サバイバー歴、ほぼ20年のわたし。
先日、ボランティア仲間に
私と同じ病気が見つかったとのこと。
「どこの病院に通っているの?」
「本当はS病院が良かったんだけど、M病院なの・・・」
「近くて良いじゃない!」と、笑顔を浮かべつつ・・・
・・・「正解、正解!S病院はダメ」
と、心の中でつぶやいていました。
M病院もS病院も総合病院、
どちらも地域の基幹病院です。
実は、S病院は、
わたしの病気を見落としたのではないかと・・・
疑惑を抱いています😟
20年近く前、まだ40代半ばの私は
何気なく異常をみつけてしまいます。
S病院で触診、主治医は「確かにあるね」と、即検査。
マンモグラフィの前にエコーをすると、
異常がありません、とのこと。
それならマンモも「必要なし」と言われ
さらに「次は2年後に検査で大丈夫」と
医師に太鼓判を押されました。
ところが、その半年後、
わたしは病気の宣告を受けています。
やっぱり違和感があって、
別の病院で検査を受けたら、予想通り😫
こうなると、
S病院への不信感は半端ありません。
今度は、自宅からは遠いけれど、
この病気専門の病院に通うことにしました。
その後、専門病院の主治医に、
この話をすると・・・
「ぴあ野さんは、病理が小さいから・・・
あまり小さいとエコーに出ないんですよ」
(20年前のこと、今はないと思います)
実際、病理が小さくったって
わたしの場合、しっかりリンパ節転移して、化学療法に泣かされています。
S病院の言うとおり、2年も放置していたら
わたし、どうなっていたわけ!?
当時、主治医の言葉に、
「医者同士、かばってるんじゃね~よ!」と
凶暴な気持ちを抱いたものです😡
「医者同士、かばってるんじゃね~よ!」と
凶暴な気持ちを抱いたものです😡
若かったんです、わたしもw
その後、長く、S病院の前を通ると、
本気で石を投げてやりたくなったものですが・・・
年月と共に、気持ちも和らぐようになりました。
今、元気でいられれば、もう十分です。
今思えば、触診で存在していた病理が
エコーで見つからないなんて、おかしい。
セカンドオピニオンを受けるべきでした。
今年、サバイバー歴20年近くにして、
突如、出現のリンパ浮腫は衝撃でしたが・・・
早くに出なくて良かったよなぁ~と、
最近、思うようになりました。
この20年近く、遊びも仕事も満喫しています。
もし、もっと早く出ていたら
自分の生活にセーブをかけ、
今の「わたし」とは違う「わたし」だったかも・・・。
そもそもリンパ浮腫の治療法だって、
これほどの選択肢がなかったでしょう。
結果オーライってことですね。
でも・・・
S病院は、やっぱりね~😖
同じ病の人には、オススメしたくないかな。
何年経っても、きれい事は言えません・・・
それ以前、母がS病院の別の科に、お世話になっています。
難しい手術もしていただき、感謝でした。
病院との相性はそれぞれと、申し添えておきます。
文中、私の病気はお察しいただけちゃうのですがw
いまだに、拙ブログで、あの病名を見たくなくて・・・
伏せております。お許しを。
📷 冒頭画像、白のアガパンサスって珍しい気がします。
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先日、リンパドレナージュを受けたせいもあって、
懐古的です。暗い話題でお許しを。
(本日も、コメント欄、閉じさせてくださいね)
どうぞ「世界中に優しい風が吹きますように」
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