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読んだ本、読んでいる、読む本

2021-10-03 | 2022夏まで ~本~
おはようございます。

本日は、最近、読んだ本と、今読んでいる本、そして読むつもりの本を
サクサクッと、まとめておこうかと・・・
おつきあいいただけたら、嬉しいです。

・・・性懲りもなく、またも図書館から本を借りいます・・・w
本を見ているだけで、ニマニマ、ウキウキ・・・
これからも、目と相談しながら読んでいくつもりです。



まずは、古内一絵『星影さやかに』(文藝春秋)を、昨日、一気読み。
(休み休みでも、止められなくて、あっという間に読んでしまったw)

戦時下、「非国民」と、罵られた父親を中心に、
三代に渡る、プチ大河小説(!?)・・・

語り手は、次男、妻、そして父本人。
最終章で、父が「非国民」となった理由が明らかにされる・・・

『十六夜荘ノート』(中公文庫)と同じく、
戦時下、戦争に非協力的とされた人々について描かれています。
正直、あちらは、消化不良の感が拭えず・・・

今回は、良かった!
後半、読んでいて涙が止りませんでした。
作家さんの成長でしょう・・・すごいっ!

う~ん、でも、読者も、ある程度の年齢を重ねないと、
この本に共感したり、感動したりは、難しいかも・・・



これに先行して読んでいたのが、
荻原規子『エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼] 』(角川文庫)。
(文庫本なので、通勤時に読むつもり)

「RDG」シリーズの終了後、新たなファンタジー「エチュード」が
始まったと思いきや、第二曲(2巻)でストップ。
なんと四年ぶりの新作です!

(今、出版社が変わっていることに気づく。大人の事情があったのねw)

ヒロインは大学に入った途端、異界の世界に巻き込まれて・・・
という、ファンタジー。

今回は平将門がテーマで、
加藤剛さんのお顔を思い浮かべながら読んでいますww
(お若い方は、こちらをどうぞ!)



同じく、読みかけていたのが、
浅見雅男『公爵家の娘 岩倉靖子とある時代』(文春学藝ライブラリー)。

岩倉具視の曾孫が、共産主義に走った・・・と世間を騒がせた、
戦前の大事件で、以前から気になっていました。

読み始めたところ、数年前におもしろく読んだ、
林えり子『日本女子大桂華寮』(新潮社)に批判的な記述が出てきて、
既に、予断を許さない雰囲気がヒシヒシと・・・w

通勤時、お気楽に読める本ではないと、わかりました。
ただいま、中断中。




で、これからは読みたい本。

ショパン様の故国ポーランドを旅して以来、妙な使命感を抱いてしまい、
気づいたら読んでしまうのが、ホロコーストを扱う本。
その新しい一冊は、柏書房から!

レベッカ・クリフォード『ホロコースト最年少生存者たち~
  100人の物語からたどるその後の生活』。

アンネ・フランクを筆頭に、いろいろ情報はあったけれど・・・
10代以下の子ども達は?・・・盲点でした。
豊富な図版から、既に心が重くなっていますが・・・

読みます、読まなければ・・・



そして、大島真寿美『結 妹背山婦女庭訓 波模様』(文藝春秋)。
直木賞受賞作『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(文藝春秋)の続編で、
江戸時代、文楽をテーマにしています。

歌舞伎好きとしては、丸本物(文楽に始まる演目)の背景は、
ぜひ知っておきたいわけで・・・楽しみです♫


サクサクっと、まとめるつもりが、思いのほか、長くなってしまいました!

本も読みたいので、このあたりで、失礼いたします。
長々と、おつきあいいただいた皆様、どうもありがとうございました。
感謝です!


★感想文は「ブクログ」にも、ちょこちょこと、まとめております・・・

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