のっけからこういう話題もどうかと思うのですが、
先日、漢方薬やオーガニック食材も充実している薬局で薬を買いました。
目当ての薬は日本語併記だったので、自力で見つけられました。
$6.5(450円くらい)でした。
断っておきますが、私のではありませんよ。
断じて。
パッケージに「香港脚・銭癬」とあるのがわかるでしょうか?
香港脚…水虫って中国語で香港脚っていうんですね。
なぜ、香港なのか?
香港のひとからクレームはないのか?
疑問です。
まあ、日本脚じゃなくてよかったです。
ほら、中国の日本に対する態度からすると、
そんな名前をつけられそうじゃないですか。
たいした病気ではないけれど、じくじくといやな感じ、みたいなところとか。
悪化すると、痛くはないけれど、まあかゆいくらいの自覚症状はあるかな、っていうところとか。
なんとなく。
調べてみたら、香港脚の名付け親は、香港を占領したイギリス軍の人々らしいです。
占領後、湿気に慣れず、足がかゆくなる人がたくさんでてきて、
皮膚病とは知らずに、その症状を香港脚と呼んでいたそうな。
後にそれが、病名として定着。
ふ~ん。
ちょっと賢くなりました。
ほら、あなたの中国語ボキャブラリーも一歩前進!
去年、上海にひと月半滞在して、
その間にプライベートレッスンで習った中国語はすでに忘却の彼方なのに、
いつ使うとも知れない(たぶん一生使うことはない)こんな単語を覚えてどうするんでしょ?
ところで、
昨日のロイヤルウェディングは、結局、BBCの中継を見ました。
王道なんだろうけれど、本元だけに、長くなりそうで避けたかったのです。
私、そこまで、熱心じゃないですから。
NHKが3分くらいにまとめてくれたら、それで十分。
っていうか、むしろそれを望んでいました。
でも、何時のニュースでやってくれるのか、
そもそも海外で放送するニュースで取り上げてくれるのか、わからなかったので断念。
たどり着いたのが、BBCでした。
私が一番見たかったもの、それはケイトさんのドレス。
素敵でしたね。
シンプルでエレガントで知性も感じさせて…彼女らしいドレスで、よく似合ってました。
私はダイアナ妃のより好きです。
あれはあれで、豪華で可憐ですばらしかったのですが、好みの問題ですね。
彼女のドレスが中継されるのを待って、
中国ではお針子さんたちが、いっせいに深夜労働でミシンを踏むのだそうです。
そんなにコピードレスの需要があるのですね。
でもあれは、誰が着ても美しく似合うってタイプのドレスではないような。
一生に一度のことなのに(たぶん)、
世間の花嫁さんたちは、自分らしいのを着たくないのかなあ?
深夜に安い賃金で働かされる娘さんたちのためにも、
ケイトさんのドレスがシンプルでよかったと思います。
ダイアナ妃みたいなだったら、大変だったと思いますから。
【オマケ~当日のベアトリス王女の装い~】
彼女はウィリアム王子のいとこさん。世間に色々な話題を提供したセーラ妃のお嬢さんです。
彼女の帽子を見ると、こういうのを思い出しませんか?