おはようございます。
昨日、今年、初めてのカラスウリを見ました。
うれしくて、うれしくて・・・どうぞ聞いてやって下さいませ。
毎年、この時期になると、カラスウリの実を探しています。
わたしにとって、「幻の朱い実」です。
『幻の朱い実』(岩波書店)は石井桃子(1907-2008)さんの自伝的小説。
子どもの本のために、翻訳、創作、文庫、評論など
あらゆる活動をなさった石井氏。
その石井氏が、おとなの読者を意識して、お書きになりました。
前半は、早くに亡くなった友人と過ごした日々のこと、
後半は、彼女亡き後も、その人を想い、謎めいた人生を追い続けます。
主人公は、石井氏がモデルです。
わたしは、この小説が好きで、好きで、大好きで・・・
胸が痛くなるくらい。
拙ブログに、おつきあいの長い方々は、
毎年、毎年、同じ話を・・・ですよね。ごめんなさい。
(長くなるので→昨年のブログ「今年も『朱い実』の季節」)
去年は12月6日にカラスウリ発見のアップをしていました。
今年は2ヶ月も早い!?
そのせいか、「朱い実」がみずみずしい!
まだ色づいていない実も見つけました。
嬉しいなぁ・・・
ご近所さんが、私のカラスウリ好きを知り、
去年、カラスウリの株をくださって・・・
我が家も、植えてみました。
残念、雄花だけでした!
でも、レースのような花は、妖しい美しさで・・・
それはそれで良かったのですけれどね・・・
(今年6月撮影)
小説では、年齢を重ねた主人公が
親友との想い出のカラスウリを追い求めます。
ラストは・・・、うううう・・・思い出しても・・・涙、涙・・・
秋本番へ・・・
わたしも、これから、「朱い実」を探し続ける、
カラスウリ・ウォッチャーと化しましょう。
本日も、おつきあいいただき、どうもありがとうございました。