毛津有人の世界

毛津有人です。日々雑感、詩、小説、絵画など始めたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

春の訪れ

2025-01-25 06:24:00 | 日記

油彩 26xx36㎝ 2023年

昨日は毎月一回の診療所通いで高血圧と中性脂肪の薬をもらってきた。その帰り道あまりに陽気がいいので近所を歩いて回ったら、毎年真っ先に開花する梅の木がもう一週間ほどでほころびる気配を見せていたのでなんだかとても嬉しくなってきた。しばらく前までは朝4時起床だったのが最近は6時まで眠っていることがあるので何となく春の訪れを感じていたのだけど、日めくりカレンダーを今朝見たら旧の12月26日に当たるらしい。もうすぐ梅が開花するわけだがそれが旧正月と重なるとすればそれはまさしく新春の感動を呼んだに違いない。いまだに旧正月を祝う国々の人の気持ちが初めて合点できた。それでマレーシアに住む華僑の末柄による正月の爆竹のうるさかったことを不意に思い出した。人の玄関先まで来て100連発ほどの爆竹数本に点火して嬉々としているのだった。僕はあまりのうるささに「この野蛮人め」と心の中で怒鳴っていたのだが、いまあまりにも普段と変わらない日本の正月の殺風景を思って哀しい気持ちを覚えもするのである。あと一週間で梅が開花する。その次には水仙があちこちで開花するだろう。春はもう目の前に迫っている。この冬は全くストーブの使用なしで終わりそうな気がしている。だとすればこの物価高の折凄い快挙を成し遂げたことになる。ざまーみやがれ。

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ある日本ドラマを観て 1/23

2025-01-23 07:06:38 | 日記

 

昨日は気になっていた絵に加筆を始めた。あるTVドラマをYouTubeでみて昔描いた女優の絵が気にかかったからだ。2021年に二つとも描いているのだけどどちらも似てないなあと思って修正を思いついた。この頃はなぜか昔描いた絵の90%が未熟に見えてきて加筆修正しなくては気がすまなくなっている。修正しても前より良くなる保証がないし、またいつ仕上がる当てもない未完成品ばかりをどんどん増やしているようにも思えて、気もそぞろの状態になっている。こんなことではならぬ、後期高齢者になった以上はもう少しのんびりしようと決めていたにも拘わらず、今年はどうしたことかまた忙しくしている。何をしても中途半端に終わりそうな心配が多いにも拘わらず、しかしやりたいことはやらずにいられない毎日を送っている。今年はいちにち一日を大切にしたいと思って大奮発をして大きな日めくりカレンダーを買ったにも拘わらず、いつも二日分三日分を一度にめくるという羽目になっている。2024年は仕事の量を大いに減らしたので本がたくさん読めたが今年はどうなるのだろう。ときどきはすべてが無駄なあがきと見えて空しくなることもある。根気がなくなったのでこの二つの絵もいつ完成するか見当もつかない。

1月23日午後3時25分、高峰秀子の『わたしの渡世日記』上、346頁を読み上げたところだ。実に面白い、下手な直木賞受賞作より面白い。これから下の部分360頁も一気に読みたい。昨日までの予定では今頃人口温泉につかって週二回のくつろぎの時間を楽しんでいるところだったのに、予定が変わってしまった。これから昼寝をして6時ごろ目覚めたら家の風呂に入ることになるだろう。今日は一日一時間の絵の時間も取れずに終わるようだ。あんなに夢中で読書を愉しんだのだから仕方がないだろう。

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スマホ無しで生き抜く

2025-01-08 05:45:28 | 日記

スマホなしではもう海外旅行もできないのだなと感じたのは、Coronaの時期に予防注射接種の証明書パスが必要だということになったときです。もうそれからは急に海外旅行の憧れが自分の中から消えてしまいました。僕などはスマホ出現以来僕たちの自由が制限され随分と監視下に置かれることになったと思っているのですが、ほかの人たちはそれに気づいていないようであります。人間らしさ男らしさ女らしさがどんどん破壊されていることにも誰ひとり気が付いていないようであります。郵便制度の改悪でdigital printed addressでなければ郵便物を海外へ発送できなくなったのは小生にとってはかなりの痛手でしたが、もう今の社会は世界中どこへ行ってもグローバリズムによる改悪の連続で僕はもう何も期待しなくなりました。幸い絵を描くのは描いている過程が楽しくそれで充分報われていますので、もはやモデルの手に渡らないと分かっていても僕は描き続けるつもりでいます。もう4,5年のことですからこの楽しみだけは大切にしたいと思っています。以下の写真は僕が世界の友人たちを描いたおよそ1000点のごくごく一部ですが、かってはこのように皆さんに喜んでもらえたのでした。

 

 

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謹賀新年

2025-01-01 07:15:32 | 日記

study after MauKun Yim (1942 - ) Taiwan
oil 54x38cm 2011

新年のお慶びを申し上げます。昨年は当ブログの応援をしていただきありがとうございました。本年も何卒よろしくお願いいたします。皆様のご多幸をお祈りしてやみません。合掌

 

 

 

 
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『71歳年金月5万円』紫苑著を読む

2023-07-08 03:41:54 | 日記

図書館に予約をして半年余りが経過してやっと手に取ることができた。239頁の内140頁まで一気に読んでしまった。作者に一目惚れをしたという感じ。マスコミ関係に長く働いておられたようで文章には品格がある。エレガントというおそらくはこの作者の好きな言葉が実に似合っている風情。日本人女性も捨てたものではないと大いに感じ入った次第。残り100頁も一気によんでしまいたい。このブログを始めたのもこの作者に出会えばこそである。

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