１２・８・３０
リテラシー？書く能力？
古いメモ帳を見ました。昨年１月、
千葉日報の記事に「リテラシー」の言葉に出会い、調べています。
辞書で調べたのでしょう、
リテラシーとは与えられた材料から
必要な情報を引出し活用する能力、とメモにあります。
更に百科事典で調べている。
リテラシーの項目を見ると「読み書きを見よ」とある。
読み書きの項目では、寺子屋の簡単な説明があり、寺子屋では
読みは主として手習い、書き写すこと、とある。
多分百科事典の説明を端折ってメモしている。
読むことを手習い、つまり書き写すことと同義語に捉えている。
書き写すことで真に読み取る能力が培われる。
リエラシーとは与えられた材料から必要な情報を引出し活用する能力。
私の文章作成術とも共通するものがある。
歳時記からよさそうな文言、フレーズを２，３見つけ、メモ用紙に書き写す。
文言を入れ替えたり、フレーズとフレーズの間に
連想して浮かんだフレーズを挟み込むことなどをしていると、
不思議とはがきに書く３，４行の文章は整ってきます。
与えられた材料、即ち歳時記から
必要な情報、即ちよさそうな文言を引出し、
俳句的美観？俳句的センスを活用して、
はがき文という完成した作品に仕立てる能力。
やや強引にリテラシ―にあてはめて
私の文章作成術を申し上げました。
はがきを書く根拠に歳時記から季語を選び、
季語の説明文、例句を全部読む。
歳時記だけではなく、季語そのものを見て観察している。
自然に俳句的センスを
俳句的見方を私自身が受け入れて、体得しています。
例えば樋口一葉の「にごり絵」を丸ごと書き写すことで
樋口一葉のセンス、見方を受け入れて
細やかでも体得している。
私自身のものになっている。
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