何の蝉だったか忘れましたが(2)

2015年09月25日 | 昆虫
  いわば蝉のミイラです。水分というものがすっかり抜けて、乾燥状態の色彩が残っています。

  腹部は茶色に変色したようです。翅は乾くことによって、人工的な質感をもつパーツに変化しています。このまま、現代的なメガネ・フレームのデザインにでも採用されそうな。


 


  あー、捨てずに取っておいてよかった。ミクロの写真がこれほど感動を与えてくれるとは。

 やはりこれはクマゼミでしょうね、背中の模様と色の名残が、どうもそのように思えます。