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オペアンプ

2020年11月14日 | 備忘録
アナログのチャンネルデバイダーで有名なのは「UREI 525」

うちでずっと使っているのは「UREI 567」という2ウェイのデバイダー。他では使いどころのないモノでも、うちはモノラル2ウェイなのでちょうど良く、末永く元気でいて欲しい。そう思って大事につかっています。イコライザーやディレイも付いていて多機能です。でもディレイの使用法が分からず。たまにイコライザーを弄ってみるくらい。

それがこの頃、接触不良やバックノイズが気になるようになりました。そこでエイヤっとオペアンプの交換。



新しいオペアンプは基本同じものを探しました。構成はTL084(大感謝)が1つとuPC4741(NEC製)が11個です。名機525と同じオペアンプかと思いきや、構成が違って個人的にはかなり驚きました。

秋も深まり静電気に気をつけながら、足の接点を磨き、溝の方向を合わせて新品に換装しました。無事に音が出て、まずはホッとしました。

交換した直後は変化はなく、「エージングの必要があるはず…」という魔法の言葉をつぶやきながら、ただただいつも通りに音楽を楽しむのみ。

数日たつと、ぼんやりと音がクリアになったかなと思い始め、週末にしっかりと音量を上げて音楽を聴いた時に確実に静けさが増して以前よりも音楽がはっきりと鳴っているのを再認識できました。接点を含めて「UREI 567」が気持ちよく動いている感じです。大事にしている機器が調子良くなるのって本当にうれしい。



秋の良い天候と合わさって、瑞々しい音楽を聴きたくなります。最近大好きなイタリアのトリオ。ジャズ好きはもちろんですが、沢山の人が音楽の楽しさを感じられる演奏がぎゅっとつまったアルバムです。




愛嬌

2018年08月23日 | 備忘録
新顔の真空管アンプは小さい扇風機をお伴にして、何とかこのひと夏を越すことができそうです。

元々外見で選んだわけではありませんが、素っ気ない見た目もどこか愛嬌があるように感じていました。

でも黒塗装の金属シャーシの上に、綺麗な無垢材で化粧板を作りました。くり抜きの穴から真空管がニョキっと生えているみたいです。



またちょっとイイ感じ。



それにしてもCDとレコードをどっちも楽しみたいと思うと、イコライザーは無茶苦茶大事です。

色々いじりたくなる時はびしっと決まってないというのは、その通り。

それでもやっと少し落ち着いてきたのは、真空管パワーアンプのお陰のように思います。確かに真空管だからこそ出る音ってあります。シンプルなもんなんですけど大したもんです。暑い中、なんか健気に頑張ってくれてるの、ほんと可愛らしいです。



以下、備忘録。

最近のCDでは繊細な高い方の音が綺麗に録れているので、高音をグイっと上げたくなる。

レコードはどちらかというとしっかりと土台を感じたいので、低音を少し足したくなる。

レコードカーブは「NAB」のむっちりした感じが好き。「AES」はちょっと派手になる。安定の「RIAA」はどっしり。

オイシイ珈琲舎

2018年08月16日 | 備忘録


杜の都で、本当に久しぶりに出会いました。



深煎りで甘味が活きるブラジル産生豆をベースに、インドネシア、エチオピアをブレンドとのこと。とにかく香りが美味しい!しかも「しっかり」ボディとコクがドンと来る。久方ぶりに音楽を聞きながらおいしい珈琲を飲めるお店に出会いました。



ご馳走さまでした。

スピーカーはJBLのD130と075!

