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奈良☆旅〜茶がゆに開眼♪

2022-05-01 | うちゴハン
おはようございます。
5月が始まりました!新緑の季節です。

先月初め、母と二人で、京都と奈良を旅しています。
その後、我が家に定着したのが、お粥!
本日は、奈良の名物・茶がゆについて・・・・

どうぞ、おつきあいくださいませ。



茶がゆとの出会いは・・・
東大寺前の和風レストラン「三山」でした。

茶がゆとは、焙じ茶のおかゆです。
この日は、思いがけず東大寺を歩き回ることになり、
疲れた身体に、焙じ茶がしみました。

ご覧のように、付け合わせも、もりだくさん!
どれも、おいしくいただいたものの、
とりわけ奈良漬けとの取り合わせは絶品でした。



「奈良漬けって、苦手だったんだけれど、おいしい!」と私が言えば、
母も「私も特別どうこうはなかったけれど、おいしいわね」と
申します。

茶がゆ&奈良漬けとの幸せな出会いでした♫


お宿「料理旅館 吉野」の朝ごはん↓にも登場。
茶がゆ&奈良漬けの、すっかりファンになりました。
ノーマークだっただけに、感激ひとしおなのです・・・



自宅に帰るなり・・・さっそく、レシピを検索し、
ひとりランチに、茶がゆを作り始めました。

余談ながら、上に散らす「あられ」。
普通のスーパーでは見つけられなかったものの
富澤商店に行ったら、あっさり買えましたw



お供の奈良漬けは、お土産で買った小袋が、すぐになくなり、
お取り寄せしたくらい、気に入っています。
(駅ビルで何気に買った、奈良漬けでした)

これに、庭で摘んだ三つ葉、水切りした豆腐を合わせ、
炒り豆腐をつけるのが、最近のひとりランチです。
一度、味噌汁をつけたら、お腹がガボガボになったので、やめましたw



さて・・・茶がゆレシピ・・・

ネット上では、雑炊タイプ、つまり冷やゴハンを、サッと洗って
焙じ茶で、軽く煮るものもあれば・・・
お米から炊き込むタイプもありました。

ひとりランチは、前夜のゴハンの残りを使うので、雑炊タイプが
多いのですが・・・
やっぱり、お米から炊き上げると違います。

先日、母がきたとき、お昼ゴハンに出したところ・・・
大喜びで、鍋を抱え込むようにして、いただいておりましたw



「読売新聞」の朝刊では、和歌山出身の坂本冬美さんが、
「故郷の味」として、「茶がゆ」を、ご紹介していました。

奈良だけではないんだなぁと、
手持ちの「別冊うかたま」「伝え継ぐ日本の家庭料理」の
「どんぶり 雑炊 おこわ」巻を見ました。


(書影はハードカバーの全集版。我が家のは、お手軽なムック版です)


すると、和歌山、三重、奈良で茶がゆが紹介されていたのです。

さっと米を洗い、鍋に焙じ茶を入れて沸騰させ、そこへ米を入れ、
強火のまま炊き上げる、のが基本形。
茶葉は途中で取り出すところと、そのままのところがありました。

どれも、各地での聞き取りのレシピなので、
同じ地方でも、ご家庭によって違うのかもしれません。



奈良では「冷めてものどごしがよく、とくに暑い夏には重宝します」と
添え書きされていました。

ここのところ、気候不順で冷え込む日に、
茶がゆであたたまっていましたが・・・

夏もいけるんですね!
なんだか、強い味方ができたようです。

・・・ということで、この日のひとりランチは、
お米から炊いた、茶がゆにしました♫


本日も、おつきあいいただいた皆様、どうもありがとうございました。


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