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やっと解決!

2016年04月24日 | 備忘録
ぼそぼそ、ぼそぼそ。ぼそっ、ぼそぼそ…。音楽を聴きたいのに、ずうっと出ていたノイズがありました。無音部はもちろん、音楽がなっている時にも気になっていたもの。

当然配線の取り回しとアース、ノブやスイッチの接触不良等考えられるものをあれこれ試してはみたのですが、どうしても原因がわからない。

はっきりしていたのは、チャンネルデバイダーの電源を切るとノイズが消えること。

やっとわかりました。



これ。

うちのチャンデバはUREI 567です。音質の良さに、ノイズが出ているとわかっていてもどうしても外せなかった大好きなモノ。

沢山のicを使ってあります。何気なく上からギュッと一つずつ押していったところ、ノイズが消えた!

確かにicにも足がついているので接触不良の原因になりえるか~と妙に納得。

過去にも原因不明ながらも機器を動かした時にノイズが消えて、スッキリして音楽を聴きまくった時がありました。だからきっと、ちょっとした事だとは思っていましたが、やっと解決…嬉しい!






さあ、音楽を聴きましょう。


変わった方

2015年11月07日 | 備忘録


変わり目にも、イイこととわるいことと両方なかよくやってくるわけです。

ぐーぐー寝込んで…。

もうイヤってな瞬間を、どこぞから眺めている変わった趣味の方でもいるのでしょうか。

「魔が差した」と思いきや、これは…。





拾う神は、僕のことも見てくれてたみたいです。

ありがたや。



いとしのゲイツ

2015年07月17日 | 備忘録
季節が変わると思いだしたように、いつもしたくなるのがターンテーブルまわりのアレコレ…。

オールオッケーとなっていないから、いじってしまうのです。でも、調子が上がってきていてのもまた事実。

今回は、ちょっと来たかもしれません。



スピンドルとアイドラー。



この二つが、いつも僕の懸案事項です。一番(なるべく)いい状態で機能してくれるように、ご機嫌をとります。


まずアイドラー。回転軸内側の研磨。磨いてみがいて磨きまくる…。ピッカピカになったらベンジンでクリーニングする。そして、注油。今までは、スピンドルと同じオイルを使っていたのですが、今回は変更することに。どうしてもオイルだと流れ出してしまうだろうということで、柔らかめのグリスを使うことに。




抵抗は確実に増えると思いますが、これでいい。場所柄どんどん下に流れ出ていくでしょうし、結構速いスピードで回ってますもんね。



次はスピンドル。これまでは、グリスとオイル(ISO VG100)を使っていました。

今回はホームセンターで見つけた、これ。二硫化モリブデン入りのハンマーオイル(ISO VG100)です。

「衝撃、振動、焼き付きをモリブデンがわずかな凹部に付着しメッキ面状にし極圧に耐えます」とのこと。黒いオイルで、見た目があれと似ている。もしかして…ということで使用。多分違うとは思いますが、中々いい感触です。





何よりアイドラー軸の研磨が効いているとは思いますが、調子が良く安心して聴くことができます。手回しの感触もな~んかいい感じ。


またひとつ

2015年05月25日 | 備忘録


モノラル時代のプリはドキッとするほどかっこいい。

専用パワーアンプとのセット仕様だったりして電源別の構成が多くて、小さくてなんか惹き込まれてしまう。

たぶん手仕事の細やかさみたいなものも大きいんだろうと思います。

その中でもきれいだな~とおもっていたのが「Mcintosh C4」

いつか一度はつかってみたかった。



うちに来たときはパネルの黒ズミもあって「う~ん」と頭を抱えたけど、このモデルに限って言えばノブを勇気をもってギュっと強く引いて外しさえすれば大丈夫。後は掘り込みのしっかりした厚い金属パネルを磨くだけでだいじょうぶ。

見るだけでしあわせな気分。

音は二の次ってわけじゃないけれど、これまでのMcintoshとの音色の違いが良く分かって勉強になるな~という感じ。

そしてこのピカピカに素晴らしく役に立ってくれたのが、これ。




ホームセンターで300円ちょいで売ってます。

これ、イイですよ~。


これも、おんなじ感じだと思います。
光陽社 ポリマール SP 銅みがきクロス

スピンドル、アイドラーとバネ

2015年04月05日 | 備忘録
あったかくなると、俄然楽しくなるのがアナログ。

最近はGATESのことばっかりしています。これはムムムという位調子が良いので、備忘録。アイドラー軸や、周りの可動部分への注油はこれまでも行ってきました。今回はそれ以外のことを。



①スピンドルの研磨
古い油をクリーニングし、ピカールと布でスピンドルを研磨していきます。研磨の後はベンジンでクリーニング。手回しでターンテーブルを回しても、最後の伸びが違います。これでトルクがグッと増し、触っても止まらない状態に。やっぱりGATESはこうでないと~。

②アイドラー側へのバネ圧調整
ワウを感じたので、今回改めて調整。バネ圧が強い方がアイドラーにしっかり当たるのでトルクが強くなり良いと思い込んでいました。しかし今回分かったのが、バネ圧を弱くした方がワウが小さくなるということ。ソロピアノを聴きながら調整しました。これまで強くしすぎていたみたいです。

③アイドラー軸台の向き
前から気づきつつ、つい忘れて時々困っていたもの。今回で、はっきり納得。



ワッシャーを見て分かる通り、軸から左右端までの距離が違います。今は○の印を合わせることでクリアー。これを忘れると、スピンドルを入れる時にターンテーブルとアイドラーが接触して困るので気を付ける。




これで、

ばっちり?





