画像はお借りしていますイメージです。
私が小学校5年くらいの時に、この白い子犬が独りぼっちでいた時に目が合ったんです。
もう、それは素晴らしい出会いでしたが、
家にはヒステリーの母親が居るんで、
こっそり、子犬をお腹の中に入れて、でもばれるんだから、って。
「母さん、この犬育てて良い?」と聞いたら
あのヒステリーの顔がチラッと子犬を見て「うん」とうなずいた
わぁーい。「しろ、よかったね。」
それからは私としろは兄弟のように、私が家族で夕飯を食べてる間は
伏せをしてジッと私だけを見つめて私が立つと
スッと立って私の足の下で身体を擦りつけて私の布団にサッと入ります。
いつも一緒に寝てたのに
ある日しろが布団の中で、ウサギのうんちみたいなコロコロッっとしたうんちをしたんで
私が怒って、
その日の夜は床下に寝なさいって「お仕置きのつもりだった」
床下ってすごく寒いんだね。
次の朝「白おいで」って言ったらフラフラして出てきた、
私が抱っこしようとしたら、
クシャンとくしゃみしてパタっと倒れた、
ゆすっても起き上がらなかった、
泣きながら父に伝えたら、「もう一日そのままにしてなさい」と言われた
2日しても起き上がらなかった、しろを父と私で庭に穴を掘って埋めた。
捨て犬だったしろとの30日間、50年たっても未だ涙が出ます、
犬は外飼い、家飼いがあるけど、初めっからぬくぬくと育てたら、長生きが出来ないと思った。