思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

台風は自律神経を狂わす

2022年09月20日 | 教育
発達障害、知的障害がある場合、脳が器質的に脆弱である。
その為、台風の急激で大きな気圧の変化は脳内に異変をもたらす。
体調面、精神状態などいろいろ影響を受けてしまいやすい。

交感神経、副交感神経のバランスが崩れるため、
睡眠がおかしくなる場合が良くある。
午前0時に起きた、2時に起きた、そのまま朝まで起きていた、
とはっきり表れる場合もあるし、よく眠れない状態のまま朝を
迎えるということもある。

台風の時には、特にケアしてほしい。
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発達障害とパーソナリティー障害そして二次障害

2022年09月19日 | 教育
大人の場合、異質性、異常性を感じる場合、
発達障害かパーソナリティー障害であるか分かりにくい。

その状態が回りにマイナスに働き、周りを苦しめる結果になっているとき、
それは特性というよりもむしろ、二次障害的として表れているためである。
自分を理解してもらえない、自分の考えが伝わらない、そしてぶつかる。
そのことが繰り返され、人が信じられなくなり、人を悪と見るようになる。
それはもはや、二次障害になってしまった状態である。

その時の考え方の方向は似ている。
100か0の考え方である。
そして相手を判別し、敵か味方かを分ける。

そのような人から訴えがきたとき、攻められたとき、
「そうですか、たいへんですね、なにかあればおつたえします」
という具合に理解を示した態度で流していけば、味方であるから、
それで終わりとなりやすい。
しかし、そこで、いわれのない話を受けたからといって、
「注意する」「文句を言う」「せめる」
ということで返すと、大変なことになりやすい。
それはすなわち「敵」と判別されるからである。

精神的に自分ではどうにもしようがなくなってくると、
意識はしていない中でも自分の思いをぶつける、攻撃する相手を探してしまう。
敵か味方かを選別し、敵が見つかれば、やさしい顔から、急に攻撃に転じる。

意味不明であっても、安易に怒って注意することは危険極まりない。
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2日間の安定

2022年09月14日 | 教育
2日間安定している。
お着換え、帰るの言葉や行為がない。
何が良い状態につながっているのか。
・少し気温が低くなった。
・台風が遠くに行ってしまった。
・2回かばんを背負って門の所まで行って我慢をし、最初は2時間近く、
 次は1時間くらいと落ち着いて戻る時間が短くなった。耐性がついたのか。
対応としては現在許す幅が大きくなっている。
・1学期声をかけていた、
・マスクは声をかけない。
・靴下も声をかけない。
・上履きも外に行くとき以外声をかけない。
・多少寝転んでも良しとする。
指導としては、
・授業の時間になったら声をかける。席に着くことを促す。
・寝転んでいても、授業の時には、数人の大人でゆっくり起こし席に戻す。
・外の活動では靴をきちんと履かせる。
・みんなとの行動は必ず促す。(無理な時は一人の教師と休む)
・授業の活動は教師が半分以上手伝ってもできるだけ実施する。
・休憩時間はごろごろやくすぐりをしながら教師といてよい。
・運動会の種目練習はまずまずすべて参加できている。
本人の心身の状態のためにも、周りの子の授業の保証のためにも
今は安定を重視し、少しずつ、ルールと制約を戻していく。




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安定が早くなる

2022年09月13日 | 教育
登校した時から機嫌がよくない。
少し声をかけると怒り始める。
午前中のうちに、「お着換え、帰る」と着替えのかごを取り出し始めた。
追いかけっこをしたり、くすぐり遊びをしたりおんぶをしたりして、
何とか席に戻し、給食を食べて、午後の勉強をしたら帰りだよ、
といって、我慢を促す。
しかし、給食は全く食べず、片付けようとし、
「お着換え、帰る」と言い始めた。
その叫び声と力はかなり強い。
給食は終わりにして、かばんを背負い、
「バスを見に行って、いなかったら戻ってこよう」
と約束し、門の所へ向かった。
先週同じように着替えて帰ることを求めた日は、1時間近く門の所にいた。
しかし、その日は10分もたたないうちに戻ってきた。
その後は散歩をして、過ごしたが、1時間弱で落ち着いた。

前回は落ち着くまで2時間を要した。
しかし、今回は1時間で落ち着きを取り戻した。

自分なりのコントロール力が身についてきているのではないかと思う。
決して、怒鳴ったり、しかりつけたり、無理にひっぱたりはしていない。
いまするべきことを淡々と伝え、できないときには、ある程度任せ、
できるだけ生活の流れに乗せる。できればよくできたね、すごいねと、
淡々と認め、ほめ、その後、好きな活動の絵を描いたり、くすぐり遊びに促す。
回りに合わせて気持ちをコントロールする力をつけてきていると思う。
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楽しくかかわることが安定を生む

2022年09月12日 | 教育
ものすごく不安定だった日。
午後からものすごいエネルギーを出されると、
何日分もの疲労がたまる。

そして次の日。
その日は朝からとにかく楽しくかかわることを心掛けた。
とにかく追いかけっこをする。
とにかくくすぐり遊びをする。
とにかくおんぶをして揺らす。
黒板に文字を書きたい、
イライラ解消グッツを染めたい、
上履きは履きたくない。
マスクはしたくない。
帽子はかぶりたくない。
何度か落ち着いて冷静に促して、
聞けないようなら後ですることを約束して
そのままやらせる。
イライラ解消のセンサリーグッツも、
朝の会や先生の話の際もいじっていてよい。

そして大声を出さないと、
他の子供たちが授業を保証されるということもある。
本人も、怒らずイライラせず、一日を過ごすことができた。
落ち着いているときには、できることを出来るだけやるようにすればよい。
今は精神的安定が重要。
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