oil 30x40㎝ 2017
2017年にあまり期待もしないで国立西洋美術館を訪ねたら大好きなブグロー作品がリストに入っていて心躍らせて入場したらなぜかお目当てのこの絵が展示されていなかった。それでも予想よりも充実したコレクションだったので、一日美術鑑賞を堪能した。高齢者の入場料が無料だったのに加え、館内写真自由撮影だったので世界の美術館事情に数歩近づいたかと喜ぶことができた。ところがコロナが明けてから再び訪ねてみたら今度は入場料を請求された。今や世界の美術館は特別展を除いては入場料を取らないのが常識となりつつあると思っていたので、この国立西洋美術館の時代逆行は残念であった。また神戸の王子動物園も県民高齢者は無料だったのが今ではお金を請求するようになった。宝塚市の市民プールも同様である。本当にこの国は心が貧しくなった。世界の常識から遠ざかるばかりだという気がしてならない。こんなことを考えるのは自分だけなのだろうか。
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