イタリア旅行。ドロミテ
娘夫婦と一緒にイタリアへ10日間の旅行に行ってきた。
行き先は北の方のドロミテ、ベローナそしてパルマだ。
Dolomiteは年配者なら直ぐにピンとくる。猪谷千春が、1954年に男子回転でトニーザイラーと戦い、日本の冬季オリンピック史上初の銀メダルを取ったコルティナダンペッツォがあるところで、世界遺産に登録されている。この頃は「潜水泳法」で200m平泳ぎで金メダルを取った古川勝と並んで我々の英雄だった。
Veronaも世界遺産に登録された古い街で、ロミオとジュリエットの窓があるところだ。また、夏はローマ人が築いた円形競技場で野外オペラが上演されているので、我々もなんとか切符を手に入れ「アイーダ」を観たが、何せ歌詞(イタリア語。多分)も、筋も分からない(正確には、直前に娘から粗筋のレクチャーを受けた)ので殆ど居眠り状態。感激には程遠い観劇となった。
「アイーダ」は文字通り(?)奴隷となった王女と敵方の将軍の「愛」の物語ダ(だと思う)。4幕の歌劇だが、これの幕切れに「ブラボー」の声がかかる。小生は聞き分けられなかったが男優には「ブラボー」、女優には(若くても)「ブラバー」というらしい。ボインだったら「ブラジャー」、下手な歌手には「ベラボー」というのかも。しかし、後で聞いたところ、この「ブラボー」も、歌舞伎の合いの手(掛け声?)である「成田屋!」「高麗屋!」の掛け声と同じにプロが居ると聞いた。もっとも歌舞伎の「掛け声」に本当にプロが存在するのかどうか知らないが、歌劇ではいるらしい。
そして最後がパルメザンチーズで有名なパルマ。ここはこじんまりとした街で、それなりに風情があり、一応写生してきた。ここではお土産に「パルメザンチーズ」と「バルサミコ酢」を買ってきた。
友人らに食べてもらったが一様に喜んでもらえた。
今回の旅で感じたことは、かわいい子には旅をさせろというが、可愛げのないジィさんでも旅はさせるものだ。お陰でいろんなことが分かった。
例えば、初めてルフトハンザ航空に乗ったが、美人で若いフライトアテンダントがにこやかにサービスするということがある飛行機もあることを初めて知った。 普段はユナイテッド航空を利用しているが、ここは組合経営の会社のせいか、こちらが手を貸してやらなくては倒れてしまいそうな年寄りアテンダントで、笑顔なんてとうの昔に質屋に入れて流してしまったんじゃないかと思うほど感情がない。もし、ルフトハンザは良くないという向きが居たら、ユナイテッドを一度利用することをお勧めする。下には下があるものだということが分かると思う。
それと今時、こんな場所があるのも新しい発見だった。
日本人、韓国人などアジア人が居ない
英語が通じない
中華料理屋がない
Starbucksがない
また、イタリア語では、日本の屋号と同じように名前の後に「Lia リア」と付くらしい。
だからピザヤは「Pizalia」。だからといって焼き鳥やは「Yakitolia」というかどうかは不明だ。
車窓から見た景色は素晴らしいが、気になったのは畑という畑は殆どブドウ畑。偶にトウモロコシなどがあるが、トマト畑も見当たらず、6時間のドライブでもほぼブドウ畑。ワインが安いはずである。
最後に少々、色気の話。20数年位前にヨーロッパに初めて旅行した時、アチラの女性は脇の毛を剃らないでそのまま衆目に晒していたが、今回の旅行ではそのような女性は皆無だった。 西洋(?)の悪しき風潮がイタリアにも伝わったようだ。 「西洋の悪しき風習」といえば、女性の刺青が多くなった。イタリア人かどうか分からないが、多くの女性が刺青をしているのを見たが、殆ど落書きに近いのも結構いた。
娘夫婦と一緒にイタリアへ10日間の旅行に行ってきた。
行き先は北の方のドロミテ、ベローナそしてパルマだ。
Dolomiteは年配者なら直ぐにピンとくる。猪谷千春が、1954年に男子回転でトニーザイラーと戦い、日本の冬季オリンピック史上初の銀メダルを取ったコルティナダンペッツォがあるところで、世界遺産に登録されている。この頃は「潜水泳法」で200m平泳ぎで金メダルを取った古川勝と並んで我々の英雄だった。
Veronaも世界遺産に登録された古い街で、ロミオとジュリエットの窓があるところだ。また、夏はローマ人が築いた円形競技場で野外オペラが上演されているので、我々もなんとか切符を手に入れ「アイーダ」を観たが、何せ歌詞(イタリア語。多分)も、筋も分からない(正確には、直前に娘から粗筋のレクチャーを受けた)ので殆ど居眠り状態。感激には程遠い観劇となった。
「アイーダ」は文字通り(?)奴隷となった王女と敵方の将軍の「愛」の物語ダ(だと思う)。4幕の歌劇だが、これの幕切れに「ブラボー」の声がかかる。小生は聞き分けられなかったが男優には「ブラボー」、女優には(若くても)「ブラバー」というらしい。ボインだったら「ブラジャー」、下手な歌手には「ベラボー」というのかも。しかし、後で聞いたところ、この「ブラボー」も、歌舞伎の合いの手(掛け声?)である「成田屋!」「高麗屋!」の掛け声と同じにプロが居ると聞いた。もっとも歌舞伎の「掛け声」に本当にプロが存在するのかどうか知らないが、歌劇ではいるらしい。
そして最後がパルメザンチーズで有名なパルマ。ここはこじんまりとした街で、それなりに風情があり、一応写生してきた。ここではお土産に「パルメザンチーズ」と「バルサミコ酢」を買ってきた。
友人らに食べてもらったが一様に喜んでもらえた。
今回の旅で感じたことは、かわいい子には旅をさせろというが、可愛げのないジィさんでも旅はさせるものだ。お陰でいろんなことが分かった。
例えば、初めてルフトハンザ航空に乗ったが、美人で若いフライトアテンダントがにこやかにサービスするということがある飛行機もあることを初めて知った。 普段はユナイテッド航空を利用しているが、ここは組合経営の会社のせいか、こちらが手を貸してやらなくては倒れてしまいそうな年寄りアテンダントで、笑顔なんてとうの昔に質屋に入れて流してしまったんじゃないかと思うほど感情がない。もし、ルフトハンザは良くないという向きが居たら、ユナイテッドを一度利用することをお勧めする。下には下があるものだということが分かると思う。
それと今時、こんな場所があるのも新しい発見だった。
日本人、韓国人などアジア人が居ない
英語が通じない
中華料理屋がない
Starbucksがない
また、イタリア語では、日本の屋号と同じように名前の後に「Lia リア」と付くらしい。
だからピザヤは「Pizalia」。だからといって焼き鳥やは「Yakitolia」というかどうかは不明だ。
車窓から見た景色は素晴らしいが、気になったのは畑という畑は殆どブドウ畑。偶にトウモロコシなどがあるが、トマト畑も見当たらず、6時間のドライブでもほぼブドウ畑。ワインが安いはずである。
最後に少々、色気の話。20数年位前にヨーロッパに初めて旅行した時、アチラの女性は脇の毛を剃らないでそのまま衆目に晒していたが、今回の旅行ではそのような女性は皆無だった。 西洋(?)の悪しき風潮がイタリアにも伝わったようだ。 「西洋の悪しき風習」といえば、女性の刺青が多くなった。イタリア人かどうか分からないが、多くの女性が刺青をしているのを見たが、殆ど落書きに近いのも結構いた。