寒くなってきました。今年の一月は、絵にかいたような正月。ありがたいことで、だらーんとすることができました。
意外とぼけていると音楽を聞かないもののようで、振り返るとすごくバタバタしていたように思います。
ただ悪戯にバタバタしていたのではないようで、昨年ずっと焦がれていた盤が急に集まってきた年末年始でした。
嬉しいのなんの。
夏の夜ベイシーで再現された熱気にやられてから、グッドマンのカーネーギーホールコンサートやルイアームストロングのシンフォニーホールでのコンサート等、往年のライブ演奏が気になり、その熱気を味わうべく当時の盤を集めてきました。
その中でどうしても10インチで欲しかったのが、2枚ありました。
ルイアームストロングのタウンホール。
ライオネルハンプトンのスターダスト。
その時々で無性に聴きたくなる音楽というのはあるものですが、今回のものは自分にとってすごく大事なものになる気がします。音楽が生まれるときの興奮と歓びを、ここから聴きたい。
ただし、これまで選んで信じてきたうちのオーディオたちは、それを再現してくれるのかどうか。
どうなるのか。知りたいような、知りたくないような。
1年先は、どうなっているのでしょうね。