また行きたいお店でした。

夕立

2018年07月26日 | 備忘録


夕涼みの月が、今日はありません。

そのかわりに夕立というには激しい雨が降りました。でも気持ち良い風になるのは変わりませんね。



プリアンプの外部電源。整流管を使って電源供給をしてくれます。

プリは真空管アンプ、パワーはトランジスタアンプがいいと思ってきました。

真空管のパワーアンプもいいです。僕が聴いたのはほんの数種類ですが思っていたよりも変化が大きくて、こんな音だろうというイメージは意味がないことを改めて確認しました。真空管アンプは低音がクリアに鳴らないというのは大間違いでした。

超三結接続アンプは冷静で熱い音です。なんか素っ気ないけれどおもしろい。

今日出会ったばかりですが、すごく可能性を感じます。



なんかうれしいです。この夏は古いのも、新しいのもいっぱい聴きたい。

久しぶりにレコード欲しくなってきました。






For 2 Akis

2018年05月05日 | 備忘録
連休も、残すところあと少し。

小旅行は、鳥取。

やっぱり家がいいな~なんてお決まりのことを考えながらも、帰る時には来てよかったと少し寂しい気持ちになるのはいつものこと。






地元の人は田んぼや畑での作業に忙しい連休中。旅行者の自分には、ごほうびタイム。



2018年4月3日に阿倍野区民センターの小ホールで聴いた福盛進也トリオ

リーダーの福盛さんがドラム、そしてピアノとサックスのトリオでの演奏でした。自分にとっては久しぶりに強烈な音楽体験で、音楽を聴いていてよかったと心から思えた時間でした。方々で話題になったライブですが、ひと月たってもその時の印象は薄れることがありません。

CDですでに聞いているのにも関わらず、その世界にひったひたに浸りました。静寂からの一音、一音の響きの美しいこと。小さな音、繊細な響きをコントロールした先に広がったのは激情のような響きの重なりと消えていく美しさのコントラストで、このままいつまでも聴いていたいと思いました。




静かな中で響く音の美しさと、消えていく余韻が少しでもうちのスピーカーからも再現出来たらと思うのですが、全然できません。





久しぶりにアンプを入れ替えてみます。少しだけ新しいことをしてみたい気分です。


KLIPSCH DESIGNED Rebel KITS…

2018年01月07日 | 備忘録
モノラル時代のスピーカー。

ひとつのスピーカーの力で部屋中を音楽で満たすのが仕事。

うちでは「REBEL Ⅳ」というエンクロージャーにエレボイのユニットを組み込み、ずっと楽しませてもらってきました。



それを、ちょっとだけパワーアップ。

小さいなりに12インチを2発マウントして、しかも天板には木製ホーンとT25ドライバー。どちらもそこそこ重いので箱の強度については少し不安になっていました。

少し時間のできる正月は作業がしたくなるようで、今年はエンクロージャーの補強に手をつけました。







2枚目の図面の通り、うちの箱には側面の板はありませんでした。ネット上で出てきた画像でもほとんどが側面の板無しのもので、おそらくこれが元々の形だったのではないかと思います。ただ下のカタログの絵のように側面板がある物も発見、おそらくこの形もきっと正しいあり方だと思います。





箱の強度が増した事、後ろからの(逆相音の)回り込みが少なくなった事、両方が作用して低音の質が変化しました。締まって弾む音の方向になり、新鮮な気持ちで手持ちの盤を聞きなおすことが出来ました。

箱の響きというのは、かなり音の印象を変えるので良い経験になったと思います。他の諸々を含めて自分の好みにしていく楽しみがあります。元々組み合わせ自由のスピーカーなので余計にその部分が自由で楽しく感じます。







意外だったのが、ダイソーの水性ニスが中々良い風合いに色をつけてくれた事。塗膜のある箱だったので板も塗膜のできるニスにしました。今回は「けやき」と「ウォールナット」の2色を使ったのですが、違いを使って箱の色に近い形で塗り重ねていく事が出来ました。











なんか箱の奥でドカドカ、バシバシやっているような雰囲気で懐かしい感じがします。

気になるノイズもあるし本当にまだまだなのですが、この感じは気持ち良くジャズがきけます。


Fragile

2017年12月05日 | 備忘録
待ち人きたる。ハワイから届いたのは金のカートリッジ。



オリジナルはサファイア針の古いモノラルカートリッジ。それがハワイでの修理によってダイヤモンド針に生まれ変わりました。柔らかいサファイア針と硬いダイヤモンド針。その質感の違いは、そのまま音の質感に繋がるように思いました。



