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一に演奏、二に録音…

2020年04月25日 | 日記
毎日、ハイレゾに救われています。

家で過ごすことの多いこの頃。ソニーのサブスクリクションのお世話になっています。一日中繰り返されるニュースよりも、音楽を聞く時間があることでどれだけ心が救われるか。

恥ずかしながら、聞き流して消費するように(ザッピングするように)音楽に接する聴き方から、やっと最近少し引っかかった音源を繰り返し聞いて楽しむところまで来られました。恥ずかしながら(今でも迷子のように)膨大な音楽の海に溺れています。サブスクリプションに対する賛否両論の意見はどちらも納得してしまいます。サブスクリプションはレコードやCDを愉しんできた者にとっては正直劇薬です。素晴らしい反面、使い方をあやまるとまともに音楽が聴けなくなります。意外と自分の若い頃に聴いていた音楽は懐かしさに新鮮な感じが加わって楽しく聴けます。

そしてその膨大な音楽の海の中で気づいたのはCDレベルでの音源の重要性でした。

当たり前のことですが音楽を伝える元の音源にとって、何より演奏が一番大事で、録音が演奏の良さをしっかり伝えられれば最高。でもハイレゾだからこそさらに良さを感じられる音源もあるみたいです。これは実は能率の良いユニットを使うのと似ているかも思うようになりました。

演奏の音は、楽器や声が出した音で響いた空間の空気の振動になり、それがマイクを通じて録音され(アナログ→デジタルの場合は変換され)、レコード、カセット、CD、データと音源化されて、それぞれのオーディオ機器によってもう一度空気の振動に戻されて音楽として耳まで届く。

ハイレゾによる多BIT高サンプリングレートによって、これまで音源化した時に音にならなかった小さな音が音源化されて、ちょっとだけ本物っぽい音(生っぽい)がスピーカーから再生されていると感じる時があります。別次元の話ではなく風味や調味料のようなものですが、香りのようなものは不思議と感覚の深いところを刺激することがあるのは美味しいものでもよく経験するところ。うちの機器は古くてハイレゾでよく言われる高音域の変化はあまり感じません。でもバスドラやスネア、ベースの響き方(空気感)に「ドキッ」とする瞬間があります。もしかしてハイレゾって昔のある程度大きなユニットで能率の良いスピーカー(そうなるとある程度古いものに限られる)でこそ良いバランスで感じるのかも。何より、何度も聞くことで初めて良さが感じられるものは、その時の自分にとって滋味のあるもの。何よりもぐっとくるものを聴きたい。

http://ifi-audio.jp/nanoidsd.html(手のひらサイズのヘッドホンアンプ、中古はお手頃)

https://mora-qualitas.com/app_download/

iPhoneでも聴けるので、ものはお試し。

懐かしい思い出に浸りながら、音楽の海に溺れましょう。

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