おはようございます。
本日8月9日は、長崎原爆の日・・・
こちらは雨もあがり、降るような蝉時雨の平和な朝を迎えました。
ありがたいなぁと、しみじみと思います。
昨夜、閉会式を迎えた東京2020、オリンピック・・・
男子サッカーの森保一監督の記事が印象に残りました。
(「読売新聞」夕刊 2021年8月6日付)
監督のお父様のご実家は長崎で、原爆の被害に遭われており・・・
ご自身は長崎で成長され、長く広島で過ごされたことで、
原爆について考えられるようになったそうです。
Jリーグ・サンフレッチェ広島の監督時代には
ホームゲームの前には、平和祈念公園で黙祷されてから
競技場へ向かわれたとか・・・
「平和だからこそ、大好きなスポーツができる」
長く平和について考えてこられた方ならではの言葉でしょう。
オリンピック開催中、選手一人一人の努力はもちろんながら、
国を超え、人と人がつながり、たたえ合うことができる、
そのことに、感動しました。
閉会式を迎えた翌日の「長崎原爆の日」だからこそ・・・
今日は、ひととき、戦争と平和について考える、
良い機会かもしれません・・・
(吉岡栄二郎著 『焼き場に立つ少年』は何処へ 長崎新聞社発行 )
↑本の表紙は、「焼き場に立つ少年」として知られている写真です。
著者・吉岡栄二郎 氏は、アメリカ軍カメラマンの撮影した、
この少年の行方を、ずっと追い続けられてきたそうです。
本は2008年出版ながら、
ETV特集で昨年、「“焼き場に立つ少年”をさがして」として放送され、
その中で知った、長崎の戦争孤児施設についても、気になっていました。
今年は、その長崎の戦争孤児施設について放送され、
「焼き場に立つ少年」も再放送されるそうです。
他にも「“戦争と平和”を考える番組」が、たくさん予定されています。
八月が来るたび・・・
亡き人を想うお盆の時期に、広島・長崎の原爆忌、終戦の日を
迎える不思議を感じます。
コロナ禍、落ち着かぬ日々を過ごしているだけに、
心して、向き合っていきたいと思うのです。
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おつきあいいただき、どうもありがとうございました。
こちらは、すっかり雨が上がっていますが、
西日本は台風の影響を受けられているとか・・・
どうぞ、お気を付けてお過ごし下さいませ。大事ありませんように。