別格。

2015年02月26日 | 備忘録
「パソコンで音楽を聴いてます」

そう言ったら、兄さんに呆れられたのが今週の日曜日。

それでも懲りもせずPCオーディオ。

今回もオペアンプです。

呆れられても弄り続けるのは、きっと可能性を感じながらも納得がいっていないからなのでしょう。

オペアンプは大事な部品であると共に、取り換え(それが前提?)が容易なソケット付属の機器が多いのです。そのせいで「(音質変化向上の為に)交換するとどうなったか」という情報がネット上に沢山あります。

先日手に入れて、驚いたのが「MUSES01」。大変良かったことに気を良くして、もっと先を見たくなりました。

元々オペアンプというのは単価が1000円未満の部品がほとんど。その中で別格としか言いようのないのが「BB OPA627BP」でした。世評は絶賛か悪評かに、はっきりと評価が分かれている状況。

これはおもしろいですね~。

でも価格を考えると、それは仕方ないかなと思います。それだけ飛び抜けた存在なんですね。



本日到着したのは、デュアル基盤に装着された「BB OPA627BP」でした。正直うれしくて、小躍りしながら装着しました。

一聴、これは趣味とか好みとかバランスとかではありません。

もう性能差と言える違いだと思います…少なくとも僕にとってはそれくらい満足度の高いモノでした。

ギュッと芯のつまった鳴り方。ほんと素晴らしい…こうでないと。

ライブに行くとハッとしたりニヤッとしたり、ドキッとしたり音楽が「どん」ときます。なんかうちのエレボイの鳴りが、そんな感じにグッと近づきました。



あぁ、こんな感じもいいですね~。











あったらしいこと。

2015年01月15日 | 備忘録
今年のは初夢は、いい雰囲気の楽しいこと満載のパラダイス。

良いものを聴かせてもらったことで、おもしろい顔が来ました。




五つ目の厚いアルミパネルのの中には、

賢そうなチップ。

電源も大したもの。

正直ここまでの物が必要なのかと思うのですが、一度良いものを聴かせてもらうと止まりませんでした。

機器選びを決定づけたのは、

「デジタル再生というのは『1と0のアナログ再生だ』」

という名言。

もう一つ小さいもの(電源は小さ目)でもいいかな…とビビっていた気持ちをGOにしてくれました。

そして、結論から行くと今回のおもしろい顔のDACは素晴らしいものでした。

これは確かに別物です。低音の出方に関しては電源の効果がかなり出ているんじゃないかなと思います。なんかもったりとしてるかも…と思ったら低域の余裕が大きくてバランスが崩れていました。イコライザーを大幅に調整すると、残ったのは電源の下支えの良いところばかり…。

悪いところが、今のところ見つからないくらい。ずーっと夜更かしして音楽を聴いています。



いいプレイヤーを使っている人はこんな感じで聴いていたんだ…と唖然。

自分の家でやってみないと、悲しいかな鈍い僕には分からないんです。でも元に戻すことはまず無いだろうと思います。入力の質は大事。この状態で音楽を聴けることに感謝ですね~。

ありがたや、ありがたや。


マルチで〇

2014年12月28日 | 備忘録
年の瀬といえば…忘年会。

ま~むちゃくちゃ面白かった!マルチ講習会。
いつもお世話になっている先輩方本当にありがとうございます。

知識や理屈はベースとして当然あるのだけれど、それから先に「みんな音楽が好きなんだな~」という感動がありました。自分より経験豊かな人たちが音楽を聴くことに夢中になっている…自分もあんな風になれたらいいな~と思います。

肝心のマルチについては、なるほど…やっぱりそうか~!と納得することしきり。

クロス決定とレベル調整のコツを質問させてもらった時のこと…。

「自分の好みを捨てることですね」…初めは正直「なんで?」と思いました。

でもマルチは自由度が高いから、「思い入れたっぷりの自分の音」をいかに客観的に見つめられるかで決まるんだろうなと思い至りました。

家に帰って、当然のようにクロスとレベルを触ることに…。一番大事な「低域が?…」と思いつつも。マルチを始めたことは正解だったと思いました。これで方向は合っている。

当然のようにステレオで苦労している人がほとんどだと思います。確かにステレオマルチ素晴らしい。

でも「モノラル」マルチも素晴らしいです。



STARDUST

よけいなこと

2014年11月24日 | 備忘録
我が家の「GATES CB77」。

はるばる海を越えて一緒にやって来た「TD121」と聴き比べて選びました。

何にもわからないまま、オイルやアイドラーの位置調整、清掃、研磨…あれやこれやしながら聴いてきました。しかしあれやこれやするのは結局納得がいかないからで…。なんかトルクが出ないのを位置調整で何とかしたら、今度はキュルキュル言うと…。

自分でするからGATESのことがちょっとずつ分かってくるので、それはそれでいいのです。でもその反面いらんこともた~くさんしているはず…。それを今日やっと「ひとつ」見つけました。



コレ!

