5月3日越前和紙の郷を訪れた日は、紙の祖神「岡太神社(おかもとじんじゃ)」の33年ごとに行われる式年大祭の日でした。
パピルス館と紙の文化博物館を結ぶ和紙の里通り一帯では、「神と紙のまつり」と称してテントが立ち並び和紙の販売を始め、越前そばの手打ち実演とおろしそばの販売、和紙組合の人たちによる焼き鳥、フランクフルト、五平餅、味噌おでん、などなどの販売などで大変賑わっていました。
和紙販売のイベントテントでは、色んな和紙や和紙製品が超破格値で販売されていました。
私は包装紙として使う為、中々洒落た柄の和紙5種類が10枚づつ、計50枚の和紙を格安で購入しました。
また、長男は、洒落たデザインの祝儀袋を2種類買っていました。青白系と赤金系のこだわりの袋といったものでした。近々友達の結婚式があるそうで、その為のものです。地元ではチョットお目にかかれない流石和紙の里の製品。それが、また安い!!
小腹がへったので、手打ちのおろしそばを頂きました。腰があってのど越しも最高。最後に残ったおつゆに蕎麦湯を注いで、ゴックン。これで一杯500円・・・・安い・うまい
紙祖神岡太神社の式年大祭は2日の「お下り」に始まり、5日のお上りまで4日間に渡って行われるそうです。
私達は1時から始まる法華八講を見るべく岡太神社の本殿前で待っていました。
この法華八講は神仏習合の伝統儀式法要で、明治維新の神仏分離令以降中断していたものが、平成四年の神門回廊の竣工奉祝大祭で126年ぶりに復活再現され、今年の式年大祭で再度奉修されると言うことだそうです。
山伏を先頭にして、神職、僧侶と続く行列。本殿での神職による祝詞奏上、お払いの儀、続いて、本殿前に作られた特設舞台で僧侶による読経。初めての珍しい体験でした。
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