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おはようございます。
5月が始まりました!新緑の季節です。
先月初め、母と二人で、京都と奈良を旅しています。
その後、我が家に定着したのが、お粥!
本日は、奈良の名物・茶がゆについて・・・・
どうぞ、おつきあいくださいませ。
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茶がゆとの出会いは・・・
東大寺前の和風レストラン「三山」でした。
茶がゆとは、焙じ茶のおかゆです。
この日は、思いがけず東大寺を歩き回ることになり、
疲れた身体に、焙じ茶がしみました。
ご覧のように、付け合わせも、もりだくさん!
どれも、おいしくいただいたものの、
とりわけ奈良漬けとの取り合わせは絶品でした。
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「奈良漬けって、苦手だったんだけれど、おいしい!」と私が言えば、
母も「私も特別どうこうはなかったけれど、おいしいわね」と
申します。
茶がゆ&奈良漬けとの幸せな出会いでした♫
お宿「料理旅館 吉野」の朝ごはん↓にも登場。
茶がゆ&奈良漬けの、すっかりファンになりました。
ノーマークだっただけに、感激ひとしおなのです・・・
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自宅に帰るなり・・・さっそく、レシピを検索し、
ひとりランチに、茶がゆを作り始めました。
余談ながら、上に散らす「あられ」。
普通のスーパーでは見つけられなかったものの
富澤商店に行ったら、あっさり買えましたw
お供の奈良漬けは、お土産で買った小袋が、すぐになくなり、
お取り寄せしたくらい、気に入っています。
(駅ビルで何気に買った、奈良漬けでした)
これに、庭で摘んだ三つ葉、水切りした豆腐を合わせ、
炒り豆腐をつけるのが、最近のひとりランチです。
一度、味噌汁をつけたら、お腹がガボガボになったので、やめましたw
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さて・・・茶がゆレシピ・・・
ネット上では、雑炊タイプ、つまり冷やゴハンを、サッと洗って
焙じ茶で、軽く煮るものもあれば・・・
お米から炊き込むタイプもありました。
ひとりランチは、前夜のゴハンの残りを使うので、雑炊タイプが
多いのですが・・・
やっぱり、お米から炊き上げると違います。
先日、母がきたとき、お昼ゴハンに出したところ・・・
大喜びで、鍋を抱え込むようにして、いただいておりましたw
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「読売新聞」の朝刊では、和歌山出身の坂本冬美さんが、
「故郷の味」として、「茶がゆ」を、ご紹介していました。
奈良だけではないんだなぁと、
手持ちの「別冊うかたま」「伝え継ぐ日本の家庭料理」の
「どんぶり 雑炊 おこわ」巻を見ました。
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(書影はハードカバーの全集版。我が家のは、お手軽なムック版です)
すると、和歌山、三重、奈良で茶がゆが紹介されていたのです。
さっと米を洗い、鍋に焙じ茶を入れて沸騰させ、そこへ米を入れ、
強火のまま炊き上げる、のが基本形。
茶葉は途中で取り出すところと、そのままのところがありました。
どれも、各地での聞き取りのレシピなので、
同じ地方でも、ご家庭によって違うのかもしれません。
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奈良では「冷めてものどごしがよく、とくに暑い夏には重宝します」と
添え書きされていました。
ここのところ、気候不順で冷え込む日に、
茶がゆであたたまっていましたが・・・
夏もいけるんですね!
なんだか、強い味方ができたようです。
・・・ということで、この日のひとりランチは、
お米から炊いた、茶がゆにしました♫
本日も、おつきあいいただいた皆様、どうもありがとうございました。