思うのが一番と思います。お二人で旅行出来るなんて本当にお幸せな事と思います。 なおとも
うん。うん。驚かれたお気持ちよ〜くよ〜く分かります。
我が母も数年前似た様な事件がありました。
温泉へ行き、湯船から洗い場へ行った母、洗い場から湯船へ向かった私。
途中で会い、私が母に話しかけると、どちらさん?状態。
もう、私、血の気がさーっと引き。
言い訳すると、温泉場は薄暗い。それでも娘の顔がわからないってねぇ。
早速帰宅後認知度検査しましたが、大事なく老人の一過性だろうと。
それと旅先でテンション上がってるとそんな事もあるとか。
その後、そんな症状は一度も出ずです。
ですから、大丈夫👌あまりお気になさらずにして下さいね。
お邪魔いたします
私の母もぴあ野さんのお母様と同い年
お母様のようなことが私の母にも増えてきています
耳が遠いので、もしかして聞こえていなかったのかしらと首をかしげるのですが、やはり記憶や認知のほうなのかなと思うことが多いです
でも、彼女の脳が作り出す世界とわたしの脳が異なるのだな…彼女の世界はこういうものなんだなと肯定しています
違っていて良いのだし
ショックで悲しくて驚いて不安でという私の気持ちは否めませんが!
これからはきっとこんなことを少しずつ繰り返しながら・・・
でも決してお母様のお話を否定しないで、お母様のお話をしっかりと聞いて差し上げてくださいね。
ぴあ野さんのブログタイトルのように『いつか行く道』と心に刻んで。。。
そんな私も確実に記憶の力が衰えているのを実感しますもの。
今まだこうして楽しい母娘旅が出来るんですもの。
しっかりお気持ちを刺激して差し上げてくださいませ。
穏やかな刺激が一番のお薬かもしれません。
ああ、お母様も!
年齢と共に仕方ないですね~
うちの場合、全く同じ話を、内容から構成まで全く同じものを続けて何度もするんです。
3回目が終わったところで、打ち切るよう、やんわり話を換えていますw
終活が進まないのは、chamiさんがまだ必要とする時期ではないってことですよ!
お孫さんも、お子さんにも頼られるchamiさんですもの。
実は、わたしは、自分の終活というか、先々のことはもう決めてわかるようにしてあります。
医療、葬儀、墓・・・
私に子どもが居なくて、思い残すことが、な~んにもないうえ、
夫には任せきれないと思うから、進めれることですw
お互い、年齢を重ねた「お母さん」と良い時間を過ごしてまいりましょう。
どうぞ、お母様がお健やかでいらっしゃいますように・・・
まぁ、なおともさんも、そんなミスを!?
ふふ、そういうことって人間どなたにもあるんですね~
母の検査の件もありがとうございます。
今の母は、とっても楽しそうなので、もうそのままで良いと思っています。
病院へ出かけ、検査をするのって、若い人でもストレスですもんね。
終活は、必要なときにグググ~っと、進められるのかもしれません。
だから、そんなに急がなくてもきっと大丈夫。
わたしは、自分の終末期以降の希望は、わかるようにしてあります。
たぶん、何のしがらみもない境遇だから出来ることだと思います・・・
コメントをどうもありがとうございます。
お母様も、やはりですか・・・
うん、ちょっとその状況では、血の気が引かれたのもわかります。
怖い、怖い・・・
でも、何事もなく良かったです。
たぶん、お母様は、お一人暮らしを続けている分、
我が母よりしっかりなさっていらっしゃると思います。
後記事でも書きましたが、ゴハン作りは大事です!
お母様が、どうぞお健やかにお過ごしでいらっしゃいますように!
albiさんご自身も、どうぞお大事になさって下さいね。
桜の頃には、皆さまご一緒にお花見を楽しめますように♥
まぁ、我が母とお母様は同い年でいらっしゃる・・・
それは、いろいろお察し申し上げます。
耳が聞こえづらくなっていることは、母も同じくです。
補聴器に抵抗があるんですよね・・・母の場合。
母は急におばあちゃんになってしまったので、
かなり混乱したのですが、本人が幸せなら良いかぁと
最近達観できるようになってきました。
おっしゃるように、お互いの「世界」が違うだけ。
良く友人とも話すのですが、
今の母は、娘に我が身をもって「老いること」を教えてくれているのだと思っています。
鈴🔔さん、娘は、しっかり母の姿から学んでまいりましょうね♥
今は、母のあれこれを達観でき、また笑い話にする余裕も出たのですが、
ちょっと前までは、けっこう辛かったかなと思います。
今回も、びっくりはしましたが、ああ、こんなこともあるんだね、と。
ただ、思い出してもらうことも、脳への刺激かなと、ゆっくりヒントを出しながら話していきました。
これから、ますます、こんなことが増えるのでしょう。
かくいう私だって、ひどいもんです。
たぶん、母の年齢では、ズタボロかも・・・w
あっこちゃんも、いろいろおありとのこと・・・
自分も、たくさん良い刺激を自分に与え、楽しんで過ごしてまいりましょう♫
次記事で、ちょっと母のおばあちゃん化の理由を考えてみましたので、
おつきあいいただけると嬉しいです。