今年1月からの「新型コロナウィルス」により、
3月中旬の今週始めの月曜日から、フランスすべての幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学等の
教育機関が、閉鎖された。
中国を中心としたウィルスの渦が、とうとう、イタリアを中心としてヨーロッパにも発生。
陸続きのヨーロッパ諸国は、境界線が直に見える。
人と人との行き来だけでなく、「あいさつ」など、人と人との接し方も、アジアとは、全く違い、人から人に感染しやすく、
とめどもなく、大流行。
頬と頬をひっつけたり、唇を、相手の頬に、ひっつけて、挨拶するのが、ここヨーロッパの挨拶文化。
3週間ほど前までは、「たいしたことない」「おおげさだ」「他人事」と、隣のイタリアを横目で見ていたフランス。
体調が悪くなり、病院で検査してもらい、陽性反応だった人が増え、
隣のイタリアの実態が、とうとう、我が国にも影響を及ぼし始めた・・・と、現実を受け入れたフランス。
先週12日の木曜日の夜8時、突然、すべてのテレビのチャンネルが変わり、
フランス大統領の「非常事態宣言」が、ライブで流れた。
その宣言では、「すべての学校が閉鎖」「「70歳以上のお年よりは、極力、外出しないように」といった内容。
スーパーマーケットなどの食料品店、市場、薬局、銀行、市役所などは通常通り、開いているけれど、
レストラン、カフェ、衣料品店などは閉鎖。
と、土曜日の午後までは、図書館も、映画館も、普通に、開いていた。
ところが、楽観的で、社交的なフランス国民には、この宣言は、あまり効き目がなかったようで、
その週末は、各地で、日光浴やピクニックを楽しむ人々で溢れ、ウィルスの感染防止からは、程遠い結果となった。
そのため、学校閉鎖1日目の夜8時、2度目のフランス大統領による「非常事態宣言」が、再び、流れた。
そして、その宣言は、ビックリ !する内容だった。
「すべての国民が、自宅から外出する際、外出許可書を所持すること」
「もし、外出許可書を所持していなかったら、38ユーロから135ユーロの罰金刑」
頭が、真っ白になった。
確かに、罰金制にしないと、自由気ままなフランス人には、効き目はない。
娘は、ただでさえ学校閉鎖になり、友達と遊べなくなったと悲しんでいて、彼女のスケジュールの中に、
近所のクラスメイトの家に遊びに行くように計画を立てていた。
夫は、「友達の家に遊びに行ったら、学校閉鎖の意味がない」と、悲しむ娘に、
何とか分かりやすく説明し、理解を求めていた。
外出禁止発令が出る前の夕方、閉鎖となった娘の学校に出向き、誰もいない教室で、
直接、担任の先生から、1週間分の授業課題プリントを貰い、説明を受ける事が出来たので、ギリギリ、助かった。。。
春になり、気持ちの良い天気になってきたここ南フランス。
夫は、「プリンターのインクがなくなる」と、文句を言いつつ、
外出許可書の書式をダウンロードして、記入をし、その用紙を持って、食料の調達。
娘は、学校の課題プリントをこなし、私は、その書いたノートを写真に撮り、
担任の先生に添付メールで送り、添削してもらう-という、やり取りが続いている。
2月末の、いつも行く植物公園での風景。
この公園も、ただ今、閉鎖されている。
「たくさんの人が、同じところにいたら感染する」と、いう理由からの外出禁止令。
前代未聞で、今まで、誰も経験した事がない事態となっている。
3月中旬の今週始めの月曜日から、フランスすべての幼稚園、小学校、中学校、高校、そして大学等の
教育機関が、閉鎖された。
中国を中心としたウィルスの渦が、とうとう、イタリアを中心としてヨーロッパにも発生。
陸続きのヨーロッパ諸国は、境界線が直に見える。
人と人との行き来だけでなく、「あいさつ」など、人と人との接し方も、アジアとは、全く違い、人から人に感染しやすく、
とめどもなく、大流行。
頬と頬をひっつけたり、唇を、相手の頬に、ひっつけて、挨拶するのが、ここヨーロッパの挨拶文化。
3週間ほど前までは、「たいしたことない」「おおげさだ」「他人事」と、隣のイタリアを横目で見ていたフランス。
体調が悪くなり、病院で検査してもらい、陽性反応だった人が増え、
隣のイタリアの実態が、とうとう、我が国にも影響を及ぼし始めた・・・と、現実を受け入れたフランス。
先週12日の木曜日の夜8時、突然、すべてのテレビのチャンネルが変わり、
フランス大統領の「非常事態宣言」が、ライブで流れた。
その宣言では、「すべての学校が閉鎖」「「70歳以上のお年よりは、極力、外出しないように」といった内容。
スーパーマーケットなどの食料品店、市場、薬局、銀行、市役所などは通常通り、開いているけれど、
レストラン、カフェ、衣料品店などは閉鎖。
と、土曜日の午後までは、図書館も、映画館も、普通に、開いていた。
ところが、楽観的で、社交的なフランス国民には、この宣言は、あまり効き目がなかったようで、
その週末は、各地で、日光浴やピクニックを楽しむ人々で溢れ、ウィルスの感染防止からは、程遠い結果となった。
そのため、学校閉鎖1日目の夜8時、2度目のフランス大統領による「非常事態宣言」が、再び、流れた。
そして、その宣言は、ビックリ !する内容だった。
「すべての国民が、自宅から外出する際、外出許可書を所持すること」
「もし、外出許可書を所持していなかったら、38ユーロから135ユーロの罰金刑」
頭が、真っ白になった。
確かに、罰金制にしないと、自由気ままなフランス人には、効き目はない。
娘は、ただでさえ学校閉鎖になり、友達と遊べなくなったと悲しんでいて、彼女のスケジュールの中に、
近所のクラスメイトの家に遊びに行くように計画を立てていた。
夫は、「友達の家に遊びに行ったら、学校閉鎖の意味がない」と、悲しむ娘に、
何とか分かりやすく説明し、理解を求めていた。
外出禁止発令が出る前の夕方、閉鎖となった娘の学校に出向き、誰もいない教室で、
直接、担任の先生から、1週間分の授業課題プリントを貰い、説明を受ける事が出来たので、ギリギリ、助かった。。。
春になり、気持ちの良い天気になってきたここ南フランス。
夫は、「プリンターのインクがなくなる」と、文句を言いつつ、
外出許可書の書式をダウンロードして、記入をし、その用紙を持って、食料の調達。
娘は、学校の課題プリントをこなし、私は、その書いたノートを写真に撮り、
担任の先生に添付メールで送り、添削してもらう-という、やり取りが続いている。
2月末の、いつも行く植物公園での風景。
この公園も、ただ今、閉鎖されている。
「たくさんの人が、同じところにいたら感染する」と、いう理由からの外出禁止令。
前代未聞で、今まで、誰も経験した事がない事態となっている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます