12・11・8
ー誰でも先生 皆が生徒ー
「かぼちゃだったら描けそう・・・」
まだ絵手紙と云う言葉が
一般的には知られていなかった頃のこと。
ハガキは文を書く、と云う考え方が
強かったように思います。
養護老人施設のお年寄り7,8人に
毎月、3,4行のハガ差し上げていました。
ハガキ文の余白に何か添えたら…と云うことから、
いろいろアイディアが生まれました。
絵を描くきっかけになったのも、
そうした背景がありました。
会員の西村さんが、
かぼちゃだったら描けそう…と云って、
「こんなふうに、こんなふうに・・・」と云いながら
ホワイトボードに、かぼちゃの絵を描いた。
皆も「こんなふうに、こんなふうに・・」と
西村さんの絵を真似しながら描いた。
皆、かぼちゃの絵が描けた。
皆、絵が描けるようになった。
私もその中の一人絵が描けるようになったのです。
西村さんはテレビだか新聞だか、何かを見て、
フト、かぼちゃだったら描けそう、と思ったらしい。
その思いをボランティア仲間に伝えた。
エキスポ65に出展する
とんとんハウス、豆本のモジリアは
「誰でも先生 みんなが生徒」をテーマに出展します。