思う・学ぶ・発達支援 心のケア サイト

特別支援教育の実践情報など。また,日々の喜びを見つけ、よくする手立てはないか考える、成長・教育のサイトです。

怒りは一日置くと消え、正しい判断と言葉にたどり着く

2022年09月11日 | 励み言葉/癒し言葉
子どもが、祖母のふかした栗を、食べずに三角コーナーに捨てた。
「おばあちゃんがおいしいよ、って、ふかしてくれたよ」
とテーブルに用意したのにである。
祖母の家でもらったもので、祖母はそこにはいない。
しかし、ラップして冷蔵庫に入れるわけではなく
三角コーナーにおいと捨てた。
思いやりがない、ひどい、と思った。
「おばあちゃんがせっかくふかしてくれた栗、何で捨てるの?」
「がっかりして、言葉も出なかった。」
と言ってやりたかった。
しかし、その時はこらえた。寝る時まで悶々していた。

次の日の朝、三角コーナーの栗を片付けた。
やっぱり悲しかったが、だんだん怒りは薄れてきていた。
午後、買い物に行く車の中で言った。
「昨日栗捨てたね。おばあちゃんがせっかくふかしてくれたから、
 いらないときは言って。俺が食べるから。」
と、注意はするが、いたわる言葉で言えた。

すると、子供は、
「食べ方わかんなかった」と言った。
確かに栗を出されても、からは固いし、殻つきを
食べたことがなければどう食べてよいかわからない。
きちんと教えることが必要だった。
昨日、感情に任せて怒らなくて、本当に良かった。

怒りは一日置くと消え、正しい言葉と判断にたどり着く。
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自閉症の子は暑さ、気圧の変化に弱いか

2022年09月11日 | 教育
7月、暑くなってきた。
これまで何とか履いていた靴下を脱ぐようになる。
注意して履けば午前中は履いていただ、もう、履いたそばから脱いでしまう。
マスクも同様である。

自閉症の子にとって、暑さは厳しい。
またたびたびの台風の接近で気圧もおかしい。
それもやはり厳しいと感じる。
もちろん、そんなことはかかわりなく過ごす、
コントロールの良い自閉症の子もいるが、
振り回されてしまう子は多い。

本人は、ものすごく苦しいのだ。
体中がムズムズ、ソワソワ、イライラしてどうしようもない。
爆発がたびたび起こるようになる。
その時には、無理させず、マスクや靴下を取るのは仕方がないとする。
一応声はかけてするものだということは伝え続けるが、無理はさせない。
やがて涼しくなればする。今は安定が重要である。
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