安芸郡北川村の山奥。
民家は見えずスマホのアンテナも立たない場所に、
ひっそりと佇む眼鏡橋があります。
旧魚梁瀬森林鉄道遺産群の一つで、国指定重要文化財となっています。
昭和15年完成の
無筋コンクリート造及び充腹式鉄筋コンクリート造橋梁。
大変貴重な建造物だそうです。
高知は森林率日本一でして、
かつては大規模な森林鉄道が通っており、林業で繁栄していました。
名残りの遺産の一つが、この橋です。
かねてから見てみたいと思っていた、美しい橋。
正式名称は、二股橋。
左の奈半利川に、右の小川川が合流している地点にあります。
奈半利川の上流にはダムがあるのですが、放流しているのでしょうか。
濁った奈半利川と、青い小川川がいっしょになっていく。
橋の下を流れる、小川川。
増水していて、流れが速いです。
今は静かな山間に、ひっそりと佇む二股橋。
時折りは車が通っていて、現役の橋として、いまだ活躍しています。
8月16日撮影
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