おはようございます。
今月初めに京都・奈良へと出かけた、母娘旅。
前記事「ならまち」の、お宿について、
どうぞ、おつきあいくださいませ。
奈良の宿は、「奈良町の宿 料理旅館吉野」でした。
80代の母が大喜びしまして
旅から半月以上たつのに、いまだに、褒めているほどです!
そこまで喜ばれると、選んだわたしも、鼻が高いのであります。
どこが気に入ったか?
まずは、ロケーション。
(夜明けの興福寺・五重塔)
猿沢池は目の前で、
部屋からは、猿沢池や、五重塔はじめ興福寺が一望できるのです。
夕焼け、夜明け、ライトアップなど、折々に眺められ、
朝な夕なに、興福寺・南円堂↓の鐘が聞けるなんて、
旅人・冥利に尽きるというもの!
(桜の左手が興福寺・南円堂)
貸し切りの半露天風呂からからも、同じ景色が楽しめました。
(下の画像だとわかりにくくて、ごめんなさい)
次いで、安心の貸し切り状態w
お風呂だけではありません。
なんと、この日は、私達だけだったのです!
(こんな画像でごめんなさい。広々とした和室2間なのですが、
わたしたちの荷物をゴチャゴチャ置いてしまったので・・・w)
もともと、1日3組しか受けない、お宿とのことながら、
コロナ禍の今は、1組のみに絞っていらっしゃるのだとか。
おかげで安心、のびのびできました。
(食事は和ダイニングでいただきます)
そして、期待通り、いえ、それ以上だった、お料理!
さすが、料理旅館とおっしゃるだけのことはありました。
しかも、鰻付の、懐石料理12品です!
鰻大好きの母娘が、そりゃあ、楽しみにしますわ~
(どれも美味な前菜。お酒がすすみますw 地酒「豊祝」をいただきました)
ボリュームがあると聞いていたので、
お昼は茶がゆで、軽く抑え、お茶もしなかったのに・・・
大食漢の母が、最後の鰻を前に、ギブアップしたほどでした。
量が多いだけでなく、ひとつひとつに工夫が凝らされた、
味わい深い、お料理でした。
(うなぎは蒲焼きか丼にするか、選べます)
これだけの料理を用意するのですから、
キャンセル料の発生が早め(7日前?)だったのも当然だなと
納得がいきました。
(お造りと小皿が同じ貝型のお皿です♫)
言わずもがなですが、接客は女将さんお一人ですが、
丁寧な気配りをしてくださっています。
問題だったことがひとつだけ・・・
お宿のせいではありません。
わたしの認識が甘かったのです。
建物は町家を改装したようで、エレベーターがありません。
わたしたちの部屋は3階、貸し切り風呂は4階・・・
全て階段を上り下りしなければなりません。
これが、母には厳しかったようで・・・
手すりにつかまり、
慎重に、這うようにして移動していました。
普段、ゆっくりでも、そこそこ歩けるので、
あれほど階段に苦労するとは思ってもいませんでした・・・
このことを申し訳なく思っていただけに、
母が、喜んで、また泊まりたいと言ってくれるのが
なおさら嬉しいのでございました。
(朝食は茶がゆ。お重入りのおかずも、おいしくて、きれいで楽しい♫)
奈良は、「日本100名城」スタンプ集めがあるので、
いずれ夫とも出かけたいなと思っています。
「ならまち」散策(前記事「町家と元興寺」)も、ゆっくりとしたいし・・・
そのときの宿は、吉野さん!
今から決めています♫
皆様、本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。