モジリア

74歳のブロガー。ギネスを目指す!(^^)!
おじさんが読む「赤毛のアン」

絵手紙100枚

2012年10月15日 | 生に目覚める頃

12・10・15 

 絵手紙を100日

 

母は晩

年アメリカ・シカゴで妹の則子と一緒に過ごした。

10年前、則子から突然

「お母さんが危ない!すぐ来て!」と悲鳴に似た電話、

「すぐ行く!すぐ行くからな!」とだけ返事をして電話を切った。

 

朦朧としている母の耳元で叫ぶように

「お兄さんがすぐ来る!って、言ってるよ!」

 

私がシカゴに着いたのは3日後、

母は意識も戻り、横たわっていた。

 

容態は安定しているようなので

一週間ほどシカゴに滞在して日本へ帰った。

 

日本へ帰ってから毎朝母に絵手紙を描いた。

 

さんまの開きに

「目が優しいね・・・」とか、妹と会話が弾む。

私の絵手紙を楽しみにしていた。

 

丁度100枚目の絵手紙を描いていると

則子から電話、

 

「昨夜お母さんが亡くなりました・・・」と

母が静かに息を引き取った時の様子を知らせてきた。

 

「そうか…ご愁傷さま、則子も良く尽くしてくれたね、ありがとう」


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