12・12・11
松戸白かぼちゃをモチーフに詩を書いた。
千葉日報読者文芸詩壇と
詩のグループ覇気に次の詩を投稿した。
松戸白かぼちゃ
ー島根一郎ー
松戸市
学童、生徒の机と椅子
5千セットが
不要になった!
規格変更のためとか…
勿体ない!
まだまだ使える机と椅子
役に立ちたい!
役に立ちたい!
叫び声が聞こえてきた
家に来て!
家に来ておくれ!
カンボジアから
微かな声が聞こえてきた
微かな声は胸に響いた
カンボジア プレイベン州と
交流が始まった
かぼちゃの種を交換した
ボクも仲間に入れてよ…
松戸白かぼちゃが
50数年ぶりに
呟いた
君はそこにいたのか!
松戸に生まれた君は
そこにいたのか!
松戸白かぼちゃ!
そこにいたのか!
かぼちゃだった描けそう…
始めて日報詩壇へ投稿した詩
再びかぼちゃの詩
「松戸白かぼちゃ」を書いて
日報詩壇へ投稿した
松戸白かぼちゃ復活にはロマンがある
50数年ぶりに蘇り
間もなく宇宙へ…
一躍時の人ならぬ
時のかぼちゃとなった
人の善意と好意と
そして
神様の思し召しで
人の微かな記憶を呼び起こし
人は動いた
その昔
樋の口の故高橋作次郎さんは
美味しいかぼちゃを求めて
50数年前
松戸白かぼちゃを完成させている
誰かがその価値を
認めていたに違いない
農業生産物資源ジーンバンクに
松戸白かぼちゃはの種は
保管されたていた
50数年保管する
相当な技術と
相当な熱意があったに違いない
時が来るのを待ち続けていた
善意と好意
そして勇気ある行動は
偶々とか偶然と云う形で
そして意外な方向へと
道は開かれる
松戸白かぼちゃの種は
復活した翌年
松戸市出身
宇宙飛行士
山崎直子さんが宇宙に携えて
宇宙に行った
善意と好意
そして勇気ある行動は
力を得て人を動かし
人が集い
新たな文化を創造する
かぼちゃだったら描けそう…
再びかぼちゃについて語る不思議
松戸白かぼちゃは私にも
語りかけている