ダイアモンド針にして分かったことは、サファイア針の時に自分がいかに必死でカートリッジが拾い出した音にイコライザーを使っていたかということでした。

ダイヤモンド針はそのまま音量を上げると、自分の思っている音が広がります。





アナログの魅力は穏やかな温もりだけではありません。特に初期盤との組み合わせは鮮烈といえばそう。懐古趣味ではなく、ハッとする瞬間に、録音現場の空気を感じます。ハイレゾもきっといいのだと思います。でもモノラルレコードも楽しいです。柔らかい音なんか想像していると、芯のある筋肉質な音に驚くはずです。

うちのメインカートリッジです。ステレオとCDが大分見劣りしてしまいますが、主役がしっかりしてくれているのが正直一番です。

これでモノラル出来ました。とにかくむちゃくちゃ気持ちいい。自然と耳が反応して身体が動いてしまいますね〜。





神社の近くにある珈琲屋さん

2017年09月03日 | 備忘録
一年ほど前に見せてもらったマップ

元々まめな方でないので、これまでであれば辿り着けていなかったと思います。しかし今回はブログのおかげ(備忘録にしていた)で辿り着くことができました。

今回は車でしたが、鳥取駅からの100円バスでたどり着けそうです。たぶん赤ルート12番のバス停からすぐです。



最近コーヒー熱が高まっていてチラホラと気になったとこに尋ねてみるのですが、正直あんまりな時も。

でも今回のは美味しかった。三人で三種類の珈琲。それぞれの個性がはっきり出てました。しかも冷めてからも旨い。

お店の中も木と中庭と吹き抜けで、とても気持ち良かったです。イイ感じのおしぼり等隅々にまでばっちりと気を配ってました。バス停名の樗谿(おうちだに)神社近辺も気持ちの良いとこでした。鳥取おそるべしです…。

スーパーはくとの混み具合も程々で、瀬戸内よりずっと涼しかったです。

今時期の山陰は、素晴らしいです。


みっけ

2017年07月02日 | 備忘録
音楽好き。

オーディオも好き。レコードも好き。オリジナル盤も自分の手の届く範囲で。今とても充実しています。

全てはプリアンプが素晴らしい状態になって帰ってきてくれたから。そこからずっといい感じ。

なんかいいな~と浮かれている阿呆をそそのかしたのは再磁着。古いユニットを使っているので、どっかで心配してたとこがありました。バタバタついでにお願いしました。モノラルだとお代が「こんなもんでいいのか~」なのでこんなとこでもモノラルの恩恵に与ってます。



連絡して送って、お帰りなさい。

すうっと事が運んで。今、まさにきいています。

歪、減磁が経年の疲れとすると、ハツラツとしているはず。

うちのエレボイT25は王様みたいに円形ウッドホーン従えて、えっらそうにしているくせにちょっとゼェゼェいうところがあって、そこが愛嬌みたいなとこがあったんです。

帰ってきて、なんやら、らく~に鳴ってます。

ちょっと疲れてたんかな。

おつかれ様でした。

まだまだこれからも、お付き合いください。

もうひとめもり

2017年06月11日 | 備忘録
今年に入ってから、オーディオに関して沢山の変化がありました。嬉しいものも悲しいものもあって、家の中はかなりごちゃごちゃとしています。どんな状態でも音楽を聴くのですが、そんな中つい最近ずっとおかしいな~と思っていたことが完全に解決。

本当にスッキリしました。もうそこについては完璧です。嬉しい!

そうなると、もうレコードを聴く聞くきく。寝る時間が短くなってもきく。いけませんが、それ位嬉しかったんです。でもそれは平日の話。夜は大きな音が出せません。それでもウハウハ言って楽しんでいました。

でも週末。お休みの日。



いつものボリュームをひとつまみすると、これはまた別世界。



六甲の山々は街のすぐ側に、異世界の入り口を持っています。神戸っていいですね~。


知れば知るほど、おもしろいのはなんでも一緒です。

人の執念と、それを包み込んでそれを圧倒するような自然の手のひらで阿呆のようにたゆたいます。


こちらもひとめもり。



コーヒーがおいしいと思ったのは、天満橋のホールが初めてのこと。あのホールもまさに異世界でした。

ビールばかり飲んでいた小僧は、あのおいしさが忘れられず、オーディオやレコードだけでなく、コーヒーにもズブズブとはまってしまいました。何年たっても覚えている位、あのコーヒーは美味しかった。