研磨に凝っていた時にした「プーリーピッカピカ作戦」です。

ピッカピカ→ツルッツル…それがアイドラーとの接触で滑って→キュルキュルとなっているに違いない!

使用によりアイドラーの接触面が光って来るとちょっと滑ってグリップが弱まります。そこをやすりで研磨するとグリップが戻ってきます。それをプーリーにもしてみようというわけ。ただプーリーの研磨は回転数に大きく関わるのでほんの少しだけの表面研磨にします。

あぁ大当たり!…キュルキュルは消滅。



グリップが自然に増して、さらにピアノが…うれしい。






油問題

2014年05月04日 | 備忘録
油と言えば、アナログ。

油と言えばターンテーブル。

ゲイツとグレイ。


これが、最近機嫌がイマイチ。ここしばらくなーんか楽しくなくて…。オーディオから心が離れている部分がありました。

うちの場合は、いかにモノラルレコードが聴けるか。コレが楽しさをはっきりと決めてしまいます。なんか鈍くて、イマイチ楽しめないと…まあ聞かなくなります。それでさらに機嫌が悪くなるという悪循環。


そんな中、救世主…きっかけは兄さん。

兄さんは、grayのきれいなアームを手に入れられた。嗚呼うらやまし。そして物事をすすめてくれたのは、そのオイルダンプアーム。もっと言えば油。

うちのオイルダンプアームに使っていたオイルの粘度は100000番。そして兄さんのバッチリの粘度は100番。

あまりの違いに、ちょっとだけ考えました。ターンテーブルに回転させられたレコードの小さい溝の中をカートリッジ針が走り、アームのピボットがそれを支える。あの小さい溝の中を通ることを考えたらもっと小さい抵抗のほうがいいはず…今までなんてかった~いオイルを使ってきてしまったんだろうと、青くなりました。恥ずかしながら…コレ

まずは試しとオイルを交換してみました。今までのオイルでいかにアームの動きが鈍くなっていたのかが分かりました。100番オイルの方が、いい方向みたいです。

そうして、ちょこっと機嫌を良くしていると、兄さんから定期検診のお知らせ。

そこで、もう一つイイこと教えてもらいました。

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グレイのアームには、「ノブ」がついています。

これ、あほうな僕は高さ調整くらいに思っていたのです。

右回しにまわし切ると、ピボットと受けが接してオイルの影響が少なくアームが「一番ふわふわした状態」になりました。逆にだんだん左に回していくうちにピボットと受けの間にオイルの入る隙間が空いてきてアームが制動されるようになります。

兄さんは、この一番いいところが決まらくて…と数歩先行く悩み事の真っ最中。

なんと楽しいオイルダンプ。このややこしさが今は楽しいです。


ネット上にある「gray108」の取説では

①円錐ポイントがピボットに連絡することを感じられるまで、ゆっくりとネジを時計回りにまわす。
②ネジをさらに1/2回転時計回りにまわす。これが最大減衰になる。
③この時点からさらに時計回りに回転させる。(有用な範囲はだいたい1-1/2回転くらい)
④最適な減衰まで約1分待って、ネジを時計回りに1/4回転まわす。

翻訳ソフトを利用するとこんなことが書いてあるようです。

さて、ここから始めましょうか~。

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とにかく、聴く。


1/64

2013年10月28日 | 備忘録
すっかり涼しくなってきました。
季節の変わり目にはターンテーブルが気になるんです。どうしても不具合が出てきてしまって…。自己流調整で何とか動かしている状態なのでこうなるのでしょうね。一度しっかりメンテナンスをしてもらった方がいいのだとは思うのですが…。今回は夏のグリスから冬のオイルへ、そしてワウも気になっていたので調整していきました。

まずはセンタースピンドルのオイル交換。

「夏はグリスにちょっとオイル、冬はオイルにちょっとグリス」が僕の定番です。オイルだけだとなんだかすっきりしすぎるのでグリスを加えます。その方が音がどしっとしていいように思います。

そして、今回はコレを再度見直し、ワウの解消を目指しました。

今回手直ししたのは2点。
①アイドラーとモータープーリの距離調整
②アイドラー軸の清掃と注油

①コレは速度切り替えレバーとアイドラーを結ぶシャフトの長さで調整しました。
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ニュートラルの時に、アイドラーとプーリー(最も太い部分)の間が1/64インチになるように合わせる…正確には難しいのでほんのちょっと隙間ができる程度にしました。

②部品を外し(クリップ・アイドラー・ワッシャー)ベンジンできれいにして、軸については金属磨きで磨きました。
その後は注油をして完了。
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ワウのチェックに、静かなピアノトリオを聴いています。

イイ感じのように思うのですが、これで合ってるのかな~?

ま、なにはともあれGATESってやっぱり素敵です。

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