もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

闇ばかりでもないけど…

2021-02-03 21:21:00 | 日記
人間って本当に勝手で
恐ろしい生き物。

そう思える作品を観ました。

愚行録
2017年に映画化されたそうで
暇潰しにprimevideoで
観たのだけれど……
 
後味悪いし嫌~な内容だけど
どこか納得?してしまうような。

ストーリーは。
主人公の妹がネグレクトで逮捕され、
記者である主人公は
1年前に起きた一家殺人事件の
取材を始めます。

主人公が被害者について
取材を続けて行くと
これがもう
どいつもこいつも的で。

一見、なんの関係もなさそうな
出来事の中で
全てが繋がって行く…

まぁ詳しくは書きませんが
そんな感じです。  

自分のためなら
他人を利用することも
裏切ることも
なんとも思わない。 

それが人間なんですかね。

誰にも同情出来ないし
誰が加害者でも被害者でも
おかしくない。

元々人間嫌いの私には
これだから人間って
やつは…
くらいな感じな映画です。

親に虐待されたり
友人に裏切られたり
無視されたり
おもちゃにされたことで
誰かを殺してしまうなら 

私だって
とっくに殺人犯に
なってると思うんで。

気になる人は観てみると
結構面白いとは思う。




私みたいな
平凡な主婦の人生の中にも
裏切りや犯罪未遂のようなものは
いくらでもありました。


中学生の頃。
遠足のバスの席決めで
勇気を出して
一緒の席になって!
って頼んだのに

『いいよ』って言ってくれたのに。

その子は席決め当日。
別の子と並んでいました。


球技大会のメンバー決めの日。
体調が悪くて欠席していた。

後日。 
担任もクラスメートも
誰も私がどのチームなのか
聞いても教えてはくれなかった。

球技大会当日。
私は行く場所もチームもわからず
他の人が楽しむ姿をただ眺めて
いるだけでした。


幼い頃。
遊んでくれると言って
家に連れていってくれた
お兄さんの『遊び』は
子供の遊びではなかった。

後日また
お兄さんが私を誘いに来た。
子供だった私が
着いて行こうとすると
母親は私の腕を強くつねった。

子供の私には
つれられたことの意味がわからず
母親につねられた
体と心の傷みだけが残った。


近所の友達と遊んでいた時。
知らないおじさんがやってきて 
友達が『私の知ってるおじさん』と
言ったのを信じていたら

いつの間にか友達はいなくなり
私はそのおじさんに
何故かつれ回され……
 
後日。
警察に事情聴取された。
誘拐未遂だったらしい。


学生時代は。
小学校の3~6年以外はずっと
いじめ。仲間外れ。無視。
は、日常茶飯事だった。

高校の頃。
午後から集会があるという日。
午前中に集会の席が決められ…

私の隣になった男子は
仲間内の中で
あんなのの隣だよ
気持ち悪い!
と、聞こえる様に大声で
何度も言っていた。

元々HSPだったであろう私が
その言葉を聞いて
だったら……と
その日の午後、無断で早退した。

家に帰ると
学校から連絡があったらしく
私は親にこっぴどく怒られた。
殴られた。

私はただ……
私の隣を気持ち悪いって
男子が嫌がったから
いなくなっただけなのに

誰もそんな話なんて
聞いてはくれなかった。

ただ怒られて殴られて

誰も私の気持ちは
聞いてくれなかった。


……とまぁこんな話
私には幼い頃からいくらでも
あって。

だからって私は
誰も殺していないし
復讐もしてない。
親とは疎遠だけど
『女なんていらない死ねば良い』
と言ったのは実の父親の方。


人間なんて
他人には良いとこばっかり
見せたがるけど

闇を抱えながら
普通に生きてる人なんて
いくらでもいるって話(笑)