モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

ロイヤルウエディング フランスの反応

2018-05-20 | フランス
昨日はイギリスのロイヤルウエディング。
フランスのテレビも、各局で一日中、その話題が放送されていた。



私の見ていたBMFテレビでは、13時から生放送でウエディングの様子が中継された。
あまりイギリスと仲がいいと言えないフランスだから冷静なのかと思えば、コメンテーターが正装していたり、現地インタビュアーも、いつもより興奮していたりして、意外にお祭り騒ぎ。

フランスからもロイヤルウエディングを見に、イギリスまで駆け付けた人もいたらしい。
そういえば、数ヵ月前には、ロイヤルファミリーのファンのフランス人が取材されていた。



メーガン妃のウエディングドレスはフランスのブランド、ジバンシィのシンプルなもので、コメンテーターは「ドレスはフランスのジバンシィのもので、驚くほどシンプル。ドレスはイギリス製を選ぶと思っていたのだけれど…。メーガンの化粧も驚くほど薄いわ。自分でしたという話よ。メッセージ性を感じるわ」とコメント。
インタビュアーによると「フランス製にも関わらず、ドレスは概ねイギリス人にも好評」とドレスについて、よく取り上げられていた。

昔のビスケットのCMのキャッチフレーズが「これはイギリス製。でも、美味しいよ。」だったり、「フランス製にも関わらず、ドレスは好評」とか、テレビを見ていると、言葉の端々に英仏が敵対していた歴史が分かって面白い。

ロイヤルウエディングで、意外に盛り上がっているフランスを見て、もしフランスで王家のギロチンが執行されず、今現在まで、フランスでもロイヤルファミリーが存続していたらどうなっていただろうと考えてみる。

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ベルサイユ宮殿

どんなに頑張っても、どこか違うタイミングでギロチン、もしくはベルサイユ宮殿の前でデモをするフランス人しか想像が出来ないのは、私だけだろうか?


←王家をギロチン行きにして、自分たちの手で民主主義を勝ち取ったというのが、フランス人のアイデンティティの一つなので…

※今日の写真はpixabayからダウンロードしたものです。



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