あの苦くて甘いコクある味はそれまで知らなかった味だったので、未だに残っています。

コーヒーもまた、ひとめもりが重要なもの。



京都もすぐ側に異世界を持っていそうな場所。

美味しかった。

苦みの中にひとつまみ。あのコーヒー好きです。

あっさりとこってり、浅煎りから深煎りの組み合わせあいだに、たまらないポイントがきっとある感じがします。いいとこ久しぶりに見つけたな~。

京都で「あっさり」と「こってり」が選べる美味しいもの。

ふっふふ~。

次は、中深煎りのあっさり頼んでみよ。

ほんとオモシロ。




パワーアップ

2016年11月01日 | 備忘録
いつものように停滞と迷走ばかりを繰り返してきた音楽環境が、最近やっと動き出しました。

不満が溜まっていたアナログの部分がきちんと動き出してみると、レコードが気持ちよく聴けるようになって、これはやはり堪らなくイイ気分です。

いくつかきっかけがあったのですが、今回の決定打はRFTでした。




カートリッジはGEバリレラを使っています。当然のようにプリアンプに直接つないでいました。

バリレラといえばMM。昇圧トランスの必須のMCとは違い、出力が大きいのでプリ直結が基本だというところに、バリレラにアル種の昇圧トランスがグーとの記事。これに「ムムムッ」となり、すぐに買いに走ればこんなに停滞期を長く味わうこともなかったのですが…。

そこで、あれこれしている間にうちに来てくれたのが「Lorenz / RFT V341 microphone preamp」でした。現在の中高域担当のアンプはカードアンプとはいえドイツ製。素晴らしいので、ちょっとヨーロッパものが気になっていたのでこんなことになったんだろうと思います。

届いたはいいものの…端子の形状が初めての形で結局どうしたらいいか分からず、しばらく置物に。なんだかな~とアナログが底になった時に、やっと一念発起。ファストン端子で接続可能とパーツ屋さんで確かめることができたら、あとはこっちのもの。音出しまではすぐでした。



単純に言うと、オッと身を乗りだしてしまうような音に変化しました。

音楽が気持ち良く聴けたらそれでいいのです。でもやっぱり自分の大好きなモノラル盤が一番気持ちよく鳴っていてほしい。ゲイン可変なので、初めは面白くて派手な高めのゲインに設定していました。しかし物には限度があり、少しずつ低く落ち着いてくると、つるんと素直にモノラル盤の良さが分かるように…。

これは、もう外せません。

きっと何でもよいわけではないのだと思いますが、(少なくとも)バリレラにトランスとマイクプリは有です。しかもゲインが選べる方式というのがかなり大事な気がします。結構さじ加減が違うので、聞き方の好みや機器構成によって良い所が違う気がします。レーベルや楽器構成でゲインを使い分け出来る効果は大きいです。これでもっと楽しめます。




満足、まんぞく。

2016年06月26日 | 備忘録




神社の近くにある珈琲屋さんが美味しくて、とっても雰囲気が良いとの情報あり。

これはメモメモ。



雨模様の週末。

窓を開けて、雨音とカエルの声を一緒に聴くのは気持ち良かった〜。

うちにはない縁側が、なんとも言えず心地よかったです。



最近、CDも好きでよくきいています。

ホーンの影響か、音が上も下も右も左もふわぁ〜っとうまく広がっています。ライブ録音がよりライブらしく楽しめるようになりました。僕はこんな感じで聴きたかったんだな〜って。アリストクラットの気持ち良い響きが、スケールアップして帰ってきた感じがします。もうスピーカーはいじりません。

Hi ElectroVoice T350
Mid ElectroVoice T25 with KarinHorn
Lo ElectroVoice SP12×2 in Klipsch-Rebel Ⅳ

やっと出来ました。