ミストラル (フランス語: mistral) は、フランス南東部に吹く地方風。アルプス山脈からローヌ河谷やデュランス川流域を吹いて加速度を増し、カマルグ周辺の地中海に吹き降ろす、寒冷で乾燥した北風である[1]。ラングドック北東部平野からプロヴァンス、トゥーロン東部の間に影響を及ぼす風もミストラルであるが、強い西風と感じられる。この風はフランスの地中海沿岸全般に影響を与えており、しばしばコルス島とバレアレス諸島の間の地中海に突然嵐を引き起こす[2]。
ミストラルとは南フランスのプロヴァンサル語から由来しており、「見事な」を意味する。また、隣接地域のイタリア北西部で吹く同じ風は、イタリア語でマエストラーレ(maestrale) と呼ぶ。
羅針方位(32方位)では、北西を表す。
ミストラルは常にカラリと晴れた新鮮な空気をもたらすので、プロヴァンスの気候をつくる重要な役割を担っている。特にローヌ川谷において、ミストラルは時速90kmの速さに達する。日中の平均速度は時速50kmに達し、夜間に著しく沈静化する。ミストラルは通常冬から春にかけて吹くが、全ての季節に発生する。時には丸一日から丸二日続き、数日間続くことも頻繁にあり、時には一週間以上続く[3]。
画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホはその著書「ゴッホの手紙」において、アルルに住んだ晩年、ミストラルがあまりにも激しくてイーゼルに架けたままでは風にバタバタと煽られて絵が描けないと嘆いている。Wikipediaより。
この風が毎日吹くわけではないのに、私が行ったとき、ものすごい強風にあって、
商店街は全部閉めてた、せっかく行った、地中海沿岸の旅は
この強風で私は何かに捕まっていないと、地中海に吹っ飛ばされるかと思いました、
とても強い地中海の風、が思い出です、
なんか、わびしい、