2011年に上海の書店で売られていた大量の美術雑誌の中から作者の名前も確認しないで二冊買い求めて、あとで確認したら二冊とも同じ作者なので驚いてしまいました。それほどこの画家の絵には感動したということでしょう。帰国して彼の模写を始めたら僕のパステル画も随分上達したように思えてとても嬉しくなりました。Facebookで親交を求めたら親切な助言をたくさんいただけました。以後小生はこの画家を終生の老師と仰ぐことになりました。この画家に出会えたことを本当に感謝している次第です。
2011年に上海の書店で売られていた大量の美術雑誌の中から作者の名前も確認しないで二冊買い求めて、あとで確認したら二冊とも同じ作者なので驚いてしまいました。それほどこの画家の絵には感動したということでしょう。帰国して彼の模写を始めたら僕のパステル画も随分上達したように思えてとても嬉しくなりました。Facebookで親交を求めたら親切な助言をたくさんいただけました。以後小生はこの画家を終生の老師と仰ぐことになりました。この画家に出会えたことを本当に感謝している次第です。
油彩 54x38cm 2016年
今日は大みそかだけど静かに過ごしたいと願っています。一時間ほど掃除に励んでそのあとは佐藤愛子さんの本など読みながらのんびりと過ごします。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。合掌。
oil 26x36cm 2017
この少女は多くの野生動物とすぐに友達になれるという奇才の持ち主でとても有名らしいのです。とても好きな絵の一つだったのですが、今年来日したオーストラリアの友人に進呈させてもらいました。前回来日時に持って帰ってもらった絵がとても好評だったので、今回も絵のお土産となった次第です。僕よりはるかに若い友人だから末永く愛してもらえることでしょう。
前回彼が選んで持って帰り部屋に飾ってくれているのがこの絵です。
2011年3月、僕は日本の原発爆発放射能漏れを恐れて上海へ脱出したのですが、初めて街を見て歩いた時画材屋さんばかりが軒を連ねる通りに出て、その値段の安いことに驚いて即刻これらを買い求めました。手前の簡易イーゼルが日本円で1000円前後、48色ソフトパステルセットがやはり1000円前後、ヒクサ―スプレー缶、スケッチブック2冊、ナイロン筆セット、全部ひっくるめても3000円以内といえばその安さを皆さんにも納得してもらえるでしょう。日本でなら手前のイーゼルだけで一万円以上とられるでしょう。これまではダイソーの100円パステルしか使ったことがなかったのでこの48色セットがとても嬉しく、子供のようにはしゃいで毎日人物スケッチにいそしみました。滞在期間は40日だったのですが、鉛筆スケッチを含め随分の数描きました。本当に紙と鉛筆さえあれば退屈しない経済的な人間なのです。
模写 study wave after Ivan Aivazovsky (1817-1900 ) Russia
oil 54x38cm 2016
昨日は早々と仕事納めをして正午には近くの人工温泉に出かけ腰痛の養生をしてきました。今年はたったの30点しか仕事をしなかったのですが、それでも解放感だけは十二分で、この先何枚描けるのかと思ったりもするのですが、とにかくのんびりと湯に浸って手足を遊ばせているのは、小生ぐらいの年齢に達するとまさしく極楽の感があります。心になんのわだかまりもなくただただ解放感に浸ってるためにはこの絵のように何もない海面の模様が愛おしく思われます。皆様のお幸せを祈っております。合掌。
2024年の筆納め。お世話になりました。