オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

月百姿 月夜釜

2017-10-17 | 月百姿

月岡芳年 月百姿

『月夜釜』 小鮒の源吾 嚆矢伴蔵

    つきよのかま こふなのげんご こうしはんぞう 

明治十九年届


 

泥棒にもいろいろ居ますが、戦国時代の大泥棒・石川五右衛門が

京都四条河原で釜ゆでの刑に処せられた。

五右衛門の子分のそのまた子分が 

その恨みを晴らすため大釜だけを盗み出した。

 



国立国会図書館デジタルコレクション 089

 

豊年俵百噺 「大釜」

味噌屋の家へある夜盗人が入り、家財はおろか

着て寝た寝間着まで引ったくられ

「今夜は着て寝るものも無し。幸いあの大釜こそ商売道具」と

大釜の中に寝る。

やがて盗人昨夜の味をしめ、また入った所が何にも無し。

「この大釜こそよき金目」と引つかたげ

すたすた逃げれば釜の中で大イビキ。

これは不思議と畑の中に釜をおろせば、亭主目を覚まし

あたりを見て「南無三、家を盗まれた」。

 

落語「釜泥」はこちらから

 https://www.youtube.com/watch?v=NiTDO22OLR4