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昨夜は、ロックな一夜に大興奮してきました。
会場は、築地の浜離宮朝日ホール。
・・・朝日ホールって、
ピアノソロとか、室内楽のホールでしょ?
そこで、ロック!?
・・・ロックと言っても、
プログレ(プログレシブ・ロック)
モルゴーア・クァルテットによる弦楽4重奏です。
以前から、モルゴーアの
プログレを聴きたかったので
楽しみにしていました。
プログレのアルバムを何枚も出しているのに、
オールロックプログラムの
定演は、これが初めてとのこと。
な~んて、ラッキーなわたし!
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(ミリオンコンサート協会よりお借りしました)
プログレって・・・
60年代後半から70年代にかけての
ブリティッシュロックで
クラッシック、民族音楽などの「ハイブリッド型」とのこと。
この日演奏された、バンドは
5大プログレ・バンドなんですって。
とはいえ、わたしには、
今まで無縁のジャンルだったので
詳しい助っ人をお誘いしての演奏会でした。
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客席には
普段のモルゴーア演奏会の
常連さんであるクラシックファン。
プログレファンのおじさま、おばさま・・・
(助っ人さんは、この方達がお召しの
キングクリムゾンのTシャツを見て、
販売されたのが、いつの公演かまで教えてくれましたw)
これが混じり合っているので、
不思議な世界となっていました。
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ステージのMCは
第1ヴァイオリンの荒井英治氏。
楽曲の解説にも
プログレへの熱い思いがあふれ、
編曲のご苦労が、うかがえました。
荒井氏によると、
プログレは、これ以降の楽曲になると、
複雑すぎて、編曲が不可能なんですって。
ということで、休憩挟んで、アンコール2曲、
2時間20分、プログレの世界に
どっぷり浸ってきました。
甲乙付けがたいのですが・・・
哀愁を帯びたピンク・フロイドのメドレーや
お馴染みのキング・クリムゾン「21世紀...」が
とりわけ、良かったかなぁ~~
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(アンコールは、「アフターグロウ」「21世紀の...」でした)
原曲の筋金入りのファンの助っ人さんが、
お気に召すか、不安だったのですが、
1曲目を聴いた瞬間に、彼女がにっこり!
ヴァイオリンを弾く彼女によると、
クラシックでは、お目にかからない技も飛び出し、
めちゃくちゃ、高度な演奏なんだそうです。
(素晴らしい演奏だということは、素人にもわかる!)
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とにかく、
ステージの皆さんが、
楽しそうに弾いているのが最高!
客席も次第に熱を帯びてきて・・・
クラシックの演奏会とは、
ちょっと空気が違う・・・
「集中して聴くのではなく、音を浴びて下さい」との
荒井氏の言葉が、進につれて、
少しわかったような気がしました♫
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(アルバム「原子心母の危機」日本コロンビアよりお借りしました)
興奮冷めやらず、
ベッドの中で、モルゴーアのプログレ(↑)を聴いていたら、
ますます、目が冴えて・・・
眠れなくなったのでありました。
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おつきあいいただき、どうもありがとうございます。
毎日暑くてたまりませ~ん。
南蛮漬けや、マリネがおいしい昨今です。
今日も「優しい風が吹きますように」