月岡芳年 月百姿
『月夜釜』 小鮒の源吾 嚆矢伴蔵
つきよのかま こふなのげんご こうしはんぞう
明治十九年届
泥棒にもいろいろ居ますが、戦国時代の大泥棒・石川五右衛門が
京都四条河原で釜ゆでの刑に処せられた。
五右衛門の子分のそのまた子分が
その恨みを晴らすため大釜だけを盗み出した。
国立国会図書館デジタルコレクション 089
豊年俵百噺 「大釜」
味噌屋の家へある夜盗人が入り、家財はおろか
着て寝た寝間着まで引ったくられ
「今夜は着て寝るものも無し。幸いあの大釜こそ商売道具」と
大釜の中に寝る。
やがて盗人昨夜の味をしめ、また入った所が何にも無し。
「この大釜こそよき金目」と引つかたげ
すたすた逃げれば釜の中で大イビキ。
これは不思議と畑の中に釜をおろせば、亭主目を覚まし
あたりを見て「南無三、家を盗まれた」。
落語「釜泥」はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=NiTDO22OLR4